1 薔薇のスタビスキー ロシア生まれのユダヤ系帰化人セルジュ・スタビスキーは、パリの暗黒街を根城にする詐欺常習犯だったが、1931年、南フランスのバイヨンヌ市の公設質屋を舞台に不良債券を発行して巨利を得た。元々野心家だった彼は、詐欺まがいの手口で次々と大金を手にし、政財界の大物らと親交を結んで新興実業家としてのし上がっていく。だが、スタビスキーの経歴を怪しんだ検察当局の執拗な調査により、過去の様々な悪事が暴かれていき、スタビスキーは国外逃亡を余儀なくされる…。 ¥440 2 ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ トラックでゴミ回収を生業とするポーランド人のクラスキーと、イタリア人のパドヴァン。2人は、仕事仲間以上の強い絆で結ばれていた。ある日2人は、立ち寄ったカフェバーで、男の子かと見間違うほどのショートカットでボーイッシュな女の子、ジョニーと出会う。彼女は、飲んだくれでパワハラ気質の主人に反発しながらも、ほかに行き場もなく働いていた。その夜、クラスキーとジョニーはダンスパーティで意気投合。しかし、実はクラスキーはゲイだった。それでも惹かれ合う二人は身体を重ねるが…。 ¥330 3 カミーユ・クローデル 「考える人」「地獄の門」等で知られる近代彫刻の巨匠ロダン。その作品を語る上で欠くことのできない存在が若き美貌の女性カミーユ・クローデル。ロダンの弟子であり、モデルであり、愛人でもあったカミーユ。彼女はロダンとともに数々の作品を生み出す。しかし自分自身の作品が模倣としか評価されない屈辱とロダンの不実に、いつしか精神のバランスを崩していく・・・。19世紀末、愛と芸術の葛藤の中で生きた彫刻家カミーユ・クローデルの後半生を、フランスを代表する2大スター、イザベル・アジャーニとジェラール・ドパルデュー共演で描く。独自の創造性と極限の愛を貫き、狂気に至る女の情念を演じたイザベル・アジャーニの演技は世界各国で絶賛され、多くの賞を受賞した。 ¥440 除外キーワードで絞り込む を除く