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緑はよみがえる
G- 字幕
世界の巨匠エルマンノ・オルミ監督が、父から託された戦争の記憶を雪のイタリア山中に映し出す。
1917年冬、第一次世界大戦下の北イタリア。イタリア軍とオーストリア軍は、塹壕を掘って対峙し、戦いは膠着していた。そんな前線にある日、まだ少年の面影を残す若い中尉が送られてくる。想像とは違う戦争の恐ろしさを前にして、彼は母への手紙をこう綴る。「愛する母さん、一番難しいのは、人を赦すことですが、人が人を赦せなければ人間とは何なのでしょうか」と---。
詳細情報
- ジャンル
- 洋画
- サブジャンル
- 歴史・戦争
- 監督
- エルマンノ・オルミ
- 脚本
- エルマンノ・オルミ
- タグ
- 戦禍
- 原題
- Greenery will bloom again
- 作品公開日
- 2016-04-23
- 音声言語
- イタリア語
- 字幕言語
- 日本語
- 作品公開日
- 2016-04-23
- 制作年
- 2014
- 制作国
- イタリア
- 公開開始日
- 2017-08-04 00:00:00
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歴史・戦争洋画ランキング
391
687
-
3.5
ほぼ初オルミ。タイトルから予想できなかった塹壕戦映画で焦る。映画は体感するだけのものではない、という当たり前のことを思い出させる臨場感より端正で丁寧に被写体に向けらたカメラが安っぽくなくていい。
-
3.5
学生の4年間、教授に「観なさい」と言われ続けた。卒業して3年が経った今、やっと観賞。
「戦争とは休むことなく世界を歩き回る獣である」
人が始めたはずの戦争は、やがて人の手には負えなくなってくる。残酷で救いの無い戦争というものをとても印象的に語っていた。
人が人として死ぬことも叶わない戦場、終わりの見えない兵士たちの日常は暗く冷たい。
それでも兵士たちは、戦いのなかで互いを思い、遠くで自分を待つ誰かを想う。そして、銃を向けてくる敵を許せるかと自らに問い願う。
激化する戦場の最前線での一時の時間軸の中で、人間をとても尊く感じた。
『緑はよみがえる』
観終わって改めてタイトルをみると、言葉では表せないが、とてつもなく豊かな"生"を祈りたくなる。
-
3.1
巨匠エルマンノ•オルミ監督作。浅学の為、初見だがアンゲロプロスのように徹底した描き方を感じた。静寂と雪の世界は、暗闇と土で陰惨ながら月の光が所々に見え、性質として無味に思えた。後半役者がカメラ=観客に向かって喋る真意も印象に残り80分とは思えない疲労度。
-
5.0
ラストのセリフ一つ一つがとてもいい。目を見て、セリフが腹の底に響く演出。
この映画では、戦争非経験者が題名から連想する「緑はよみがえる」は全く違う意味合いを持っていて、人によって連想するものが違うことという当たり前の事を思いしらせてくれた。 -
4.0
父の第一次世界大戦の話を映画化したもの。撮影監督は息子。遺作と思ってたらまだこの後もドキュメンタリー撮ってた。
素晴らしい反戦映画。雪の景色の美しさと、砲弾が撃ち込まれるときの臨場感がすごい。音もいい。
-
3.8
〝人が人を赦さなければ人間とは何なのか、、〟
「木靴の樹」のエルマンノ・オルミ監督作品。映像美に関しては言わずもがなかも知れない。第一次世界大戦中のとある雪山(アジア-ゴ高原?)の〝静寂〟と、それをぶち破る〝爆音〟に打ちのめされる!
その山中の塹壕で彼等は疲弊しきっていた。唯一の安らぎは家族から送られてくる〝手紙〟を読む事だけだった。
本作は実際にやり取りされたというこの〝手紙〟をもとにオルミ監督が映像化したものである。そしてそれはオルミ監督の父から受け継がれた〝教え〟であり、その教えは父から子、そしてまたその子(息子であり撮影監督のファビオ・オルミ氏)へと伝えられていくのである!
これらの背景を知る事で〝肉付け〟されていく深み、、ぼんやり眺めるだけでは勿体ない! -
3.5
戦争って、本当にあったんだな。と思った。自分となにも変わらない人たちが、自分と変わらない人達を殺す。そして憎しみが生まれてく。
だけど、どこまでも私たちは、やっぱり心温かい人間で。。
それが、痛いほど伝わってきた。
戦争映画って普通はどれほど人間は残虐で愚かなんだって胸が苦しくなるものが多いけど、この映画は逆で、どれほど人間は優しくて暖かいんだって胸が苦しくなった。心暖まるというわけではなくて、残虐なのとおなじように、暖かさに、胸が苦しくなった。
この映画、すごいな。じわじわじわじわくる。
-
3.8
自然保護ドキュメンタリーだと思っていたけど、見てみたら戦争映画だった。
始まり方が薄暗くていい雰囲気だなーと思っていたらずっと薄暗かった。
銃撃戦とか、無理くりな戦争ヒーローを描いた内容ではない、静かな映画だった。それが良かった。
戦地で寒さと恐怖を耐え忍ぶ兵士たち。命について考える彼らは儚くも生々しい。キツネやネズミや木などに心が動かされている様子にも胸が痛む。
そんな辛い環境にありながら「赦し」についての言及がある。そして最後のセリフからの引用によるメッセージと静かに畳み込む。
短いけれど、十分に伝わる映画だった。見てよかった。 -
3.5
「戦争とは絶えず世界を動きまわる醜い獣である。」
「ここで起きたことは忘れ去られ、誰にも信じてもらえなくなる。」
『緑はよみがえる』なのに、ひとつも緑は出てこない。
それでも最後、このタイトルで締めくくるのだ。これは祈りの映画だ。
誰が誰だかよくわからなかったので、もう一回観たけどやっぱりよくわからなかったので、それはもうわからなくてよいということか。 -
1.7
2019年36本目、3月5本目の鑑賞
戦争映画
タイトルからして環境問題を扱ってる作品かと勝手に思ってましたが、そういうわけではない
撃ちあったりする戦争映画ではなく、塹壕での様子などを描いている
上映時間が短いのは見やすくて良いのだが、内容はなんかありきたりな感もある
戦争映画で反戦を訴えることはとても素晴らしいこと
ただ、そこに強烈なインパクトがないと、ありふれた作品になってしまうのだろう
今作はありふれた作品の1つにすぎなかった
(Filmarksへ)