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ヴェラ・ドレイク

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  • 字幕

1950年代のロンドン。愛する夫と二人の子供を持つヴェラ・ドレイクは勤勉な妻、献身的な母親で、年老いた母親の面倒を見、更に病気の隣人を世話するなど、困っている人を見ると助けずにおれない人柄で、周囲の人々からも良い評判を得ていた。そんなヴェラであったが、家政婦として働く一方、秘密裏に望まない妊娠をした女性に無償で堕胎の手助けをするという、誰にも言えない秘密があった。

詳細情報

原題
VERA DRAKE
音声言語
英語
字幕言語
日本語
制作年
2004
制作国
イギリス
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公開開始日
2020-12-08 10:00:00
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ヴェラ・ドレイクの評価・レビュー

3.6
観た人
655
観たい人
978
  • 4.1

    okawaraさん2021/06/07 00:45

    弁護人という他人によって、善意が汲み取られる気持ち悪さが印象的で、法廷映画としても秀作に思う。

    出所後の現実を少し知らせるラストまで、抜かりない演出に感服。

  • 5.0

    マイネームイズジェーさん2021/06/07 00:44

    2021年84本目
    マルクスフェミニスト達が、『バースコントロール』を訴える理由がここにあり、50年代の魔女狩りがあった。

    彼女は何も悪くない。
    夫が息子と二人で話すシーンは良き夫を描いてる様に見えるシーンだけど、あのシーンこそがこの不幸の源。
    『家父長制』
    本当、観る人によって全く違う作品になる映画だと思う。

    彼女が警察で涙を流すシーンで、「万引き家族」の安藤サクラが泣くシーンを思い出した。私はあのシーン大嫌いだが…話が『法か善意か』というところから、同じだけど、目指してるところが全く違うので、「万引き家族」の方は家父長制を肯定しているように見える。
    まさに安藤サクラが泣くシーンに表れてるとずっと感じている。

    彼女が出会った娘の恋人が男性の中で唯一の希望。

    ケン・ローチの映画のようで、スターがたくさん出ているのも印象的。

    マイク・リーすごいな…本当。

  • −−

    ameさん2021/05/31 10:05

    ⑤_28

    「Call the Midwife」で中絶手術によって危険な目に晒された女性たちを見てきたからこそ、複雑な気持ちだった。

  • 3.6

    4歳の女のコさん2021/05/28 06:55

    🎬巨匠マイク・リー×👵🏻大女優イメルダ・スタウントン(『ダウントン・アビー(‘19)』の出演で沸いたアタシヽ(´▽`)/♨️✨『🤰🏻人工中絶』が大枠のテーマですが『善意』『フェミニズム』についても考えさせられるレイヤー構造のドラマ📽✨どの視点で見るか👀選べるので年齢性別は問わず。穏やかで深い作品(👈🏻超⭐️地味の意

    【🇮🇹ベネチア国際映画祭(🦁金獅子賞・女優賞)、🇬🇧英国アカデミー賞(女優賞・監督賞・衣装デザイン賞)など各賞41部門受賞!!!!🏆✨アカデミー賞(女優賞・監督賞・脚本賞)など各賞42部門ノミネート】

    🎬予告編(字幕なし)はコチラ👇🏻
    (注: 1分過ぎからネタバレ有り〼)
    https://youtu.be/rrKnGyDZb8s

    🐌只今『☔️梅雨のジジババ映画祭り』開催中🎶

  • 3.8

    mikuさん2021/05/21 22:33

    中絶じゃない、若い女性たちを助けたの
    女性にしか分からないわ

    まだ中絶が違法だった時代
    間違っているのは法か、人か
    やっぱり女性だけにしわ寄せがくる法律や社会構造そのものがおかしいし、中絶の是非は女性と同じ責任を負う義務のない男性だけで判断していい問題じゃない

    中絶を違法化するなら、
    妊娠させた男性も同じ責任を負わなきゃ

  • 4.0

    Kazuさん2021/05/18 00:54


    イメルダ・スタウントンの演技が見たくて選んだ作品

    戦後間もない1950年のロンドンが舞台。
    どんよりとした空と風景、ノスタルジックな建物、部屋の壁紙などすべてが当時のイギリスを表現していてとっても好きな空気感。

