スープカレー 第10話
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料理研究家・五十嵐(大泉洋)は先週完成させた、具材にこだわった「インド系」スープカレーを、アシスタントの夏川(峯岸みなみ【AKB48】)と一緒に試食するが、妙にそわそわと落ち着かない。
和田(森崎博之)はついに「ひまわり亭」開店の日を迎え、次々に訪れる客たちの様子を不安げに眺める。百貨店の同僚を伴って祝いに駆けつけた若月(入山法子)に和田は言う。「これからだよ…これから」。
パソコンの画面を見つめる浦田(安田顕)の娘・千枝子(伊藤沙莉)に、画面の中から父が語りかける。「お前がどう生きようと、おれは一生、お前の味方だ。」久しぶりに3人が一緒のテーブルに着いた浦田家の朝の食卓で、母の由美(つみきみほ)は娘に言う。「千枝子はお父さんに似て、伝え方が不器用だよ」。
三浦(戸次重幸)が退院して仕事に復帰すると、みのり(渡辺満里奈)の甥のアツシ(西本銀二郎)が、男子生徒を扇動して、優菜(田﨑アヤカ)のファンクラブを立ち上げ、塾は賑やかだった。昼休みの塾の屋上で三浦が弁当を広げようとしていると優菜がやってくる。真っ青な空の下、三浦は自分に言い聞かせるように呟きます。「まだまだ青いな~」。
友人の山下(池内万作)から離婚式の報酬をもらうことができずに落ち込む平目(音尾琢真)だが、そんな平目をあたたかく支える家族に、平目は言葉も出せずに…。
そして、スープカレーを前にかしこまるタキシード姿のアラフォー男5人は、これからもきっと、たくさんのスパイスで自分の人生が彩られることを予感しながら…物語はフィナーレを迎える。
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時間に追われがちな現代で、当たり前の日常を丁寧に生きる京都人。油揚げは馴染みの豆腐屋に買いに行き、井戸水を汲み、火鉢で餅を焼き、割れた食器は金継ぎをして使う。ここちよく生きるためのほんの少しの手間ひま。1,000年の時間の積み重ねが、町の隅々に行き渡っている。古くて新しい京都の町家暮らしで、どこかほっこりと懐かしく、でも誰も見たことのない京都の奥の奥を演出。
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