1 右へいってしまった人 40歳の鷹介はシェアハウス生活していた時代に、仲間と海へ遊びに行った28歳の時の夢を連夜見る。その夢の中、現実では左の駐車場に停めるはずだった仲間と乗り合わせた車は、右の駐車場へ停まる。同じシェアハウスで暮らしていた、別のグループでその日海に来ていたその日に出会うはずだった、若かりし頃の妻、水帆とはその夢の中で出会うことはない。その夢は朝覚めることなく続き、そのまま鷹介の日常となってしまう。 ¥440 2 KATACHI 真由美は、恋人の智に、週末彼の実家に行かないかと誘われる。とうとう結婚秒読みと胸を弾ませ、実家に向かう真由美。そこに待っていたのは戸籍上、智の養母となっていた元恋人の浩子と4歳になる長男の剛だった。真由美は驚き、憤慨し家を飛び出す。そんなタイミングで、以前から真由美に恋心を抱いていた順平から食事に誘われ、真由美の気持ちは揺れながらも一晩を過ごしてしまう。交差する様々な愛の形。やっと平穏が訪れると思った矢先、衝撃のラストが待ち受ける。 ¥440 除外キーワードで絞り込む を除く