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太陽の墓場

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大島渚監督作品。無法の街にはびこる性と暴力が織り成す残酷な青春を描く。

愚連隊信栄会の会長・信(津川雅彦)は、大きな縄張りをもつ大浜組に対抗するため、鉄の規律で子分たちを使い、会を大きくしようとしていた。しかし、小遣い銭欲しさから、ヤス(川津祐介)たちは信の目を盗んで、花子(炎加世子)たちが行う、日雇いたちから血を採る商売を手伝っていた。

詳細情報

音声言語
日本語
制作年
1960
制作国
日本
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公開開始日
2014-07-04 15:00:00
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太陽の墓場の評価・レビュー

3.7
観た人
508
観たい人
413
  • 3.0

    ossiさん2022/01/21 22:50

    華やかな都会の隣にあるドヤ街の人々と愚連隊の話。

    凶暴な男達を啖呵で威圧する炎加世子。
    尖った眼差しが印象的。
    対照的な性格の佐々木功の弱さや優しさに惹かれるけど、生き残るために別の道を選択する。

  • 2.0

    花とみつばちさん2021/12/18 20:55

    大島渚の映画を観たくなくなった。
    若い頃の佐藤慶と津川雅彦はだいすきだったのに…
    キャストが豪華過ぎて、愚連隊、手配師、売春婦、女衒で生活をたてる釜ヶ崎の人々には見えない。
    釜ヶ崎の雰囲気作りに安易に通天閣いこーる釜ヶ崎は止めて欲しい。
    途中でやめちゃった…

  • 3.5

    だすぷーちんさん2021/12/01 13:09

    顔触れは豪華。ヘッドラインに出てないチョイ役で、田中邦衛さん、佐藤慶さんとか。永井一郎さんとか。
    松葉杖で、女の子をしばきまくる鬼畜な女衒に戸浦六宏さん。

    この頃の津川雅彦さん、まだお芝居は上手じゃなくてぎこちない。

    他、目を引くのは、なんといっても新人の佐々木功!!

    すごい美少年。

    ジャニー喜多川さんが、先に出会ってたら、ヘイユーうちにおいでよ!と、手どころか、◯◯◯まで出してそう。

    肝心のストーリーは、評価が分かれるでしょう。

    大阪の、あまり柄のよくない、愚連隊の人達が繰り広げる、クライムムービーです。

    女子高生を凄い角度で、崖からつきおとしてたり、いろいろとヤバいシーンも多く、クリスマスで、かぽーが楽しめる映画では無さそう。

  • 2.3

    ルチアさん2021/11/29 21:13

    ロイヤル劇場 昭和名作シネマ上映会にて鑑賞

    大島渚監督で、ヌーヴェルヴァーグ作品と来れば、これはもう、私のような凡人には、だいたいがよく分からないつまらない映画と相場は決まったようなもので、いわゆる芸術性だとか、映画マニア的には評価が高いものは、なんともあれなので、そう思って鑑賞しました。

    結果、90分弱の長くない映画なのに、長く感じる、まあ、そんな予想通りの映画でした。

    ただ、個人的には、この映画はずっと観たかった映画で、大好きなささきいさおさんの出世作という事で、40年以上前にこの映画の存在を知ってから、機会があれば観てみたいものだと思っていた念願の映画だったわけです。
    それが、こうしてスクリーンで観れたのは本当に嬉しいものです。

    いやぁ、カッコいいですねぇ、今もカッコいいけど、当時も本当にカッコいい。
    和製プレスリーとしてデビューした彼ですが、この映画の中の彼は、むしろ和製ジェームスディーンという趣き。
    さらには、ちゃんと歌唱シーンまであって、その歌声は当時から変わらないですねぇ。
    ささきいさおさんのファンは観るべき映画ですね。

  • −−

    MayukoSugiyamaさん2021/10/12 01:57

    津川正彦の貫禄と色気もすごいんだけど、佐々木功かっこよかったなあー。
    (さすがの歌声だったけどあれは要らなかった)

    でもなにより、ヤクザ、売血屋、売春婦しか出てこないこの映画のなかで暴力団同士の間をいったりきたりしてたくましく生きる花子が光る。
    この時代の女の諦念と突き動かす情念のようなもの。

    戦後の釜ヶ崎の退廃的この上ない空気感と暗さ、それなのにどこかそこに諦め切っていて生き延びるしかないと割り切る人々の生活、
    色情めす市場に共通するこの雰囲気が好き。
    ここにおるやつに名前なんかあるかいと、死んでもなお罵倒され、ロシアが襲撃してこようがこまいがもはやなにも変わらない地獄であるなんて、こんな状況が日本で起きていた過去がたしかにあり、なお西成は進化しつつも独特の空気を残してる。
    今も昔もすぐ火事になるし、怒りのエネルギーがすごい。

    星野リゾート建設反対派なのでできる前にあいりんは訪れておきたい地の一つ、必ず茶化しているように捉われないようにしないといけないから難しい.

