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舞台「GOZEN-狂乱の剣-」

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戦いの数だけ、秘められた物語がある。狂乱の宴に終止符を打つのは誰だ!?

府月藩・藩主の嫡男・望月八弥斗は、 他国への修行から帰国して驚いた。元気だったはずの父が急病で死んだと聞かされたのだ。そして藩主の座に就いたのは父の弟・望月甲斐正であり、 母・朝霧はその妻になったという。ショックを受け、失意の八弥斗。その心の支えは、恋人の小松原奈奈だけだった。奈奈は、父である家老・小松原烈山の反対を押し切り、八弥斗に寄り添うのだった。
その頃、城内に亡霊が出るという噂が流れる。噂を聞いて豪胆にも会いに行った八弥斗は、その亡霊は父で、その死が弟・甲斐正の手による暗殺だったと聞かされる。八弥斗は甲斐正への「復讐」を決意する。だが、甲斐正には「光と影」と呼ばれる最強の護衛がついていた。「光」は、奈奈の兄・蓮十郎、 「影」は赤目の異形侍・結城蔵人である。この二人が傍にいる限り、甲斐正にはなかなか手を出せそうにない。油断を誘うために狂気を装い、機会を待つ八弥斗。
一方、甲斐正は御前試合を開催する計画を立てていた。表面上は殿を楽しませるために藩内の手練れを集めて試合をさせる名目だが、 真の目的は、藩内に潜伏した幕府や他藩の隠密を炙り出し、公開処刑することであった。己に復讐の目を向ける八弥斗をも出場させ、隠密たちもろとも殺そうとする甲斐正。八弥斗は罠だと知りながら、甲斐正に近付く機会と考え、御前試合への参加を承諾する。
そして運命の御前試合が始まった。郷田半左衛門、田宮源三、 白河三太夫など剣豪たちによる“死合い”が繰り広げられる中、 八弥斗はそこで怪しげな剣士・流狂四郎と出会う。狂四郎の放つオーラにただならぬものを感じる八弥斗だったが、 この出会いが周囲の人々の運命をもフルスロットルで狂わせていくのはまだ知らない。やがて御前試合という名の「死の宴」は思いもよらぬ展開を見せていく。行き着く果ては、誰も予測できない壮絶なクライマックス!!
一撃必殺の真剣試合、最後まで生き残るのはいったい誰か?八弥斗はこの狂乱の宴を終わらせることが出来るのか!?

【スタッフ】
脚本・演出:毛利亘宏(少年社中)

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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