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台北ストーリー

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エドワード・ヤン監督×ホウ・シャオシェン主演

台北市内のガランとしたマンションの空き家を訪れる男女二人。女は、ステレオをあそこに、テレビはここに、と夢を膨らませている。男は気のない様子でバッティングの素振りのフォームをしながら「内装に金がかかりそうだ」、「わたし、今度昇進するから大丈夫」。女はアジン。不動産ディベロッパーで働くキャリアウーマンだ。男はアリョン。少年時代はリトルリーグのエースとして将来を嘱望されていたが、いまは家業を継ぎ、廸化街で布地問屋を営んでいる。二人は幼なじみ。過去にはそれぞれいろいろとあったようだが、なんとなく付き合いが続いている。順調に思えたアジンの人生だったが、突然勤めていた会社が買収され解雇されてしまう。居場所を見失ったアジンは、アリョンの義理の兄を頼ってアメリカに移住し新たな生活を築こうと、アリョンに提案する。しかしアリョンにはなかなか踏ん切りがつけられない。ここには少年野球の仲間もいるし家業もある。一度は決心して資金を作るため家も売るが、昔気質のアジンの父親が事業に失敗するとその肩代りに奔走することになる。すきま風が吹き始める二人の間に、ある過去の出来事が重なり、そしてやがて思いもよらない結末が訪れる……。

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台北ストーリーの評価・レビュー

3.8
観た人
3457
観たい人
5619
  • 4.4

    こうもとさん2021/10/11 23:18

    経済的に豊かで未来がある国のように見えるような宗主国もしくは現在ある種支配している国として日本とアメリカがあった時代の話で、それに対して旧植民地で経済的な不安定さと先行きの見えない不安がある国家として台湾のことを見ていて、親の家計にも問題があってっていう中で、アラサーアラフィフくらいの年齢で現実的な人生の先行きも見えなくなってきていてっていう、ある種国単位としても家系としても自分の人生としてもあらかじめプライドを折られている状況で、ひたすら孤独と不安が増幅していくような話だと思った

    困ってるお母さんにお金渡して変えるけどそのお母さんは帰り道分からなくて近くの人に教えてもらう、その直後のシーンでは友達と楽しく飲んでいるっていうシークエンスから辛いくらいあの母娘の繋がりの希薄さ見えた

    前半あまり乗れないまま終わったけど、後半侯孝賢が叫び始めたあたりから一気に掴まれた 暗闇での会話シーン、ラストのビルに映るガラスの感じで道が曲がった状態で繋がってるところをぐにゃん、ぐにゃんって高速で進む自動車のショットとかのその異様さのこの世ならざる感じにより深いかつ物質感のある孤独とか不安が迫ってくる感じ、それに対する恐怖的ななにかを感じた

    人生を変える選択肢がアメリカ移住だったり結婚とか、自分じゃなくて環境を変えることしかなくなる感じ、自分を肯定するものを求めて過去に逃避するけどそれ自体が自己肯定感を破壊する感じにリアルに自分にも迫ってくるものを感じて焦った 最近の俺は間違いだらけだが誰も指摘しないってセリフよ、怖すぎる

  • 3.0

    じぇいらふさん2021/10/06 02:17

    85年の時代を感じさせるメイクファッションのやや研ナオコ入ってるお姉さんと、相手の男優あれ?と思ったらなんと監督ホウ・シャオシェンがガッツリ役者やってる作品。皆んなメガネがデカイ🥸
    劇的なところのないひたすら淡々淡々と進む会話とシーンに、作風とはいえなかなかストーリーが入ってこない😅笑、幼馴染の男女がなんか色々上手くいかないんだな〜位のお話。スパっと終了の音楽がアレかい⁉️と笑

    対象に寄りすぎない客観的でシャープな絵と印象的な自然音。いわゆる台北ニューシネマ。一瞬日本のコマーシャルと野球の録画に⁉️となる。そして富士フイルム☺️

  • 4.0

    rickさん2021/09/14 00:01

    幼馴染で大人になってからもなんとなく付き合いの続いてるアリョンとアジン。一緒に暮らしているわけでもなく、二人とも浮気相手というほどでも無さそうだけど別の異性と微妙な関係を持っていたりもしている。とにかくすれ違い続けで話が進んでいく。
    作中でも言われていたがアリョンはとにかくロマンチストでメルヘンの世界の住人なんだと思う。対してアジンは現実的と言うわけでもないが、人生が悪い方向に行かないようにどこかで自分にセーブをかけているような印象を受けた(これが男女の違いだと言うのも一面的にすぎるけど。)
    ラストシーンはアリョン、映画の観過ぎだよと突っ込みいれたくなった。

    あとはとにかく一つ一つのショットが美しい。富士フィルムとアパートの部屋と。

  • 5.0

    うえすぎさん2021/09/13 14:22

    どんな言葉も誰の心にも響かない。
    欲望に生きることが絶望になってしまう悲しさ。
    詩人みたいな感想になりました。

    エドワード・ヤンの作品は人間の心の奥深くを味わえるものが多いので好きです。でも、一つ気付いたことがあります。最後に主要人物死にがちです。

  • 4.5

    YAZさん2021/08/31 18:31

    エドワード・ヤンの観る
    また観るです

    台北で暮らす幼馴染のアリョン
    とアジンの物語
    リトルリーグのエースとして将来
    有望な少年時代過ごすも人生の
    ピークはそこかものアリョン
    家庭環境に恵まれず辛い少女時代
    もキャリアウーマンとして自立
    した女性に成長したアジンだが