    主人公ヴェラ・ドレイク(イメルダ・スタウントン)は夫と息子、娘、そして母親を介護しながら家政婦として働くハツラツとした普通の主婦。

    困った人を見かけると声をかけ、いつも笑顔を絶やさない家族やその周囲の人々の太陽のような存在です。

    前半はそんな普通の主婦の生活をテンポよく描き、こんな日常に何があるの?と思わせる。
    しかし少しずつ彼女の隠された部分が描かれます。

    レイプや、子だくさん様々な理由で望まない子を妊娠し出産をしても育てる事ができない女性たちの堕胎の手助けを"無償"でしていたのです。

    不衛生な場所と物品。危険な処置を施しながら自分は「ただ人を助けた」と言い聞かせ、どこか現実逃避しているヴェラがいる。
    実はヴェラにも彼女たちを助ける意味があったのですね。

    対照的に描かれているのが、裕福な人間はレイプされ妊娠しても清潔な病院で"大金"を積めば医師が違法行為を行う仕組みになっている。
    しかし産婦人科ではなく、精神科でヴァージンだったか?親の職業は?
    今の気持ちは?と関係のない問診をされ、
    「自殺した方がまし」と答えた患者に、
    うつ病です。と診断し、中絶を正当化する男性医師。
    女性差別、女性蔑視も甚だしい見ていてとても不快なシーンだった。

    ヴェラは処置を施すのみで、その後に容態が悪化した事も知らず、
    重体になった女性の訴えで奇しくも娘の婚約祝いの日に逮捕され家族にも知られてしまう。

    イメルダ・スタウントンの迫真の演技はここからでした。

    ただ救いたかっただけ。
    元の体に戻してあげた。

    明るく笑顔のヴェラも、
    嗚咽しながら訴えるヴェラも、
    どちらも彼女の本当の姿だと思う、
    善悪なんて答えはここにはなかった。

    違法行為を知らされた夫は妻を責めないんです。

    咽び泣く彼女をただ優しく心配そうに慰る夫の姿が私はこの作品でいちばん救われたシーンだった😭

    家庭において母は太陽だ。
    太陽のないテーブルを囲む家族の静かなラストシーンが余韻を残します。


    イギリスが中絶を合法化されたのが1967年
    日本は1948年

    現在、出生前診断でも人権無視の中絶の方向にと危ぶまれているのも確かで、貧困が背景である事がすべてではなく、宗教、倫理、様々な点で議論され続けている問題です。

    脇役ながらイギリス俳優
    サリー・ホーキンス
    エディ・マーサンの顔も楽しめます。

  • 4.0

    千年女優さん2021/05/08 03:06

    1950年代のイギリスはロンドンを舞台に、裕福ではないものの、母を献身的に介護し、就職して独り立ちした息子と結婚を控える娘を、愛する夫と共に育て上げた心優しき主婦ヴェラ・ドレイクが、親切心から家族にも秘密で行っていた無給での望まぬ妊娠をした女性たちへの違法な中絶処理が問題化していく一部始終を描いたドラマ映画です。

    多くの映画賞を受賞しているイギリス人監督のマイク・リーによる2004年公開の作品で、生物であるがために人が持つ妊娠という機能とそれに紐づく本能が、愛や社会を発展させたがために起こす軋轢を繊細に描いていおり、作品がヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を、ヴェラを演じたイメルダ・スタウントンが主演女優賞を受賞しました。

    生命の可能性を絶つ中絶は、宗教や倫理に男女平等らの様々な観点から議論があり、それを表すように本作でも多様なケースが描かれていて、決して安易な答えを提示しません。フラストレーションが募りますが、それは決して作品に対するものではなく、複雑化する現在に真理や正解を探すという、気の遠くなるような行為に対するそれです。

  • 5.0

    urasanさん2021/05/07 10:35

    高校生のときになんとなく観て衝撃を受けた映画。
    中絶っていまの日本では違法ではなく(もちろんきちんとしたお医者さんの下で行うなら)、この映画の時代のイギリスでは違法。
    ということは主人公は犯罪者。
    よかれと思ってやっていたことが犯罪。
    高校生のときは「望まない妊娠をした女性を助ける主人公が犯罪者だなんてかわいそう」といった感想しか抱かんかったけど
    いま見ると「もちろん主人公はかわいそうやけど、歴史を変えていこうとするならしかるべき方法をとらないとそれはただの犯罪」とストンと腑に落ちてしまった。
    これは年齢を重ねるとともに、自分の中の純粋な感情が薄れていってる?

