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きみはいい子

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かつて子どもだった、すべての人に…。モントリオール世界映画祭最優秀監督賞、呉美保監督最新作。

まじめだが優柔不断で、問題に真っ正面から向き合えず肝心なところ一歩を踏み出すことができない新米の小学校教師・岡野。近所のママ友たちとの表面的な付き合いの陰で自分の娘に手をあげ、自身も親に暴力を振るわれていた過去をもつ雅美。他人と会話をかわすのは、登下校の途中で挨拶をしてくれる名前も知らない小学生のみ、最近感じはじめた認知症の兆しにおびえる独居老人・あきこ。とあるひとつの街に暮らし、さまざまな局面で交差しながら生きているおとなと子どもたち。悩みや問題を抱えて生きる彼らが、人と人とのつながりに光を見いだし、小さな一歩を踏み出していく。

詳細情報

関連情報
原作:中脇初枝「きみはい子」(ポプラ社刊)
音声言語
日本語
制作年
2015
制作国
日本
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公開開始日
2016-03-25 15:00:00
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きみはいい子の評価・レビュー

3.9
観た人
18826
観たい人
19646
  • 3.8

    まささん2021/06/20 20:39

    人はそれぞれにいろんな生きづらさを抱えている。その傷みをこらえたり、苦しんだり、悲しんだりしながら日々をなんとか生きている。その生きづらさへの気づきや何気ない関わりのある優しい社会でありたい。か細い力しかない俺だけど、誰かの日々に少しでも光や温かみを当てることができるといいな、なんて思う。

  • 4.0

    わたがしたんぷぷさん2021/06/19 02:11

    児童虐待をテーマとした原作を映画化した作品。とある新興住宅街。さまざまな問題を抱える人々が日常を過ごしながら少しずつ前に進む物語。

    誇張されていない日常だと思いました。新米教師、上部だけのママ友、一人暮らしのおばあちゃん、自閉症の少年、暴力でしかしつけられない母親、学校に苦情を入れる母親、騒がしい子ども達。街中に溢れている人たちだと思います。

    特に虐待をしてしまう母親とママ友のお話が良かったです。自分も虐待されて育ったのでしている側が苦しんでいるシーンは考えさせられます。こんな風に助けてくれる人に出会うのは奇跡のような話で良かったです。

    抱きしめてもらうという宿題も良かったです。初めて恋人に抱きしめられたときびっくりするくらい安心したのを思い出しました。おそらく彼には出来ない宿題をやってくると言った少年のシーンで苦しくて泣けてしまいました。

    子供の成長過程で何度も観たくなりそうです。みんな少しずつ前に進む前向きな映画でした。どうにもならないこともあるけど今より成長しているならそれでいいと思えました。

  • 3.9

    fumikoさん2021/06/18 22:21

    グサグサ刺さった。
    社会問題になっている要素を
    これでもかと多方面から詰め込んだ事によって
    この社会のどこかにいる人達を描いたかのように
    リアリティに溢れている。
    だからこそ見る人によって刺さるエピソードは違えど
    なにかしら目を背けたくなる部分が
    あるんじゃないだろうか。

    問題に真摯に向き合っていかないと
    手遅れになることもあると
    提示されている気もする。心が試される。
    ラストシーンはそんな要素を感じた。

    他の方のレビューでもちらほら見たけれど
    子役が皆すごい。だから尚更リアルに感じる。
    尾野真千子演じる母親の虐待シーンは
    辛すぎて辛すぎて涙ボロボロ溢れた。

    この社会のどこかにこんな人がいたら
    分かってくれる人が1人いるだけで
    救われるだろうと救われてほしいと
    そう願わずにはいられない映画でした。

  • 4.5

    大橋サロさん2021/06/17 16:36

    「いい子」とは何なのだろうか。
    誰がどう見ていい子であればいいのか。

    桜の花びらはゴミであるか。
    桜の花びらに感じる気持ちは、無いようで感じられるプラスの感情があることに盲目的になってしまっていないか。
    この気持ちに対し、ゴミだとする気持ちの抑圧に苦しめられる日々が続いてしまっていないか。

