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カブールのツバメ

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  • 字幕

1998年夏、 廃墟と化したカブールはタリバンに占領されていた。モフセンとズナイラは若く、深く愛し合い、日常的な暴力と貧困にもかかわらず未来への希望を絶やすことはなかった。しかしモフセンのある行動が彼らの人生を大きく変えていくことになる。原作はヤスミナ・カドラ著『カブールの燕たち』

詳細情報

原題
Les Hirondelles de Kaboul
音声言語
フランス語
字幕言語
日本語
制作年
2018
制作国
フランス
対応端末
公開開始日
2020-01-17 16:00:00
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アニメーション洋画ランキング

カブールのツバメの評価・レビュー

3.8
観た人
134
観たい人
434
  • −−

    Aさん2021/11/02 22:10

    絵のタッチは美しいのに語られることはあまりにも血生臭く残酷で、見応えはあるけど観ていて胸が痛かった。「逃げるのではなく救いたい」と老人が若い世代に馳せる思いがずしんと響く。遠く隔たった場所にいる人への想像力と他人事と思わない強さを。

  • 4.5

    ノラネコの呑んで観るシネマさん2021/10/12 18:03

    米軍による侵攻前、旧タリバン支配下のカブールに暮らす世代の異なる2組の夫婦。
    ソ連との戦いに人生を捧げた元ムジャヒディンのアティクは、その結果としてのタリバン支配に虚無感を募らせる。
    戦地で出会った妻は不治の病に冒され余命わずかで、2人とも生きる希望を失っている。
    一方、モフセンとズナイラの若い夫婦は、自由な未来が奪われたことに絶望している。
    やがて若い2人の家である悲劇が起こり、それまで平行に描かれていた2組の夫婦の人生が交錯してくる。
    ズナイラを襲う恐ろしい運命を知った時、生ける屍だったアティクの内面に変化が起きるのだ。
    空を飛ぶツバメですら、悪意ある銃弾に撃ち落とされる抑圧の街カブール。
    閉塞した人間を変える力があるのが、タリバンが禁じる芸術と自由なのだ。
    水彩調の美しいアニメーションで描かれた、素晴らしい作品。
    2019年の製作だが、たった2年先に一周まわって歴史が繰り返された現実が、残酷な皮肉となってしまった。

  • 3.5

    cararedondaさん2021/10/12 08:49

    声を上げれば殺される。
    反抗すれば殺される。
    自分を生きようとすれば殺される。
    自分だったらどうするかを考えられないくらいに想像ができない世界。
    きっと何者にも従えず即死かな。

  • 3.7

    Annaさん2021/10/10 14:59

    夫婦が死をもって逃したズナイラに託されたのは、未来のカブールに芸術や文化、学問の燈を残し繋でいことであり、その平和への願いが、ズナイラと恩師が再開する最後のシーンに込められていた。
    水彩画のようなタッチに線画で表現される表情や身体の動きは、生き生きとしながらもとても切なく、心情的だった。

  • 3.9

    sasha2021さん2021/10/10 14:36

    終わらない戦争と貧困に疲れ切り、無力さゆえに無口になってしまう人々。戦争が蔓延っていて誰が敵なのかさえ分からなくなる。希望は愛だけ。それ以外なにもない。しかし、その希望をも飲み込んでしまう戦争という闇。水彩画のような味気ないアニメーションだけど戦争の痛みと人々の苦しみが十二分に伝わる内容でした。若い二人の悲劇の物語には本当に胸が痛む。。カブールのタリバン政権下では女性たちは黒いブルカを纏ったツバメ。しかし彼女らは自由に飛び回ることさえできない。音楽も、白い靴も、愛する人とのかけがえのないひとときもすべてが戦争で奪われてしまった。
    石打ちの刑って残酷。。せめて銃殺のほうが人道的。アラブ圏って処刑のやり方も目には目を、歯に歯を、むしろ倍返し、的な考えあるから怖すぎる。しかも有罪にする理由もなんでも「神への冒涜だ!」になるし私たちから見たら理不尽すぎて辛い。