    まあこういった問題提起的な作品のテーマはともかく、演技がすばらしい。マジでただのお人好しのおばさん。
    だからこそ最後に警察が来たときの彼女の表情がグッとくる。

  • 3.8

    一さん2021/03/23 18:02

    イギリスの巨匠 マイク・リー監督作品

    法律違反であると分かっていながらも、貧しい女性のために堕胎の手助けをしていた一人の女性がたどった数奇な運命を描く

    『4ヶ月、3週と2日』ともかなり近しいテーマで本作は施術する側の視点から描かれ、淡々としたストーリーでも非常に見応えもあり、深く考えさせられる映画だった

    何が正しくて何が悪なのか
    堕胎というのは非常に難しくセンシティブな問題だけど、結果としてこんなことがまかり通るのはいくら何でも腑に落ちない

    この場合は悪とは言いたくないけど、必要悪というものは確かに存在していて、困っている人を放っておけない根っからの善人で底抜けの優しさをもつ主人公ヴェラ・ドレイクは、法に触れてしまういけない人助けを無償で行い、数え切れなほどの女性を救ったという事実もある

    そしてどうしても堕胎という選択をせざるを得ない女性も沢山いたという現実を直視できなかった、当時の社会への問題提起のような作品

    そんな非常に重たいテーマを扱いながらも、時折挟まれる温かく微笑ましい描写もあり、それが皮肉にも後にくる展開にじわじわと効いてくるのでなおさら観ていて辛い
    ラストカットもかなり強烈だったなぁ…

    富裕層との対比もお見事ながら、緻密な日常描写を描きながらリアルに静かな家族の生活感を捉え、多くを語らずとも繋がっている深い深い夫婦の愛にもグッとくる

    なにより、ヴェネチア国際映画祭で主演女優賞を受賞したイメルダ・スタウントンの泣きの演技がとにかく凄まじい…
    クローズアップが多用される中、シーンに毎にその表情ひとつで全ての心情を物語ってしまう圧巻のパフォーマンスで抜群の説得力を持たせる
    間違いなく彼女の名演技なしでは語れない作品

    金獅子賞も納得の素晴らしく重厚な社会派映画でした

    〈 Rotten Tomatoes 🍅92% 🍿84% 〉
    〈 IMDb 7.6 / Metascore 83 / Letterboxd 3.9 〉

    2021 自宅鑑賞 No.178 GEO

  • 4.9

    そくらてすさん2021/03/05 22:07

    英国労働者階級の不満についてはケン・ローチかオアシスを掘ってみればある程度目につくが、本作を見た後ではその手の情報でも自分の知らない側面がまだ無限にあると知って辟易する。それぞれの国のそれぞれの時代によって幇助のあり方は異なっており、歴史の中でオープンに発生した行為であれば称賛の対象となって、いっぽうで社会のルールから逸脱した行為であれば法の名のもとに容赦なく糾弾される。そんな当たり前(?)のことでもふとしたきっかけで「善悪」のボーダーラインがあいまいになってしまえば見方を変えざるを得ないというか…。警察が家族団らんを訪れてきたその瞬間彼女はすべてを察する。これまでのこと、そして「これから」のことを。当人の身も心もボロボロな姿を目の当たりにしたからかさすがの警察側も同情して良心的に接し始める、という点にこの映画のもつ優しさを感じるが現実はそれ程甘くはない、重い罪には相応の罰が下される。いやしかしやりきれないな…『秘密と嘘』で「最悪の誕生日会」だったところを今回は「最悪のクリスマス会」ときた。何れの物語も家族による視線の交わりに帰結する。その温度は違えど、切実であることに明確な差はない。

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評価・レビュー

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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