お知らせ

閉じる

非対応デバイスのため、動画を再生できません。

対応端末
  • 再生する

ナディア・バタフライ

G
  • 字幕

カナダ代表の競泳選手ナディアは 23 才にして、競技人生に終止符を打ち、不安ながらも新たな人生に踏み出す決意をする。

カナダ代表の競泳選手ナディアは 23 才にして、競技人生に終止符を打ち、不安ながらも新たな人生に踏み出す決意をする。東京オリンピックでの最後のレースが終わり、つかの間の解放感を味わうものの、プールの外に広がる未知の世界で、自分はいったい何者なのかという疑問を抱く。(字幕協力:大阪アジアン映画祭)

詳細情報

原題
Nadia Butterfly
関連情報
制作:Nemesis Films Productions
音声言語
フランス語
字幕言語
日本語
制作年
2020
制作国
カナダ
対応端末
公開開始日
2022-01-14 10:00:00
シェア
お気に入り
レンタル・購入275

ドラマ洋画ランキング

ナディア・バタフライの評価・レビュー

3.6
観た人
32
観たい人
75
  • 4.0

    なすびさん2022/01/25 01:04

    おもしろかった!!ナディアに焦点が絞られてるからまるで主人公と一緒にオリンピック選手になって東京オリンピック2020を体験してるような気持ちになった。解像度低いミラ○トワとソメ△ティみたいなキャラクターも使い捨てられる未来が暗示されているみたいでやたら愛おしく思えた。あの人形ほしいな……

    アスリートの選手としての話、じゃなくて1人の人間として個人の人生の話として捉えているのがよかった

    カメラの中の東京の景色がなつかしい。私にとって東京はなつかしい街だ、なつかしい街になってしまったのか、ずっとなつかしい街だったのかは分からない

  • 3.3

    肉浪費さん2022/01/23 20:56

    仮想「東京オリンピック2020」を舞台にそこでの引退を表明していたカナダの若手水泳女子選手の実際に優秀な成績を納めるまでと、その直後のゆらぎ・・・と日本観光映画

    興味深いのは実際の「東京オリンピック(2020)」がWhy?な全く違う"普通のオリンピック"が開催されなかった事実

    こちらもMyFFFでありながらコンペティション外の「カナダ映画」。
    主人公のカトリーヌ・サヴァールさん役に対する"カラダつくり"ハンパねぇ!まさに日本人なら池江璃花子選手をイメージさせるような肩幅に周辺の盛り上がった筋肉量!水泳女子選手専用な筋肉の付き方!とそのリアリティに打ち震えていたら……実際のスイス元水泳選手だったというオチ!(爆)
    なんだという納得情報ですが、実際にリオ・オリンピックで銅メダル獲得かつカナダ水泳界で記録保持者の"レジェンド選手"でもあるんですよw

    既に「大阪アジアン映画祭2020」でお披露目されていた映画のようですが、そのオリンピック記念の"制作計画"さえも理想した形では実現しなかった。「コロナ禍」がオリンピック、映画界、"映像のリアリティ"までの歩調を狂わせたと思うと、この映画を見て感じ入るところは出てきますよね。
    主人公含め選手たちはマスクをつけていないし、五輪スタッフ、日本国民誰一人してマスクはつけていず、五輪エンブレム、認知度など超絶低いだろう「マスコットキャラクター」でさえ中国のパチもんみたいな有り様…(ここは単なる利権問題w)

    20代前半ながら選手生命の絶頂期にいながら自ずと限界を感じて、オリンピックを目処に引退表明している"珍しいタイプ"の選手、ナディア。
    実際に個人でも、団体リレーではメダル獲得するものの「水泳はあくまでも自己本位の個人競技」とするほとんどのスポーツ界に通じてしまう"真理"のような発言をして、団体の和を乱すような独り"浮いた"印象を残す主人公。
    短命選手生命に見切りをつけ、"将来展望"の切り替えがハッキリしているだけでも"ストイック"な人格かに見えるんですが、そうではない"葛藤の渦"を感じさせる日本ぶら街歩き「パーソナル映画」となっております。

    競技後に単独代表でない限り独りでの選手村外の出歩きなんて禁止されているだろうと、これも"コロナ禍"真っ只中にあるから感じることなんでしょうけど、"他国(客観)視点から見る日本の異国情緒感"は凝った映像でもないけどスカーレット・ヨハンソン『ロスト・イン・トランスレーション』を思わせて、やっぱり不思議な感覚になるんですよw
    喧騒の都市部ド真ん中でこんなにも"孤独"が際立つのは日本だけ!(誇らしき事かな?)

