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火の山のマリア

G
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火山のふもとに暮らすマヤ人のマリア。自らの運命にあらがう魂は、やがて新たな生命をはぐくみ、聖なる大地に祈りを捧げる。

17歳になるマヤ人のマリアは、農業を営む両親と共に暮らしていた。一家は貧しく、作物を収穫できなければ借地を追い出されてしまう厳しい境遇におかれていた。そこでマリアの両親は、地主のイグナシオにマリアを嫁がせようとする。しかし、マリアはコーヒー農園で働く青年ペペに惹かれており、ある日、彼の子どもを宿してしまう。

詳細情報

原題
IXCANUL/IXCANUL VOLCANO
音声言語
スペイン語
字幕言語
日本語
制作年
2015
制作国
グアテマラ/フランス
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公開開始日
2016-09-01 15:00:00
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ヒューマン洋画ランキング

火の山のマリアの評価・レビュー

3.6
観た人
556
観たい人
680
  • 2.9

    Ayakaさん2021/02/22 18:12

    グアテマラの山岳地帯を生きる人々の現実を突きつけられる。山岳信仰も細部に描かれ、当人たちの暮らしぶりを垣間見る。

    グアテマラは短期で住んでいたこともあり、スペイン語留学で今もお世話になっている国なので、この国に蔓延る諸問題との向き合い方をずっと模索してる。グアテマラコーヒーを飲み格安スペイン語授業を受けている私みたいな人間は確実にこの国を搾取してる側の人間だから。

    正直、迷信に踊らされ最後は街の病院に走るアホさ加減には心底驚いた。スペイン語もわからず、電気もガスもない生活。決して絵に書いたような山岳生活、放牧生活をしてるわけでなくしっかり資本主義経済に潰されてる。彼らの素朴な暮らしから、グアテマラの社会問題を痛烈にみた。
    グアテマラはマヤ系先住民族が人口の46%、(混血を含めば半数を優に超える)22のマヤ言語を有す国。フエゴ火山の噴火により多くの山岳地域で暮らす先住民が命を落としたことは記憶に新しい。
    先住民の伝統文化が失われつつあることについて。美しい刺繍が施された民族衣装は観光客の目を引くけど、教育問題、性差別問題、貧困..数えきれないほどの苦いテーマが見え隠れしてる。若いマリアが親たちのように熱心に祈るシーンはない。
    力強くまとめ上げた良作だけど、苦しくなった。
    そしてグアテマラ映画初めてみた

  • 3.0

    てぃださん2020/11/21 17:00

    グアテマラ映画
    はおそらく、初。


    赤ん坊が
    実は死んでない
    って分かるあたりから
    やっとこさ面白くなる
    が結局どうなのかこうなのか

    豚を欲情させるために
    ラム酒を
    飲ませるとこ、笑った

  • 4.4

    Toccoさん2020/09/17 10:09

    ずっと観たかった作品。なんで今まで観なかったんだろう、、この国に長期間滞在していた身としては、全てに共感できて苦しかった。それを現地の人目線で描いてあるから。
    伝統への尊敬の意、家族愛、貧困、言葉のギャップ、アメリカへの憧れ。お母さんが警察に懇願するシーンとか、きっと日常茶飯事なんだろうかなぁ、、

  • 3.0

    aoaoさん2020/08/01 18:40

    若いマリアの視点から描いた、ある民族の日常。
    部落の記録映画として観ておきたい

    親子の愛が感じられた。
    勝手に妊娠した娘に手を上げない。日本とは違う。

  • 4.0

    映画系女子さん2020/07/30 00:19

    こういう映画を通してその地に住む人々の生活を
    垣間見れる作品がとても好き

    住む場所は違えど
    母の愛は普遍的

  • 3.0

    kazさん2020/07/28 07:00

    初のグアテマラ映画鑑賞。
    (そもそも今作が初めて日本で公開されたグアテマラ映画らしいけど。)