    気持ち、興味、思いは常にどこかに向かっている。そのベクトルを抑えることが正しい事ではなく、その向かっている力を大事にしてあげること。それによって世の中の「いい子」が現れる。
    目に見えなくてもこの空気には愛の含蓄があるべきで、それを吸ってみな生きている。
    愛は愛によって生まれ、愛によって愛が育つ。
    届けられない愛はまた愛で挽回すべきである。

    様々な問題に対する難しさに答えがあっても
    瞬間瞬間で模範解答など意味が無い状態になってしまう。1度向かい合って自分に聞いてみたい。足を止めることで鍛えられる筋力があると思う。

  • 4.2

    bluemercenaryさん2021/06/16 10:14

    自尊感情を育む事
      ―――自分を認める事。
      ――――自分を認めてくれる人に出会う事。 
      ――――居場所が有る事。

    大人のする事
      ―――"寄り添う"事。
      ―――"肯定する"事。

    特別なことなんて何もない、一緒にいること。
    そそぐ、見つめる、受け止める、思いやる・・・・・

    愛情を注ぐ事は特別な事ではない。
    だけど至難ですよね。

    綺麗事じゃない。
    でも普遍な事。
    劇中の岡野先生並に“はっ”と気が付いて、ちょっと“うるっ”ときて、“ほっ”と心が温かくなったのは俺様。
    仕事でいつも心がけてる事だけど、改めて気づかされて、涙腺より心が先に一杯一杯になった。

    監督は「そこのみにて光輝く」の呉美保。
    作品からのメッセージは、“映画というフィクョンだけど現実に繋がって欲しい”
    これですよね。

  • 3.0

    Taulさん2021/06/15 00:32

    『きみはいい子』3つのエピソードで描かれる身近にある闇。幼児虐待、教育現場の不条理、高齢化する孤立。執拗な描写とヨーロピアンビスタの閉塞感もあってか辛さが溜まる。でも人との触れ合いで生まれる希望への反転。緩慢さと感受性への訴え方が気になったが考えさせられる内容で余韻もいい。

  • 4.2

    mさん2021/06/14 22:25

    小さいとき突然お母さんに抱きしめられたことがあって、その時とても胸がきゅうっとなったのを思い出した。今度は私がお母さんを抱きしめたいな

  • 3.6

    みなみさん2021/06/13 10:46

    かなり考えさせられる映画だった。
    皆どこかに悩みや寂しさを隠して生きている。
    宿題の感想を言い合うところは、自然体で印象に残った。
    誰と比べるのではなくもっと自分自身も他人も許して愛情深く生きていけたら素敵な世の中になりそう。

    そんな映画でした。

  • 4.0

    kichimaruさん2021/06/12 09:36

    ものすごく良かった。
    尾野真千子、池脇千鶴の演技の素晴らしさよ。
    尾野真千子のあの怒りに満ちた目は見るたびにゾクっとする。
    池脇千鶴の子供を面倒見る手の動きや仕草が本当にリアル!
    2人のやり取りに泣けた。
    同じような傷のあるもの同士はきっと何かのきっかけで近しくなり分かり合うものなのだろうなぁと。

    アパートで暮らす生徒が宿題に対して泣いて覚悟を伝えて教室を去る姿は残酷なようにも思えた。

    全体的に考えさせられるエピソードに溢れていた。

  • 3.8

    dragon01さん2021/06/11 11:36

    なかなか考えさせられる映画🎬
    新米教師の奮闘
    子供を叩いてしまう母親
    痴呆気味の孤独な高齢者
    障害を持った子の母親
    それぞれの悩みや苦悩は本当に考えさせられる。
    宿題のシーンは印象的✨✨✨
    尾野さん、池脇さんの演技は素晴らしい😊
    特に池脇さん…
    あんな母ちゃんっているよなあって思うくらい
    必ずいる母ちゃんだった💦

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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