    競技後の着替え個室テント中でみんな泣くシーンがあるのだけど、周りを他選手の手ペタペタってそれホラー演出じゃね?とシュールに思ったのは自分だけ?(笑)

  • 3.7

    しもんぬさん2022/01/19 18:59

    『フェイク・タトゥー』パスカル・プラント監督の二作目。こちらも前作が2019年のMyFFFで紹介されてて、そのとき一番高い評価を付けた監督/作品だっただけに期待を膨らませてたんだけど……う~ん、って感じでした。個人的にこの監督、本来は脚本の人だと思うな~。

  • 3.9

    月音ツクネさん2022/01/16 23:52

    "アスリートは自己本位"

    "野球の○○、柔道の○○、バタフライのナディア"などと呼ばれ、いつもスポーツと結びつけて語られるアスリート達。

    彼女達にも、1人の人としてのドラマが裏でずっとあるんだ、という当然なのに見落とされがちなことを再認識させる。

    本物の選手達が演じているのが凄い!

  • −−

    ベラボーさん2022/01/14 19:41

    マルチバース東京五輪2020を舞台に、引退を決めている水泳カナダ代表女性の孤独と鬱屈、歩く以上に泳いできた人生から陸へ上がる不安と葛藤を柔らかく描いた20年度作品。
    新たなスポーツ映画の秀作。
    競技以上に描かれるのは超人達の人間時間。
    選手村、六本木、新宿...ぎこちなく陸を泳ぐ主人公にカメラは密着し続けるが終始眼差しには距離を感じ。
    それは温かい。
    彼女は孤独ではない。
    “着替えテント”シーンの秀逸さよ。
    一人で二人で街フラフラ歩くシーンのエモさよ。
    好きやなあこの映画

    22.1.14鑑賞
    (第12回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル配信にて)

  • 3.3

    カタパルさん2021/07/25 01:00

    偶然が生み出したもう一つの東京オリンピック2020。もし、コロナ禍が起きなかったら。観客がいて、誰もマスクをつけていないオリンピック。オリンピックをやっている今だから体験できるシュールさ。MUBIで鑑賞。

    ここで描かれるオリンピックはコロナ禍の影響で1年延期、無観客で行われることとなった実際のオリンピックが行われている現時点から観ると、とても不思議でシュールな光景となっています。もちろん、本作はそんな意図で作ったわけではないでしょう。だから、これは本作の制作時期とのギャップから生まれが偶然。

    本作は主人公のナディアの東京オリンピックでの最終競技からカナダへと帰るまでの短い期間の心の揺れを描いた作品です。ナディアを演じるカトリーヌ・サヴァールは実際のオリンピアンで銅メダリスト。だから、本作品で見せるバタフライはガチ。演技では出せない迫力がある故に、本作のシュールさは際立ってきます。

    競技が終わってから選手村で打ち上げ、アフターパーティーでのハメ外し。ああ、本当だったらこんな感じだったんだろうな。『たけのこの山』やカルビーの『ポテトチップス』を頬張る選手たち。おそらく描こうとしているテーマやストーリーは全く別のところにあると思うのですが、今実際にオリンピックが開催している現在とのギャップがあまりにも大きくて、本作における「あったはずの東京オリンピック2020」がまぶしすぎるんですよ。

  • 4.2

    horahukiさん2021/07/24 18:12

    まさに「今」見るべき映画!

