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肉弾

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太平洋戦争末期に学徒出陣経験のある岡本喜八が、戦争の真実の姿を描こうと私財を投じてATGで映画化を実現した作品。

太平洋戦争末期に学徒出陣経験のある岡本喜八が、戦争の真実の姿を描こうと私財を投じてATGで映画化を実現した作品。主人公の兵士“あいつ”は、本土決戦のための特攻作戦の準備と称して、砂丘の穴に隠れて戦車に体当たりするというバカげた訓練に明け暮れている。一体何のために死んだらいいのかわからない。“あいつ”は艦隊を迎え撃つために魚雷にくくりつけられたドラム缶に入り敵艦の到着を待つが、糞尿処理船の船長に終戦を告げられるのだった・・・。68年度キネマ旬報ベスト・テン第2位。これがデビュー作となった大谷直子が初々しい魅力を放っている。

詳細情報

音声言語
日本語
制作年
1968
制作国
日本
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公開開始日
2021-06-04 10:00:00
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戦争邦画ランキング

肉弾の評価・レビュー

4
観た人
902
観たい人
1497
  • 4.5

    momohideさん2021/09/07 07:41

    無意味に思えることを文字通り必死にやらされることの残酷さ。

    戦争のシーンは一切出てこない悲喜劇戦争もの。

    特攻になったアイツ(ネズミ)が特攻するまでに出会う数奇なできごと。
    本屋の笠智衆とのやり取りが非常に和む。
    ウサギとの一夜の営みには思わず涙が出た。

    ほどよくコミカルで過度な描写もなく見易いが、それが逆にこの狂気地味た世界を創り出しているねぇ。
    仲代達也の間の抜けたナレーションもいい味を出している。


    ばかやろう、ばかやろう。
    戦争を体験した全人類の魂の叫びなのであろう。
    ここに出てくる人は神ではなく、みんな人である。

  • 4.6

    ブライアンショーンズさん2021/09/04 11:55

    戦争映画といえば軍のお偉いさんのカッコ良く戦いカッコ良く死んでいく描かれ方が思い浮かんできます。
    しかしこの映画は下っ端の軍人のカッコ悪さや人間らしさを描くことにより私の目線に合わせて観ることができました。
    最後に主人公が「バカヤロー!」と叫ぶシーンは戦争経験者である岡本監督の叫びであり戦争を経験した全人類の叫びであり怒りでしょうか。胸が熱くなりました。
    寺田さんの観る者を引き込むような熱演、大谷さんのつやがあって若々しい演技、仲代達矢さんのナレーションが印象的でした。

  • 3.7

    Saadiyatさん2021/08/31 00:24

    1968年昭和43年の岡本喜八監督の反戦スピリッツ満載の快作。ばかやろう。
    日本軍はひどい。アメリカだってむごいよ。戦争って非道い。寺田農の若くしての最高傑作。大谷直子の健康美、一瞬の後には死。

  • 4.5

    ShoMuroyaさん2021/08/28 19:12

    同じ岡本喜八監督の『日本のいちばん長い日』の裏表紙。市民の目線がなく首脳部たちの群像劇『日本のいちばん長い日』とうって変わり、監督自身が投影された一介の特攻兵“アイツ”から見た終戦が『肉弾』。

    ナレーションは2作とも仲代達矢だが、『肉弾』ではすっとぼけた名調子。鈴木貫太郎首相役の笠智衆は、爆撃で腕を失った古本屋。アイツに下の世話の手伝いをさせる。

    軽快に展開していくも、情感も何もなしにみんな死んでいく。人間だったはずなのに「豚」にされ、人間に戻る前に神様(特攻兵)にされたアイツ。

  • 4.0

    にゃんぷーさん2021/08/18 15:21

    「大したことはない」と諦念に満ちた嘯きをしていた所からあのラストはエグい。火垂るの墓のラストってまんまコレじゃん。

  • 5.0

    湯っ子さん2021/08/15 13:16

    戦争を描く。それは、人間を描くことと同じじゃないだろうか。
    この映画には戦争の全て、そして人間の全てが描かれてると思った。動物には縄張り争いや、餌や牝の取り合いはあるだろうけど、戦争をするのは人間だけ。
    戦争の恐ろしさ、悲しさ、愚かさ、滑稽さをあますところなく描きながらも、そこにいた人間たちを否定することは決してない。「ユーモアとペーソス」とは、まさにこの作品のためにあるような言葉だと思う。

    初っ端からキレが良く、そのテンポがずっと保たれるが、終盤、海に浮かんで敵を待つシーンだけはゆっくりと時間が流れる。観客にも「待つ」ことを体感させるためなんだろう。
    音楽は単純なメロディの曲を、さまざまなアレンジで使っているのが、効果的ですっきりしていて良かった。音楽映画じゃない限りは、映画音楽ってみんなこの手法でいいんじゃないかと思ってしまう。

    笠智衆演じる古本屋主人、雨の中絡んでくる年嵩の兵隊とその家族、両親を亡くして身を寄せ合う兄弟、浜辺で自殺しようとするおばさん。威勢の良い3人娘も、主人公の恋したおさげの君も、若い女は哀しいうさぎ。
    笑っていたと思えば泣かされて、ほっとしたと思えばはっとさせられる。白骨の叫びが忘れられない。すごいものを観た。

  • 3.8

    yusukepacinoさん2021/08/14 23:03

    ヒリついてる。神の国、日本。戦争とは。凄まじい岡本喜八節。彼のフィルモグラフィだと『殺人狂時代』や『ブルークリスマス』と同じくらい好きだな。
    まず冒頭の平均寿命の件でやられた。
    寺田農が怪演していて一人芝居での狂いっぷりは実際に戦争を経験した者の極致なのかも知れない。
    ナレーター仲代達矢は声でわかる。大谷直子はデビュー作にして大胆だった。田中邦衛と笠智衆も印象的だったな。

    また観て再評価しようと思う。

  • 4.2

    なかさん2021/08/14 16:44

    兵隊は街から浜辺へ行き着き、延々と続く東京湾へと流れる。
    恐怖から逃れるような主人公のコミカルさに、戦争の虚しさが突き刺さる。

    「馬鹿野郎」と「大したことない」の繰り返し。
    不条理な幻想画のような狂気がまた強烈な作品でした。

  • 3.5

    tunicさん2021/08/14 15:56

    喜八作品のなかでもわりと苦手なタイプの映画なんだけど、裸んぼのネズミとウサギが砂浜で語らうシーンはたまらず泣いてしまう。若い男女が無防備にくつろいでいる様子に、かけがえのない平和を感じてしまうからかな。ここで流れる佐藤勝の音楽もまたいいんだよねえ。

    2018.8.16

  • −−

    松タケ子さん2021/08/13 09:59

    そういえばチャールストンも日本人の平均寿命から始まってた。バカヤロー。バカヤロー。牛でも豚でも軍神でも肉弾でもねぇよ。ただの兎と鼠だよ。大したことはない、本当に大したことはない、それだけの話だ。

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評価・レビュー

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    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

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