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コロンバス
G- 字幕
モダニズム建築の宝庫として知られるインディアナ州コロンバスを舞台に、対照的な2人の男女の恋愛模様を描いたドラマ。
韓国系アメリカ人のジンは、講演ツアー中に倒れた高名な建築学者の父を見舞うため、モダニズム建築の街として知られるコロンバスを訪れる。父の回復を待ちこの街に滞在することになったジンは、地元の図書館で働く建築に詳しい女性ケイシーに出会う。父親との確執から建築に対しても複雑な思いを抱えるジンはコロンバスに留まることを嫌がり、一方でケイシーは薬物依存症の母親の看病を理由にコロンバスに留まり続ける。どこまでも対称的な二人の運命がこの街で交錯し、たがいの共通項である建築を巡り、語ることで、それぞれの新しい人生に向かって歩き出す…。
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「住民はみんな建築が好き?」
「まさか」
「ほとんどの人はちょっと知識があるだけ でも全然関心はない」
「そうなのか?」
「地元の建築をなんとも思っていない人ばかりよ」
「わかるね」
「どうして?」
「僕も建築には関心がない」
「信じないわ」
「ここの住民と同じだ 身近すぎて何も感じなくなる。」 -
3.8
話の展開はとてもゆっくりで、ケイシーとジンが少しずつ互いを分かっていくように、観客も2人の会話を通じて徐々に彼らのことを知っていく。些細な日常が丁寧に描かれていて、ケイシーと母親の関係性やケイシーの葛藤は”show, don’t tell”で演者の表情や動作で描かれていく。こうやって少しずつ紐解いていくような、ゆっくりしたペースこそが醍醐味な作品は大好きだ。
一番印象的だったのは、ケイシーが建築に魅了されたきっかけの話。毎日見慣れた世界の中、ふとした新しい気づきから世界を広げるなんて、とても素晴らしいことだな。知らない街や異文化に触れて視野を広げるのは、金さえあれば誰でもできる容易なこと。彼女みたいに日常の中から新しい見方に気付いて、視野を広げることが出来れば、無敵だ。
2人の会話をガラス越しの表情だけで写したところとか、あと”目線”の描き方がいいなと思った。グッと来る場面が多々。
一昨年のマイベストだった”Leave No Trace”に似通った部分が多かったような。 -
2.2
よく分からないのですが、小津安二郎さんのファンの方には必見なのかな? 通好みの映画だと思います。
高い評価に惹かれて鑑賞したのですが、正直なところ、??…という印象
ハマる人にはハマるのでしょうね。
こうした淡々としたストーリー…
母と娘
父と息子
設定は面白いのですが、どうも私にはハマりませんでした… -
3.3
モダニズム建築が数多く存在するアメリカ・インディアナ州コロンバスを舞台にしたヒューマンドラマ。
それぞれの事情を抱える男と女が出会い、新たな人生のスタートを切る。
メガホンを取るのは、脚本家の野田高梧にちなんだ名前のコゴナダ。 -
3.5
小津リスペクト、小津オマージュという作品は今やたくさんあるのだけれど、大概はその影響はありそうな感じ、という程度の印象のものが多い。でも本作は結構ガチに小津っぽさ満載だと感じる。
なので、想像していたより、ずっと刺さるものがあった。想像していたより。悪くない。
しかし、なんといって、私は若い女の子の心の模様を理解することができない。これは作品の問題ではなく、いつものように私自身の問題だ。
ジョンチュウ演じる彼のことはよくよく理解できるのに、主役?の女の子の気持ちが分からない。
女の子ものはどうしたってわからない。私には不向きなのだ。
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3.8
構図と色彩の素晴らしさに意識を持っていかれてしまい、物語に集中するのが難しかったほど。
親子という
理屈で割り切れないいびつな関係。
取り立てて感情をぶち撒けるわけじゃなく
現実に心を痛めながらも淡々と日々を過ごす。
登場人物たちの心情を映し出すような美しく個性的な建築物と
洗練され思いやりに溢れた言葉で成される会話に、
こうあるべきなんだよね
と心の中が減圧されるような映画。 -
3.6
やっぱりどうしても、「レディ・バード」「ハーフオブイット」が頭をよぎってしまうけれど、愛だの恋だのブッ飛ばして、お互いが心の支えになってる関係性が単純に素敵だった!
2人ともめちゃタバコ吸うけどね…
精神科病棟の建築みてたシーンの"心と心をつなぐ橋"って建築コンセプト良かった。その建物が再び背景として登場したのもおぉ…って感じだったな。 -
3.2
若い女と中年男のちょっとした交流。
なんらかの理由でその土地に留まった2人、お気に入りの建築物を眺めながら互いに何気ない会話をする。
なかなかまったりしたテンポなので眠気がきちゃう、出てきた建築物も特別何か感じる事もなく、登場人物に惹かれるわけでもなく面白さを感じないまま終わってしまった。
あまり深追いしないでさらりとしてた印象、それくらいの見せ方でいんですね。
最後にあの子が可愛らしくなってたのが良かった。色々気をはっていたんだね。 -
3.9
半端ない色使い、映像の構図、廃れた建築物の美しさ観てて思わず「お〜すげ〜」みたいなシーンが何個もあった。
主人公の女の子が「この建築物はモダンなんちゃらの初期の作品で〜」とうんちくを話すシーンで「どこが好きなのか教えてよ」というジンの問いに対して「だからモダンの…。」と言葉を詰まらせる。この好きな理由を言えないっての今の若者にめちゃくちゃ通じるなあと。 -
3.7
映像派。
静謐でグラフィカルなFIXの画と音のずらし方で、不思議な立体感を作っているのは、とても新鮮だった。
好対照な二人だが、結局は親離れの物語。その辺もオズなのかな?
(Filmarksへ)