    東京2020オリンピック。今大会を最後に引退を決意したカナダ代表の競泳選手ナディア。最後のレースを終え、オリンピックで沸く東京を舞台に、これからの人生に悩む彼女の3日間を描く。主演はなんと本物の競泳選手。しかも今日19時25分からの女子100mバタフライにカナダ代表として出場します!!

    監督インタビューによると、監督自身19歳まで水泳選手だったみたい。そして脚本コンサルタントとして参加してもらったカトリーヌサバール(2012年ロンドンと2016年リオに出場)と深い部分まで理解を深めていく中で、主演に抜擢するに至ったようです。

    だからガチ選手監修による徹底的なリアリティの追求がまず見どころ。競泳シーンはモントリオールのオリンピックプールで撮影し、撮影時にまだ完成していなかった東京オリンピックプールの3Dグラフィックをモデルにスタンドを再現している。建設中のオリンピック村でも2019年10月に撮影をしていたらしい。

    開始20分の競泳シーンが素晴らしすぎて涙出た。個人バタフライでメダルを逃したナディアが他の3人の選手とともにメドレーリレーに挑む。日本語のアナウンスが流れるなか、手持ちカメラでナディアを背後から追随する臨場感。才能がありながらも引退を前に個人競技で結果を残すことのできなかった葛藤を心の中で消化できず引きずりながらも、時間も他人も競技もそんな自分を待ってはくれない。

    他の3人の選手含めて盛り上がっている周囲の全てから断絶し置き去りにされてしまった彼女の心をカメラが切り取り、喧騒が周囲に馴染めない自分と必死に馴染もうとする自分を強調する。セリフには起こさずに、驚異的な長回しによって、積み上げてきたもの、失ってしまうもの、自分の存在価値・理由、未来への不安等々に対するナディアの葛藤を洪水の如く溢れ出させてくる主観化、そして観客との同化演出が非常に巧みで、それを受けて、声を張り上げて最終泳者を応援するに至るナディアの姿に本当に涙が出た。ここがクライマックスかと思ったけど、まだ20分というね😂むしろ本編はこのあと。

    オリンピックが終われば引退し、医者を志すために学生に戻る。他のみんなには四年後がある。でも引退を決意した自分はここで終わり。だから競泳のために犠牲にしてきた自分を取り戻すリハビリのため、化粧をして東京の街で男とMDMAキメてウェーイして遊び、必死にこれからを楽しむための一歩を踏み出そうとするけれど、ずっと何かが付き纏ってくる…。

    彼女の競技人生への未練を象徴するものとしてミライトワ(のパチモノ、ときどきソメイティ…のパチモノ)が何度も登場し、窓越しに車の中から見る「未来」から顔を下ろせばミライトワ。プールしか見てこなかった自分が世界を知るために東京の街をひとり歩く中でも、惹かれてしまうのはミライトワ。抑え込めずに検閲を通り越して表出してくる潜在意識とそれを抑圧する意識的な行為。そして同様の意図を託した幻想的な水の扱い方。電車が通り過ぎる音すらもこの心的葛藤を表現し、変わる自分を拒否するかのように何度も嘔吐する。

    そしてそんなクロエジャオ『ザ・ライダー』のような葛藤にとどまらず、孤独もまた重要な要素として登場する。水泳選手(アスリート)は利己的だと何度も主張するナディアは、その利己的なアスリートの世界しか知らないゆえに他者との関係性に懐疑的な一面を持っていることが次第にわかってくる。全てを賭けててきた競泳を離れ自分とは歳の離れた者たちしかいない新しい環境に身を置くことは、孤独になることでもある。ただ彼女は、利己的ゆえに自身に向けられる真っ直ぐな愛情の存在に気づく。自分がこれまでの人生で積み上げてきたものは決してなくなりはしない。それは競技の技術・成績に限った話ではない。利己的な「個人」選手だった彼女が、これから待ち受ける彼女自身の人生という競技を「団体」選手として戦おうとする前向きな決意と心的変容にグッときた。

