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あのこは貴族

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門脇麦×水原希子×監督・岨手由貴子×原作・山内マリコ今、最も旬なキャスト、監督、原作者のアンサンブルが都会を舞台に織りなすシスターフッドムービーの新境地。

同じ空の下、私たちは違う階層<セカイ>を生きているーー。東京に生まれ、箱入り娘として何不自由なく成長し、「結婚=幸せ」と信じて疑わない華子。20代後半になり、結婚を考えていた恋人に振られ、初めて人生の岐路に立たされる。あらゆる手立てを使い、お相手探しに奔走した結果、ハンサムで良家の生まれである弁護士・幸一郎と出会う。幸一郎との結婚が決まり、順風満帆に思えたのだが…。一方、東京で働く美紀は富山生まれ。猛勉強の末に名門大学に入学し上京したが、学費が続かず、夜の世界で働くも中退。仕事にやりがいを感じているわけでもなく、都会にしがみつく意味を見いだせずにいた。幸一郎との大学の同期生であったことで、同じ東京で暮らしながら、別世界に生きる華子と出会うことになる。2人の人生が交錯した時、それぞれに思いもよらない世界が拓けていく―。

詳細情報

関連情報
原作:山内マリコ(「あのこは貴族」集英社文庫刊) 音楽:渡邊琢磨 配給:東京テアトル,バンダイナムコアーツ
音声言語
日本語
制作年
2021
制作国
日本
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公開開始日
2021-05-26 10:00:00
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あのこは貴族の評価・レビュー

4
観た人
11043
観たい人
26541
  • 4.5

    ヨコヤマさん2021/06/23 22:34

    21世紀令和になってもこんな旧態依然とした考えが
    罷り通るのか、などと驚き呆れるのにも疲れてきた今日の日本。

    この映画は疲れていない。元気だ。
    しなやかで、静かで、とても強い。

    「東京って棲み分けされているから、違う階層の人とは出会わないようになっているんだよ」
    自分からは何も発信しないまま
    裕福な家の箱入り娘として育てられてきた門脇麦は、
    理想の結婚相手に出会うも
    相手は更に上流の名家であり
    「後継ぎを産むための存在」として生きることになる。
    富山から猛勉強の末に名門大学に入学した水原希子は、
    家庭の事情でやむなく中退し
    東京での生活に意味を見いだせない中
    親は「帰郷して早く結婚しろ」と口うるさい。
    全く異なる環境で東京の養分としての生活を送る女性二人。

    女性が尊厳を奪われ、男性社会の抑圧に悔し涙を流し
    それでも凛として立ち、あるいは健気な姿で生き続けるような
    世界各国の映画と数年前から立て続けに出会う。
    壮絶なリベンジをかますものもあれば
    爽やかな自己肯定に拍手を送りたくなるものもあった。
    日本はどうだろう。
    まず⭕️⭕️女子とか安易に括るのどうかと思うし
    「女子供は観るな」と映画紹介するよなノリも
    今じゃダサく思える。
    「ジャズ聴くなんて元カレの影響だろ?」とか
    「ホテル行こって率直に言える俺カッコいいしょw」
    だのとそんなしょうもない、
    しかし普通に存在している男の勘違いマウントが
    劇中にちらほら登場する。
    まあ自分にだってそんな要素決してゼロではないはずだから
    偉そうなこた言えんのだが。
    溝口健二「西鶴一代女」のモノ扱いされても
    誰のせいにもせず生きる健気な強さや
    「サンダカン八番娼館」の深い悲しみ。
    「蒲田行進曲」は松坂慶子に対する男達の
    気色悪さにムカついた。
    悲劇のフォーマットが長い間確立されていて
    真新しさとしてはさほど感じないのが正直なところだった。
    「菊とギロチン」「お嬢ちゃん」
    「花束みたいな恋をした」あたりに
    今の変化を感じ始めている。

    「あの子は貴族」は、それまでの日本における女性像に
    強い作家性でもって正面きって物申す作品という訳ではない。
    深刻に問題を提示するというより、静かに、しなやかに、
    しかし確かな意志を秘めて
    東京に生きる女性達をくっきりとした輪郭で映し出す。

    自分が思わず涙ぐんだのは、夜の東京を
    自転車二人乗りで走る水原希子と山下リオのシーンだ。

    そこに悲壮感はなかった。
    なんてしなやかな解放だろう。

    はしたないだとか、いい大人が2ケツかよとか
    そんな馬鹿げた感想を吹き飛ばす多幸感。
    狭苦しい東京で生きる彼女達が見せた
    真に自由なる瞬間。
    女性だけが共感すればいいという閉塞感は全くない、
    あらゆる人が解き放たれる革新的な名シーン。
    温度はまるで異なるがキッズリターンの二人乗りに匹敵する。

    二人乗りの相手は貴方が、そう、貴女が決めていいのだ。

    はじめて一人で歩いて帰った夜、橋の向こうで
    2ケツの女子高校生が楽しそうだったから手を振った。

    そっちはどう?

