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極道の門 第二部

G

大義に生きる男の無情―

大阪、昭和46年、2月――。大政組若衆・村田龍治(木村一八)は裁判にて5人斬りの罪が正当防衛と認められ、無罪放免で釈放された。同時に彼は異例の三階級特進の若頭補佐として出迎えられた。しかも若頭・赤垣(御木裕)から村田に死んだ尾形の跡を継ぎ、尾形組二代目組長になることを提案。村田は困惑しながらも、その跡目を受けた。四ヶ月ぶりに事件場所を訪れた村田は龍泉寺の住職・藤村壮海(火野正平)に再会する。そこで村田は、壮海が建てた墓を見て呆然とした。それは自分の名が入った墓だった。壮海の真意とは?また鹿島(下元史朗)から尾形組二代目継承の取持人に築港の大浜組組長・大浜鶴吉(加納竜)を紹介される。しかし村田は大浜が、憎き義道会・太田黒(野口雅弘)を舎弟にしていることで、素直に喜べずにいた。そしてまた、息を潜めていた太田黒が動き出した・・・。

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