1 誰がため 第二次世界大戦末期、打倒ナチスを掲げる地下抵抗組織〈ホルガ・ダンスケ〉の一員であるコードネーム、フラメン〈炎)とシトロン〈レモン〉の任務は、ゲシュタポとナチに寝返った売国奴の暗殺であった。 確固たる信念のもと任務をこなしていく2人だが、ある標的と対峙した時、“何かがおかしい”と初めて暗殺をためらってしまう。更に、フラメンの恋人であるケティへスパイ容疑がかかり暗殺命令がくだったことで、組織に対する疑念は急速に膨らんでゆく― ¥550 除外キーワードで絞り込む を除く