  • 3.8

    paraさん2021/10/09 20:51

    配給会社が買い付けていないため劇場公開が難しい中、
    アフガニスタンの現況を憂いて、、一部劇場での緊急特別上映。

    黒い服を纏い空を飛ぶツバメはタリバン政権下の女性の暗喩。

    1998年タリバンに占領されたカブールが舞台のこの映画の世界が、今まさにカブールで再び起きている…と思うと胸が締め付けられる。

    『ブレッドウィナー』をイメージしていたらかなり毛色が異なりました。

    若者は国の将来の希望的存在であり、、
    犠牲を払った先に光があれば良いのだが…
    逆戻りしてしまった現実に言葉を失う。

  • 4.5

    Haruさん2021/10/06 09:51


    制圧されたカブールの人たちは
    タリバンに対して何を想っているのか。

    水彩画のようなタッチで描かれたシンプルで素晴らしいアニメーション。
    最近のアフガニスタンのニュースを観て気になっていたので、ただ対岸の火事ではないことと思って
    ひとりの人間として観てほしい。
    イスラム教を知る事も大切だけど、倫理的に間違ってることは辛い感情しか生まない。

    水彩画のようなタッチで描かれている目や表情から男性の苦悩、また女性視点で描かれるチャドリの網目越しの世界が特に印象的だった。

  • −−

    のっちさん2021/09/19 23:08

    ブルカ越しに見える景色

    1989年夏、タリバン政権下のアフガニスタンに暮らす二組の夫婦。画家と歴史教師、看護師と刑務官。

    アフガニスタン3本目はこちら。
    18フレームの淡いアニメーションには、激昂する人も諦観する人も同じ温度で映っているようだった。監督のコメントではしきりに「人間性を信じている」と述べていた。石を投げても何も感じないような壊れゆく人間性のあとには、赤の他人への憐憫、妻から夫への愛情、後悔を胸に希望にすがる人間性が垣間見えた。

  • 4.1

    MALPASOさん2021/09/01 16:52

    映画『カブールのツバメたち』
    アフガニスタンはどうなっていくのか?

    フランス・ルクセンブルク・スイス合作のアニメーション。84分なのであっという間に観終わる。

    男性至上主義の社会を築こうとするタリバン。国の情勢が変わることはあるが、世界がなぜ今のアフガニスタンにこれほどまでに目を向けるのか?今のフェミニズムを築こうとする世界とは完全に真逆な考え方、またそれを実行するためには暴力的で残虐な手段を選ばない蛮行に及ぶからだけど。

    この作品は水彩画のような素敵で淡い感じに描かれる。タリバン政権下のカブールが舞台。観ればカブールの現状を想像できる。

    舞台は1998年夏、タリバン勢力の支配下のカブール。この後、9.11が起きて、アメリカが介入していく。

    女性の収容される牢の監視をするアティクは病の妻を抱えている。もう一人は、元大学教授のモフセン。彼には恋人がいる。この2組を中心に物語が進むが、彼らが意外な方向交差していく。物語が素晴らしい。ぜひ実写でも観たい。

    モフセンは躊躇しながらも女性に石を投げる。同意するか黙認するしか人々に道はなく、心を失っていくものもいる。

    監督:エレア・ゴべ・メヴェレック
    初の長編だけど素晴らしい傑作。

    網目越しのブルカ目線が何度か登場するが、視野に狭いこと。これは尚更不安になる。銃と鞭を手に人々を監視するタリバンの様子は今回のニュースの映像でも目にした光景。

    最近身内の死で、宗教というものは人を助けるが、一方で無駄で現代似合わない考え方だと思い知った。私は元々宗教や神など信じない方なので尚更かもしれないけど。子供に「人が死ぬってどういうこと?」と聞かれたら何て答えるか?

    カブール支配下のアフガニスタンの女の子が主人公のアニメ『ブレッドウィナー』も合わせて観るとなお状況が見えてくる。

  • 4.0

    chiyoさん2021/08/05 04:06

    2021/7/16
    MyFFFカンヌ特別版の長編映画。1998年夏、タリバンに占領され廃墟と化したカブール。かつては普通に街を出歩けていたのに、今は公共の場で笑うことさえ許されない。特に女性は、服装に関する決まりもある。そして、暴力による圧力、見せしめの公開処刑があまりに痛々しい。そんな中、自宅で禁止されている音楽を聴き、壁をキャンバス見立てて絵を描く、恋人モフセンと愛し合うズナイラが印象的。一方、女性死刑囚を監視しながらも、どこか優しさが感じられる男性。彼と彼の妻の状況から終盤の展開は予想がつくものの、それでも緊迫感と胸に迫るものは変わらない。ざっくりとした絵柄ではあるものの、作品の雰囲気に合っていて良い感じ。と同時に、この映画が実写ではなくアニメで良かったな、としみじみ思う。

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評価・レビュー

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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