    台北での閉塞感から抜け出し国外に希望
    見出すアリョンとアジン
    二人の関係もボンヤリしていて物語の鍵
    となる人物が唐突に登場し丁寧な説明と
    は言い難いのでそこ見落とすと全体像
    も掴み難いかもの厄介さアリます

    厄介さアリますが二人の関係動かす伏線
    のようでも有るのでクリア出来ると次
    に繋がり二人の感情の起伏にダイレクト
    に影響するという世界に入り込むと
    かなり面白い

    幼少期から抜けきれない二人がベースに
    ありアリョンは自分でも認める正義感か
    ら抜けきれない。この正義感が一番の鍵
    のようで幾つかのエピソードの引き金に
    なり最後は。。。です
    そんなアリョンに振り回されるアジン

    オープニングとエンディングが見た目は
    全く同じでも違う世界に
    俯瞰で撮った夜の台北がとてもキレイ
    日本の広告が効果的に使われてます
    英題(邦題)より原題の方がピンと来る

  • 4.0

    Tラモーンさん2021/08/29 00:54

    初エドワード・ヤン。

    ひたすらすれ違い。
    雑多で活気のある、ノスタルジーとどこかバブルの日本的な雰囲気も漂う台北の街中で、付き合っているとも腐れ縁とも付かないアジンとアリョンのすれ違いの物語。

    バリバリのキャリアウーマンでありながら企業買収により職を失ったアジン。彼女はとにかく前に進もうとする女性だった。アリョンとの関係こそ執着はあるが、2人の未来のため、自分のキャリアのため模索する。

    一方アメリカと日本での仕事を経て台湾に帰国したアリョンは義兄のツテで海外での仕事を得る機会に恵まれつつも一歩踏み出せず、2人の将来を考えようとするアジンとの話にも乗り切れないでいる。

    思えば冒頭のマンションの内見からそうだった。部屋をあれこれこうしたいと持ちかけるアジンに対してアリョンは上の空。
    アリョンが帰国したときから、もしかしたらもっと前から2人はすれ違っていたかもしれない。


    前半で2人がアジンの実家で夕食に呼ばれるシーンは象徴的だった。
    アジンの父親は食卓から自分は一歩も動かず、妻やアジンにビールを取りに行かせる。自分が食卓から落としたレンゲなど眼中になく、当然のように隣に座るアジンのレンゲを使う。アジンは父親の落としたレンゲを拾い、自分で使う。

    後々彼の事業の失敗がストーリーに影響してくるのだけど、この封建的な父親に対する態度が2人の未来をとても象徴していた気がする。

    前に進むため、母親のように安易に家庭に入らずキャリアを積み、自分の将来のためには実の父親の金の無心さえ断るアジン。

    金をせびられ、借金の肩代わりまでさせられても昔から自分を好いてくれているというだけで彼を見捨てることのできないアリョン。

    前に進もうとする女と過去に囚われた男。

    泥臭くても懸命に前に進みたい女に対して、過去のプライドに執着する男は揺らぐばかり。
    アジンが『感情的だった』と謝罪するシーンがあるが、本当に感情的なのはどっちなのか。

    自分を愛してくれる女性の気持ちを素直に受け止められない男の惨めな結末。

  • 4.2

    パイナップルペンさん2021/08/24 16:29

    台湾映画黄金期だ!
    切ない…
    トリビア
    16世紀ポルトガル船員が「イーリャ•フォルモサ(美しい島)」と呟いたことから、台湾は「フォルモサ」とヨーロッパで言われた。
    台北市を特権的な映画舞台へ、同時にコスモポリタン的に捉えながら、経済成長と共に失われていく「フォルモサ」のなかに生きる男女の恋愛が傑作なのは当然だがやー。
    また、スコセッシ監督のおかげで4Kデジタル修復され観れることに感謝!

  • 5.0

    まさおみさん2021/08/22 22:09

    良!コミュニケーション、特に会話の返答だとか反応の噛み合わなさがすごくよい。それと、対象について語る/語らない事とそれが表現として成立するかみたいな所をじりじり試すような感じがあって、なんというかフィクションのありがちなやり口とか根深い西欧的なものの論理性へのアンチテーゼなのかなとと思ったり。

  • 4.6

    和さん2021/08/22 16:47

    アジンもアリョンもどっちもリアルな人間味が出ていて、現実と重ね合わせて哀しくなった。

    私はバッドエンドは好きじゃないんだけど、この終わり方はなんとも言えないけど嫌いではなかった。
    最期のシーンでビルのガラスに映る車の歪んだ流れに惹かれたせいかも。

    あとあと、アジンの妹が可愛かった〜〜〜!

  • 3.5

    myshoeさん2021/08/22 16:09

    ユリイカの台湾映画特集を読み、台湾映画に興味を持ち始めたところ、新文芸坐で偶々上映していたので鑑賞。

    前夜にほとんど眠れなかったせいか、殆ど内容が入って来ず。

    とりあえず、画が綺麗だなー、というのが率直な感想。そして、まず自分は台湾についてもっと学ぶ必要があるのだと感じた。この作品理解には、必要とされる知識や経験を持ち合わせていないといけない。

    ただ、2人は友達なの?恋人なの?
    相関図に関しては、知識や経験の有無を関係なく、何か説明みたいなものがないとわからないよ..

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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