    作中で描かれるような東京2020は開かれなかったのは本当に悲しい…。どーでも良いんだけど、ミライトワとソメイティが絶妙に気持ち悪いデザインで出てくるたびに笑ってしまった🤣ロゴもこの時まだ決まってないからテキトーデザインだし!それと乱行パーティ直後に何食わぬ顔でインタビューに答える選手たちも何か妙なリアリティが😅ちなみに監督の次作はフォークホラーだそうです。フロイト的な表現がうまいからホラーとめちゃくちゃ合う監督だと思う!楽しみ👍

    R3.7.25 10:55追記
    カトリーヌサバール(Kサバード)選手準決勝敗退でした😭

  • 3.4

    Nasagiさん2021/07/04 09:56

    ケベック州出身の主人公が、カナダ国歌は歌いたくないけどアヴリル・ラヴィーンなら気持ちよく歌えるというのを「ほう、そうなのか」と思いながら観てた。曲のチョイスもComplicatedでまんまなのは面白かった。

  • 3.5

    sonozyさん2021/03/17 17:44

    カナダの女子バタフライ選手ナディアが、現役最後となるTOKYO 2020に挑む。
    主人公ナディアと親友マリ=ピエールやチームメイトも現役の競泳選手が演じているため、トレーニング&レースシーンの迫力はもちろん、リアリティあります。

    2019年に東京でロケされたという(屋内はほぼモントリオールで撮影)彼女たちの3日間を捉えており、レース本番は割と早めに終わり(個人では冴えなかったが、メドレーリレーで銅メダルをゲット)、レース後の解放された行動や、チームメイトやマリ=ピエールとのやり取りを通して、アスリートを引退し医師を目指すことを決めたナディアの複雑な心理状況がメインテーマとなってます。

    20代後半〜30代前半で引退する=人生の転換点/分岐点となる選手が多いアスリートの不安・葛藤が沁みました。

    カナダのケベック出身の3人がついフランス語で話しちゃうので、もう1人が英語で話してよと指摘するのがカナダらしい感じ。

    新宿や銀座の夜の街、ゲーセン、たけのこの里やチチヤスミルクコーヒーなどが登場するのが楽しい。
    TOKYO 2020のマスコット(ミライトワ&ソメイティ)のもどきも登場します。あくまで架空の東京オリンピックなので作っちゃったわけですね。笑

    レース終了後、クラブに繰り出したナディアとマリ=ピエールが、他競技のイタリア男たち&レバノン男と盛り上がり、2次会からの...朝まで展開は、リアルアスリートが演じてるだけに、オリンピックレベルに追い込んできたアスリートの解放感はこうなるのね...と。笑;

    私は平泳ぎorクロールで25mでそこそこ息が上がる低レベルなので(笑)、バタフライであのスピード感は改めてスゴいなぁ。
    さて、実際のTOKYO 2020はどうなるのでしょうか。。

  • 4.5

    CHEBUNBUNさん2021/03/14 18:49

    【身体の一部が喪失する倦怠感】
    第16回大阪アジアン映画祭一番の注目作『ナディア、バタフライ』を観てきました。本作はカンヌ・レーベル2020に選出された作品にしてなんと、いまはなき東京五輪2020を舞台にした水泳映画なのだ。既に観賞した友人によれば、権利の関係で東京五輪2020オリジナルキャラクターのミライトワとソメイティが使えず、ぬいぐるみや着ぐるみを自前で用意しているのだが、それが不気味なんだとか。というわけで観てきました。

    何十年も、一つのことに没頭してきた者がそれを失う時、そこには大きな喪失感が生じる。本作は東京五輪をテーマにしたスポーツ映画でありながら、試合のシーンを横に置くユニークな演出が特徴的な作品だ。通常の映画であれば、引退する水泳選手の物語を描くのであれば、最後に有終の美としての泳ぎを魅せる。しかしながら、『ナディア、バタフライ』は冒頭20分で練習の場面と最後の試合の場面を完了させてしまうのだ。そして、その場面がとてつもなくスリリングで美しい。

    カットを割ることなく、キツいインターバルを捉えていく。透明感ある空間、静寂が包む中で、コーチの怒号が木霊し、女はプールの果てを目指して往復を繰り返す。力強い水しぶき、限界まで追い込んでいるのであろう、動きはプールの端につけどもまだ終わることはない。近くて遠い栄冠を掴むために彼女たちは羽ばたくしかないのだ。

