1 修羅の荒野 桜庭組組員・前園悠斗、親侠会組員・小早川涼介、幼稚園の先生をしている鳴海葵は幼馴染で、二人がヤクザになってしまったあとも仲良くしている。桜庭組は、東京でも有数の賭場を開き地盤を固めていたが、全国制覇を目指す二万人の配下を擁する関西の大組織は、竜造寺一家を使って桜庭組を攻め込む。これが竜造寺一家200人対桜庭組30人の闘いの幕開けだった。多勢に無勢、桜庭組は追い詰められた恐怖の中で、あるものは無残な死を、あるものは脱落していく。 ¥330 2 修羅の荒野~宿命編~ 桜庭組の組員だった前園悠斗(水元秀二郎)は、竜造寺一家との抗争に敗れ、一人戦いを挑むが刑事に取り押さえられ刑務所へ。それから4年。桜庭組組長(松田優)も自決した今となっては、堅気の道を歩み始めるしかない。一方、構成員2万人を擁する大組織竜造寺一家と、構成員百人足らずの火明組の抗争は激しさを増す。勝負の行方は明らかだが、火明組のヤクザの血が簡単に白旗をあげることを許さない。悠斗の幼馴染の涼介(浜田大介)の親侠会は、火明組の応援に駆けつける。激化する抗争に、否応なく巻き込まれてゆく悠斗。 ¥330 3 修羅の荒野4 弔いの炎 清中組長の無念を晴らす為、たった一人で田之上に立ち向かい、殺された杉本。思いつめて仇討ちに行った恋人の小百合も命を落とす。駆け付けた前園悠斗は、二人の為に、修羅になる決意をする。悠斗と清中組組員達は、田之上組事務所を襲撃するが、田之上の姿は無い。しかしそこで、清中組を裏切った酒井と遭遇。悠斗の「過ちをそのままにするのでは無く、過ちを過ちと認める事が大切なんだ。やり直せばいい」の言葉に心を動かされた酒井は、通称Bと呼ばれる市内のアジトを教える。 ¥330 4 修羅の荒野5 契り 桜庭組の二代目組長を襲名した前園悠斗(水元秀二郎)だったが、その先行きは決して明るいものでは無かった。先の戦いでの復讐に悠斗へ怒りの炎を燃やす、二代目竜造寺一家組長・岩隈(三上哲)は、桜庭組を、じりじりと外堀から攻めつける。又、銀座力動会若頭補佐・小笠原(天蝶司晃)は、出所したばかりの、悠斗の幼馴染で元親侠会幹部・小早川涼介(浜田大介)を懐柔し、悠斗、そして岩隈をも追い落とす絵図を巡らす。しかし運命の悪戯か、力動会会長・剣持豪(哀川翔)は挨拶に来た小早川を見て、記憶の糸がほぐれていく。 ¥330 5 修羅の荒野6 義の墓場 桜庭組組長・前園悠斗(水元秀二郎)に激しい復讐の炎を燃やす竜造寺一家組長・岩隈哲也(三上哲)は、桜庭組のシマ内に新たに事務所を構え悠斗をじわじわと締め付ける。一方、かつて岩隈に組長の座を奪われ、現在は銀座力動会に鞍替えした小笠原忠(天蝶司晃)は、悠斗の幼馴染で親友の小早川涼介(浜田大介)を汚い手口で罠にはめ、桜庭組と竜造寺一家の抗争をけしかける。岩隈に捕えられ、激しいリンチを加えられながらも悠斗の助けを信じて耐える涼介。その事を知り竜造寺一家に向かう事を決断する悠斗。 ¥330 6 修羅の荒野3 迷い道 桜庭組の組員だった前園悠斗は、 堅気になる決意をするが、この世界でしか生きられない宿命を感じる。そんな時、非業の死を遂げた桜庭組若頭柿坂の弟が北陸で、弱冠26歳の若さで清中組三代目に襲名したことを知る。柿坂の遺品を持って北陸へ向かう悠斗。北陸連合十日会での幹部会で、清中は会計係となる。若手の台頭を苦々しく思う幹部の田之上。田之上は会ではご法度のシャブを扱っていた。北陸連合と天道会の抗争が勃発する中、清中組の組員の女が、シャブの金欲しさに十日会の金を盗んでしまう。北陸連合の組長に謝罪する清中。 ¥330 除外キーワードで絞り込む を除く