    グアテマラの位置も初めて知る。メキシコの下らへんか…っていうかメキシコの位置自体も間違えて記憶していた事に気付く…😓

    何はさておき、映画自体は決して面白いという訳ではないんだけど、こういう世界もあるのか〜という視点としては面白かった。

  • 4.5

    Ohtzcaさん2020/05/02 23:31

    かなりの良作だと思います

    グアテマラの山岳地帯に暮らす貧しい農民の娘であるマリア

    これは少女が女性へと変わりゆく季節の中で、古い慣習や価値観、偏見や貧困から抜け出そうと必死でもがきながら闘う姿を描いた物語

    終盤、持つ者が持たざる者から、あまりにも酷い搾取を行う場面で、憤りと悔しさで涙が溢れました

    また、グアテマラがこのように多様な構造の国だとは今まで不勉強で全く知らずにいて、コーヒーの産地ぐらいの認識しかなかった無知な自分を恥じました

    少しテイストは違いますが、『ヴァージン・スーサイズ』や『裸足の季節』に心動かされるなら、観ておいて絶対に損は無いのでは、と思います

    とても良い映画です

  • 3.9

    ひでGさん2020/01/23 18:55

    グアテマラ映画を初めて観る!

    いろんな国の映画を観ることで、
    全く行ったことない、行くこともできない国の人々の生活や人生を垣間見ることができる!

    映画って、素敵だな〜!

    観終わった後、改めて地図帳で、グアテマラの場所を確認した。

    なるほどねー!

    メキシコの南。
    国土の大部分が山地、山脈

    劇中、マリアをはじめ村の若者たちがアメリカについて話す内容。

    「アメリカにはクルマがたくさん走ってるらしいぞ。」など、まるで月の世界を語るような感じ。

    現実にそこに住むってイメージや知識はまるでない。夢のまた夢。
    だって、アメリカにたどり着く前に、 
    長い、ながーいメキシコを抜けないといけないのだから。

    異国の作品を観る時、日本との比較ができるのが楽しい。

    本作、火山の村に住むマリアたちの生活は外見は随分、日本と違うように見えるけど、

    地主に搾取され、土地に縛られるだけの小作農、
    親が決めた縁談など、戦前の日本の農家と同じだと思った。


    だが、この作品は、後半、日本の戦前の農家やひょっとしたら今の日本や先進国の思考とは違う姿を見せてくれ、それが本作の骨になっていると感じた。

    それは、いろいろ言うけど、いざとなったら、娘のために全力で行動する「闘う母」

    決して耐え忍ぶだけでない、個人としての力強さをマリアの母から感じることができた。

    そして、この作品の宝!

    それは、今の私たちが忘れがちな、
    「生命への畏敬」

    後半、村全体である葬儀をするのだか、
    そこには、マリアやマリアの家族や村の人々の、「生命への畏敬」を強く読み取ることができる。

    ヘビを怖がり、火山に手を合わせ、死を悼む

    私たちが忘れていることを静かに語ってくれている、

    ラストのマリアの表情は、どのように読み取ったらいいのだろうか。

    自分の思いと家族や村の現実のギャップ
    自分の思いさえ、きちんとしたものなのだろうか、

    前述したように、まだ夢や憧れをかたちにする以前の立ち位置なのかもしれない。

    いろんなことを考えさせてくれる秀作だ!

  • 3.0

    ダイヤモンドさん2020/01/19 11:52

    神とも言える大きくて黒い火山と共に生きてきた少数民族にとって、男女不平等や封建的な搾取、それに迷信はさしたる問題ではないのか_。

    映画が投げかけるそれらの問題はいまの日本・韓国や欧米諸国からみれば、旧弊の最たるもの。でも彼らはそれらに苦しめられながらも、逃げ出そうとしないばかりか、その土地を愛し、誇りに思う。ある種健気とも映るその姿を微笑ましく思う一方で、時代にそぐわない旧弊や土地の言葉しか話せないことによる不都合(秘密裏に人身売買が行われた)に同情しつつ、苛立ってしまう。
    変わってほしい。けど変わってほしくない_。
    観た後、そんな気持ちになりました。

    冒頭とラストは少女マリアが婚礼衣裳を身にまとうシーン。これからも「歴史は繰り返す」という意味でしょうか。

  • 3.8

    キョン太さん2020/01/11 20:31

    悲しいよなあ。
    人の命はみんな同じ21グラムなのかもしれないけど、生まれた国、地域、家庭で辿る道筋はまったく変わる。

    清潔で安全な家とか、毎日通う学校だとか、大人になってどんな仕事に就くとか、とにかく日々、命の心配がないってだけでも贅沢なんだろうな、本来、人間って。

    これだけのテーマをぎゅうっと詰めてあるのに、短い時間でまとめてあってすごい。
    人生が満たされてないと思い詰めている人は見てみるといいかもしれない。

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評価・レビュー

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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