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生きものの記録

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水爆の恐怖を凝視する男……果たして彼は真実の狂人なのか!? 反核のメッセージを色濃く出した野心作。

鋳物工場の経営者・中島喜一は、家族全員でブラジルに移住しようと、突然言い出す。原水爆と放射能に対して被害妄想に陥った喜一は、地球上で安全なのは南米しかないと主張。財産を処分してまで実行しようとする喜一に家族は猛反対、法律に訴えてまで阻止するが、追い詰められた喜一は驚くべき行動に出る……。製作当時、米ソの原水爆実験が激化。“核”に対する恐怖を軸に、反核のメッセージを色濃く出した野心作。三台のカメラで別々の角度から同時に撮影するマルチ・カメラ方式を採用。俳優たちにカメラを意識させることなく自然な演技を引き出し、深刻なテーマにより現実味を持たせ、現代の恐怖を突きつけた。

この予告編は本編の冒頭映像となっております。

詳細情報

音声言語
日本語
制作年
1955
制作国
日本
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公開開始日
2015-04-22 15:00:00
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生きものの記録の評価・レビュー

3.9
観た人
1346
観たい人
1205
  • 3.9

    エノモトさん2021/11/30 00:11

    冷戦期の原水爆実験が繰り返されていた時期、日本は危険だからと南米へと移住しようとするおじいちゃんとその家族の様子を描いた社会ドラマ。

    途中までは南米移住なんて馬鹿らしいと思っていましたが、「こんな時世に正気でいられる我々がおかしいのか」この一言にハッとさせられます。

    今の日本は、時代遅れの防衛技術しかなく、明確な安保戦略も定まっていない中で、中国や北朝鮮の脅威は増し続けている。国や兵器は違えど当時とかなり似ている状況にあると言えると思います。それなのに先日の選挙でも話題になることもなく、党によって方針が違ってなかなか方向性すらまとまらないし国民の関心も決して高くない。おじいちゃんには今の日本にも喝を入れて欲しい。

    果たしてこんな日本で正気でのうのうと生きていていいのか、50年以上前にこんな明確なメッセージを映画にした黒澤明監督はやっぱりすごい。

  • 5.0

    qqfowlさん2021/11/29 19:11

    私が今生きてるのは、こういう危険に敏感な人のおかげなんだと思った。
    知ってる人で、おじいちゃんが太平洋戦争で、南方の戦線から逃げて帰ったという人もいる。
    今コロナでいろいろあるから余計考えさせられた。

  • 3.7

    ショウジさん2021/11/26 19:47

    原爆や水爆の被害から逃れるべくブラジルに移住しようとする父親と、頑なに移住を拒む家族たちの様子に、最初は「なんて身勝手な父親なんだ…」と思いながら観ていたのだけれど、最終的に自分勝手だと詰る家族たちの方が自分のことしか考えていないという皮肉な映画だった。志村喬演ずる歯科医が唯一の良心…人間は自分の考えとか判断を常に疑わないと駄目よね。

    後ろの方で精神科医が言う
    「この患者を見ていると、なんだかその、正気でいるつもりの自分が妙に不安になるんです。狂っているのはあの患者なのか、こんな時世に正気でいられる我々がおかしいのか」
    という台詞を聞いて、『スパイの妻』の最後の方で蒼井優が笹野高史に言う台詞を思い出した。あれはもしかしてオマージュだったのかも…

  • 3.8

    orixケンさん2021/11/26 19:19

    U-NEXTでの黒澤配信がもうすぐ終わりのため久しぶりに見てみた。黒澤が家族を撮るとこういう映画になる。特殊な家族で小津のように普通にある家族を切り取った物とは全くテイスト違う。
    不安感と家族を守らなければいけないという責任感に押しつぶされてしまう様子が全編にあふれている。
    自分の思い通りに生きてきたのに、妄想ではあるが生命にかかわることで家族に反対され、それへの怒りと苦しさそしてそれを突き抜けた後の最後の様子に至るまでの演技が素晴らしかった。
    ストーリーはそれほど複雑ではない。

  • 4.1

    吉永響さん2021/11/22 15:58

    これは今の時代にも通ずるものがあると思う。原爆や水爆が怖いと本気で怯えている爺さんを側から見たらただの気狂いにしか見えないかも知れないけど逆にこんなに危機が迫っているのに正気でいられる人間たちの方がよっぽど気狂いなのかもしれない。

  • 4.2

    kazu1961さん2021/11/16 20:46

    🔸Film Diary🔸
    ▪️本年鑑賞数 :2021-668 再鑑賞
    ▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

    🖋黒澤明が正面から反核を描いた作品。三船敏郎のエキセントリックな演技と、強烈なインパクトと余韻を残したラストが心にずっしりと重たさを残します。『黒い雨』(1989)と並んで反核映画としては最高峰の作品ではないでしょうか?!