    やがて、舞台は東京五輪へと移る。緊張だろうか?体調不良なのだろうか?この試合で引退するナディアの顔は暗い。インタビューで「有終の美を飾る」と語っているが、明らかに何かを抱えている。カットが変わると、次はリレーに向けての準備が進められている。コーチが彼女をなだめているが、ナディアは「どうせ4人の内1人25%の力でしょ」となげやりな言葉を虚空に投げつけている。どうも、個人戦では上手くいかなかったようだ。東京五輪という重圧の中、折れた心。だが、それでも前に進むしかない苦悩が滲む中、いよいよ最後のレースが始まる。これをワンカットで演出する。ひとり、またひとりと端を目指して泳ぐ。たった数分のレースだが、自分の番が回ってくるまで永遠に感じる時が流れる。試合展開は早い、だが時は長い。水泳や陸上をやっていた人なら分かる独特な感覚をカットを割らないことで完全に再現しているのだ。激戦に激戦を重ね、チームは銅メダルを勝ち取った。めでたしめでたし……と通常の映画であればそうなるのだが、『ナディア、バタフライ』はそこからが重要である。

    ナディアはチームではカナダ最高成績を挙げたのだが、個人では全く成果を出せていないことを悔やんでいる。これで終わってしまったと考えると、眼前には見えない未来という不安が押し寄せてくる。周りは、また四年後がある。ただ、彼女はただの大学生に戻るのだ。今まで長年「水泳」が人生を支配しており、もはや身体の一部になってしまった「水泳」。それがなくなることで、魂にぽっかりと穴が空いてしまう。そんな苦悩をあたかも知ったかのように声をかけてくるチームメイトやコーチが鬱陶しい。誰かに吐露したいが、誰にも理解されたくない複雑な感情を、不思議の国ニッポンと酒、ドラッグによる浮遊がすくい上げる。パーティーで今まで厳しく制限されてきたものを解放しようと酒を飲みまくり、男といちゃついたり、踊ったりしてもそこには虚無が残る。許可が下りず自前で作ったであろう、地味すぎる東京五輪のシンボルマーク、不気味に映画を彷徨うミライトワとソメイティの着ぐるみが彼女の人生のハリボテを偶然にも引き立てていたりする。

    ナディア役を演じたカトリーヌ・サヴァールは実際にバタフライ専門の水泳選手であり、カナダの国内記録をいくつか保持しており、2016年のリオ五輪では4×100メートルリレーで銅メダルを獲っている。本作はリオ五輪に近づけることで、等身大の水泳選手の苦悩を引き出している。

    つまり『ナディア、バタフライ』は、『桐島、部活やめるってよ』でも描かれた東京五輪選手というスターであっても、試合でいい成績を収めても、そこにある苦悩をじっくりと見つめた作品なのである。水泳を一旦忘れたくても、無意識に身体はストレッチを始める。フェティッシュなカメラワークが肉体と精神と水泳の強結合を捉え続け、自分のアイデンティティを捨てて未知なる世界へ飛び出ることへの不安に輪郭を与えた大傑作でありました。

    ただ、本作は演出面で非常に惜しい部分が存在し、ゆりかもめに乗っている場面で「次の駅は高田馬場、高田馬場です」と間違った情報を連呼していたり、ゲームセンターでラジオ体操の曲が流れたところに、詰めの甘さを感じました。とはいっても、ハリウッドアクション映画のようにカーチェイスで前方は銀座の景色なのに、後方は新宿みたいな演出はなく、ロケーションは現実的だったのはよかったです。

レビューをもっと見る
(Filmarksへ)

評価・レビュー

レビューを投稿してください。

    ※ニックネームに(エンタメナビ)の表示があるレビューは、2016年11月30日までに「楽天エンタメナビ」に投稿されたものを掲載しております。

    サブジャンルで探す

    カテゴリで探す

    俳優・女優で探す

    キーワードで探す

    ランキングで探す

    リンクがクリップボードにコピーされました