    窮屈で何も言えない時背中を守ってくれる人はいる?
    お茶を出して慰めてくれる人はいる?
    行き先がわからない時2ケツしてくれる人がいるんだね。

    すれ違うだけのはずだった人とベランダで
    東京タワーを見上げた。
    東京生まれなのにそこから二人で見上げた景色は
    初めて目にするものに思えた。
    家の中ですれ違う夫とベランダで
    久しぶりに笑い合えてから
    ようやくはっきりと自分の言葉が浮かんだ。
    いつか観るねと話してたオズの魔法使を
    結局彼は観ていなかったけど、
    知らず知らず私はドロシーに憧れ続けていたのだな。
    「家督に足る立派な男性」と「内助の功の妻」
    としての対話ではなく、素の彼と笑い合えたから
    心が決まった。
    始まりは今だ。

    門脇麦、水原希子、石橋静河、山下リオ。
    東京の養分として閉じた毎日を受け入れていた彼女らが
    すれ違ってお互いの存在を確認し合う。
    今、ここと同じ東京にはいつも違う眺めがある。
    今、この私の物語のすぐそばには
    貴女の物語が連なっている。
    颯爽と自転車で走り抜けていく貴女のしなやかな物語が。
    同じ夜をそれぞれのベランダから見上げている
    貴女の勇気ある物語が。
    橋の向こうから貴女にまた手を振ろう。
    ふと見上げた東京の空の数だけ、貴方が主人公の物語がある。
    見上げた空の色はそれぞれ違っても、確かに貴方が主人公だ。

  • −−

    みおさん2021/06/23 20:05

    やっとみられたー みると言ってから半年くらい経ってやっと もう一度東京に帰ってきたのは良作の証拠だよね

    ふたつの「そういうふうに育ってきた」人たちっていうのは面白かったし、意外と東京の方のそれを描く作品はなかったなあと思う

    みきてぃーの友達がすごくすごく良かった どこかをずっと目指してる感じが

    平凡万歳、田舎万歳、と思ってしまう私もそういうふうに育ってきたんかな

    個人的に、チワワちゃんと一緒に東京二部作と言っても良いと思う…

  • 4.5

    藻類デスモデスムス属さん2021/06/22 22:27

    生け花

    ほぼ全てのシーンが思いかえすに足りていている。あの関係よかったなとか、シャワーを浴びたあと、ベッドに座って考えていた。

  • 4.3

    324さん2021/06/22 22:11

    とてつもない。ずしりと重い。そうじゃないが露悪的にも感じられる。日本の嫌なところ図鑑か。『グッド・ストライプス』をみんなに是非観て欲しい。

  • −−

    012mさん2021/06/22 22:00

    すごくよかった。大袈裟じゃないのに分断への回答が爽やかに的確に示されていて、多様性の描き方、ミソジニーへの反抗としてとってもおしゃれなやり方で好き。

  • 3.4

    ひこくろさん2021/06/22 14:24

    現代日本社会にこんな世界の違いがあることに驚いた。
    世界の違いは、断絶でもあり、どちらの世界の人間も相手の世界のことを理解できない。
    差別とか偏見ではなく、まったく相容れないから、わからないのだ。

  • 4.0

    smatsuさん2021/06/22 00:11

    門脇麦すげぇ。
    価値が多様化する中でかつての階級意識も世代が若くなるにつれて崩れつつあるという一種の希望のようなものがやんわりと描かれていて面白かった。あの子は貴族っていうタイトルもどこか他人事のような表現になっていて上手いなぁと思う。ガチガチに固められた世の中を憂いながらもそんな世界だからこそ偶然(時岡美紀との出会い)や無駄(タクシー使わず散歩がてら歩いて帰る)に価値があるということを見せられているように感じた。ただ、もはや生きている目的が違うのだから、貴族たちの人生もまた誰も否定することができないというのが面白い。どちらの立場も理解しようとすると禅問答のようだけど、結局は人間にとっての本質的な価値は社会に後付けされた貨幣にはやはり宿らないということ。

  • 4.5

    STさん2021/06/21 23:29

    コロナ禍で観たい映画もなく、何気なく観た映画。下調べしないで観た映画の方が、案外良かったりする。

    華子と美紀、生まれも育ちも違う2人の女性が、自分の生きる道を見つけていく。

    幸せはひとりひとり違うもの。いつか胸を張って幸せだと思える生き方を、誰もがしたいのだと、考えてしまった。

    静かな、素敵な映画。

  • 3.8

    Marさん2021/06/21 21:07

    東京だけじゃなく、東京人だけじゃなく
    人間なら
    生まれた地域、お家柄で、親の支配下にあるときは逃れられないものは存在する。

    最近スーさんと山内まりこさんの対談本を読んでからの鑑賞。

    でっかく生きよー!!

    門脇麦ちゃんの
    お家柄が素敵なお嬢役がとてもお似合いでした。

  • 4.2

    しょうたさん2021/06/21 17:59

    東京に限らずだけど、特に東京は生まれながらに自分の住む領域が決まっていて、その下とも上ともあまり関わらずに生きていく、そしてそれに気付きもしないことが多い。

    普段と違う何かをやってみて新しい何かを見てみたり、意識することもなく形成されていた殻を破ること、それが人生の豊かさを与えてくれるのかもしれない。

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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