  • 3.9

    oVERSONさん2021/10/06 10:29

    この画ヅラの汚さは賞賛に値する。ただ、話の進む方向が見えづらく運びがもっちゃりしている。
    2021-422

  • 5.0

    LeShinjiさん2021/08/26 01:05

    池袋の映画館でこの映画をはじめて観た時は、文字通り度肝を抜かれました。どのカットも戦後日本社会への遣り場のない怒りが溢れている。怒れるシネアスト大島渚、面目躍如の一本だと思います。

  • 4.1

    ポンドさん2021/08/19 17:31

    突き落としのシークエンスのカメラの動かし方、幼馴染のシーンから次のシーンまでBGM混ざるの好き。
    本当は怒ってないけど立場上仕方なく怒鳴る演技がいいっすね。

  • 3.8

    くろねこコロちさん2021/08/01 21:16

    マル秘色情めす市場もそうだけど、ザ、戦後の大阪の風景が好き。

    まだごちゃごちゃ建物が建ってなくて、空き地も適度にあって、通天閣や煙突が素敵で、そしていい意味で下品。

    たまらん感じの景色がてんこ盛り。

    ちょっとしか出てこないけど、左卜全の佇まいってホントにたまらんです。

  • 5.0

    ルサチマさん2021/06/29 12:44

    西成のあいりん地区に存在する食堂で複数の日雇い労働に従事する老若男女が座席の境界を越えた会話の応酬をしたのちに慌しく席を立つ。ワンカットの中で全ての世界が表象されている卓越したフレーミングと導線設計、そして俳優の身体をねじった身振りの連鎖の鋭さに、何が起こっているのか全く理解が出来ず、繰り返し観てしまった。

    映画における労働として例えばジャン・ヴィゴの『新学期・操行ゼロ』を重ねてみる。
    宙に舞うドキュメント(文献)のシーンを観て、ヴィゴの枕の中の羽毛が宙に舞うショットを彷彿とさせられるというだけでない。
    もちろん大島渚の今作には新学期を迎えて憂鬱になるような子供の姿は見当たらない。しかしそれでもヴィゴ的だとするならば、そこにはクソみたいな規則に塗れた学校生活(行政)を敵対視する代わりに、学生たちが自ら主体となって学園生活の変革を願う姿勢そのものの批評性が『太陽の墓場』の労働者たちの生々しい肉体を通じて表象されている点にあると思う。

    日雇い労働者たちは自らの肉体さえも差し出せなくなった果てに自らの血と戸籍を画面上の赤として差し出すが、その赤さはゴダールがかつて語っていたように血統という伝統から断ち切られた単なる赤さとして画面に存在する。リアリズムはそこには全く見出せない代わりに、あらゆる労働者が一緒くたに同じ赤を提示してしまったこと。彼らが個としての戸籍や血統がどこにもない存在であることを画面上の赤さは色濃く物語る。

    そして映画のタイトルとして掲げられている太陽は、彼らが労働し、闘争する昼間の時間の象徴として存在する代わりに、太陽が消える夜は生の営みとして男女が繋がりあったり、飯を食べることが印象的だ。
    しかしながら映画の後半の夜(太陽が墓場へと沈む時間)は最早、生の営みというよりも死の営みとしての側面が強められ、クライマックスの闘争へと結ばれていく。

    そのとき、労働者たちが自ら生活圏を変革することを願うヴィゴ的な希望は、彼ら労働者同士が殺し合いの中で犠牲を生まざるを得ないことを客観視させられ、生への営みそのものがいかに困難な存在であるかを露呈させる。

    今考えられることとして、この映画の成り行きの予兆として確かに存在した、この映画の食堂シーンで何が起きていたか、繰り返し検討し、観察していくしかない。

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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