1 オペレーション:マリア 第二次大戦下の1941年、ナチス・ドイツ軍からの激しい攻撃にさらされるモスクワ。首都陥落を何としても阻止したいスターリンは、大衆の支持を得る霊能者から“チフヴィンの生神女”というイコン(聖像画)をモスクワに運べば持ちこたえるという助言を受ける。ドイツ軍に支配されている町にあるイコンを奪還するべく、NKVD(秘密警察)の女性エージェント・マリアにその任務が課される。マリアは神を信じず、国家の教えが全てと信じる優秀なエージェントだった。マリアを含む7人の特別部隊が編成され、敵支配地に潜入する。教会からイコンを奪うことに成功するものの、ドイツ軍との激しい銃撃戦によって部隊はほぼ全滅してしまう。生き残ったマリアと護衛役の軍曹は、ドイツ軍に追われながら脱出の機会を探っていた。そんな中、2人の前にウラジーミル神父という男が現れ、町を脱出させる代わりにイコンを渡すよう取引を持ちかける。この神父は敵か味方か?ドイツ軍の追跡が激しくなる中、マリアには最大の危機が迫ろうとしていた。 ¥440 除外キーワードで絞り込む を除く