    🖋作品が作られた時代背景、米ソの核軍備競争やビキニ環礁での第五福竜丸被爆事件などで目一杯加熱した反核世相に触発され、原水爆の恐怖を真正面からとらえた異色の黒澤作品。『ゴジラ』もこのような世相で作られましたが、その翌年に本作は作られました。“既に起きると分かっている危機からどうして逃れようとしないのか!!”こんなメッセージがズシンと伝わってきます。

    🖋そして主人公の原水爆の恐怖に取り憑かれた60歳の老人を演じたのは、当時35歳の三船敏郎。モノクロに助けられてる感はありますが、それでもその特殊メイクの素晴らしさや、三船敏郎のなり切ったエキセントリックな演技が心に残ります。当時50歳の志村喬の横に並んでも全く違和感のない演技はさすが三船敏郎です。

    🖋そして前述の強烈なインパクトを残したエンディング。ここでも三船敏郎演じる老人の原水爆に取り憑かれた哀れさと同時に共感せざるを得ない恐怖の事実、そして良いを残すラスト。。。これらがより間接的に原水爆の怖さを考えさせられます。

    🖋時代的には“早すぎた傑作”。興行的には芳しくなかったようです。なので、黒澤監督自身も「自身の映画の中で唯一赤字だった」と語っていて、その理由について「日本人が現実を直視出来なかったからではないか」と分析しているんですね。(参考:Wikipedia)

    😨Story:(参考:allcinema )
    町工場を経営する財産家・中島喜一は突然、原水爆とその放射能に対して強い恐怖を抱くようになり、地球上で唯一安全と思われる南米ブラジルへの親類縁者全員の移住を計画する。しかし、このあまりにも突拍子もない行動...

    🔸Database🔸
    ・邦題 :『生きものの記録』
    ・原題 : ※※※
    ・製作国 : 日本
    ・初公開 : 1955
    ・日本公開 : 1955/11/22
    ・上映時間 : 103分
    ・受賞 : ※※※
    ・監督 : 黒澤明
    ・脚本 : 橋本忍、小國英雄、黒澤明
    ・原作 : ※※※
    ・撮影 : 中井朝一
    ・音楽 : 早坂文雄
    ・出演 : 三船敏郎、清水将夫、千秋実、青山京子、志村喬、三好栄子、東野英治郎、千石規子

    🔸Overview (参考:映画. com)🔸
    一貫して反戦を訴え続けた黒澤明監督が、原水爆の恐怖を真正面から取り上げた異色のヒューマン・ドラマ。町工場を経営する中島喜一は原水爆の実験に脅威を感じ、地球上で安全な場所は南米しかないと考え、家族にも相談しないで南米への移住を計画。しかし息子たちは父の計画に猛反対し、中島を裁判にかける。次第に孤独に追い込まれていく中島がとった行動は・・・。当時35才の三船敏郎が、メイクによりみごとに70過ぎの老人を熱演。

  • 4.0

    だっしさん2021/11/13 23:09

    この作品は現在の世界が抱える問題全てに当てはまると思う
    今の日本で言えば若者の選挙の投票率の低さ
    自分とは関係ないとは思うのではなく
    全ての事柄に対して深く考える責任があると思う

  • −−

    Reoさん2021/11/08 23:08

     先の見通せないリスクに狂ってしまう人間模様は今もあるあるだけど、どこか滑稽なのにまともに見えてこなくもない異様な説得力がゾクゾクします。ラストの三船敏郎とかギョッとする雰囲気があって完全に自分と別の境地に行ってしまった感があり、話しかけられた時にぬらぬらの顔に光が当たるところとか本当に怖い。その後の階段の画、精神的な隔たりを感じるだけに登る人物もいるのがまた不穏。

  • 4.2

    アラシサン弐さん2021/10/25 22:35

    行き過ぎた不安と心配に飲み込まれてしまった老人と、巻き込まれる周囲の人々を描く。
    水爆の恐ろしさを直接的な描写ではなく、「水爆が恐すぎて正気でなくなる人」を見せることで伝えるという秀逸な作品だと思う。

    水爆という誰しもが普遍的に恐怖を抱くものが原因だからこそ、誰しもがこの老人のようになる可能性がある。

    コロナ禍でも大勢いたであろう、間違った恐がり方で暴走して破滅してしまった人。きっとそれに近いのだと思った。

    大部分の人だって、別に恐怖を感じていない訳ではないことが描かれているのも良かった。誰でも分かる恐怖の対象があったとしても、ブラジルに逃げるとか地下を掘るとか、生活を大きく変えるようなことはしない。「恐いけどどうしようもないし」を抱えて大多数の人は生きていく。
    劇中でもあった台詞、「狂っているのはあの老人か、それとも恐怖を分かっていながら正気でいられる我々か」
    このコロナ後の世界にもきっと通ずる。

  • 3.8

    Akiyaさん2021/10/13 09:14

    戦争はダメだ、核兵器はダメだ、水爆はダメだ…
    よく言われる事だし間違い無い。
    ただ生活の中に実感がない今だからこそ
    こう言った作品を見る意味意義を感じられるように思う。三船敏郎凄い。

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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