1 月 太陽が見えないほど、深い森の奥にある重度障害者施設「三日月園」。ここで新しく働くことになった堂島洋子は元・有名作家だ。東日本大震災を題材にしたデビュー作の小説は世間にも評価された。だがそれ以来、新しい作品を書いていない。彼女を「師匠」と呼ぶ夫の昌平は人形アニメーション作家だが、その仕事で収入があるわけではない。経済的にはきつい状況だが、それでも互いへの愛と信頼にあふれた二人は慎ましく暮らしを営んでいる。施設職員の同僚には作家を目指す坪内陽子や、絵の好きな青年さとくんらがいた。 ¥440 2 愛にイナズマ 26歳の折村花⼦は夢だった映画監督デビューが、⽬前に控え気合に満ちていた。だが物事はそううまくはいかない。家賃を滞納し強制退去⼨前。助監督からは露⾻なセクハラを受け、怒り⼼頭。そんな時ふと⽴ち寄ったバーで、空気は読めないが魅⼒的な舘正夫と運命的な出会いを果たし、ようやく⼈⽣が輝きだした⽮先…。卑劣で無責任なプロデューサーに騙され、ギャラももらえず、企画も奪われ、全てを失い失意のどん底に落とされた。 ¥440 3 アジアの天使 8歳のひとり息子の学(佐藤凌)を持つ小説家の青木剛(池松壮亮)は、病気で妻を亡くし、疎遠になっていた兄(オダギリジョー)が住むソウルへ渡った。ほとんど韓国語も話せない中、自由奔放な兄の言うがまま怪しい化粧品の輸入販売を手伝う羽目に。元・人気アイドルのソル(チェ・ヒソ)は、自分の歌いたい歌を歌えずに悩んでいたが、亡くなった父母の代わりに、兄・ジョンウ(キム・ミンジェ)と喘息持ちの妹・ポム(キム・イェウン)を養うため、細々と芸能活動を続けていた。しかし、その時彼らはまだ知らない。事業に失敗した青木と兄、学たちと、資本主義社会に弾かれたソルと兄、妹たち──どん底に落ちた日本と韓国の2つの家族が共に運命を歩む時、ある“奇跡”を目の当たりにすることを・・・ ¥440 4 茜色に焼かれる 「まあ、頑張りましょう。」その一言で日々のやるせない感情を鎮めて日々を過ごす母・田中良子。幼い頃に交通事故で父を亡くし、混沌とした時代と社会の中で、実直に自らの正義を見出さんとする中学生の息子・純平。母ひとり、子ひとり、互いの日常を取り巻くことごとく理不尽な出来事に、張り裂けそうな想いを抱えてこの世界を生きている。どんな困難でも、何が起ころうとも、それでも前を向き、信念を貫ける理由とは?これは、圧倒的な愛と希望の物語。 ¥440 5 ウタモノガタリ -CINEMA FIGHTERS project- <ファンキー>2041年、東京の片隅に謎のファンキー集団が現れる。彼らは突然ダンスを始めた。しかし、リーダーの男だけは踊ろうとせずに塞ぎ込んでいる。彼には子どもの頃から「亡くなった母親に会いたい」という願いがあった。母親の30回目の命日、ファンキーな仲間たちが純司のために行動を始めた時、奇跡が起こる。 ¥330 6 生きちゃった 幼馴染の厚久と武田。そして奈津美。学生時代から3人はいつも一緒に過ごしてきた。そして、ふたりの男はひとりの女性を愛した。 ¥440 7 町田くんの世界 <はじめての恋>が、僕たちの世界を変えた ¥440 8 夜空はいつでも最高密度の青色だ 不器用でぶっきらぼうな二人は、近づいては離れていく… ¥440 9 あぜ道のダンディ 若手最注目監督・石井裕也が描く、男のダンディズムの世界! ¥330 10 ぼくたちの家族 石井裕也監督が≪家族≫に全力で挑んだ、2014年度「人間ドラマ」の最高傑作。 ¥330 11 ハラがコレなんで 奇才・石井裕也、主演・仲里依紗で贈る群像劇コメディ。義理人情に厚い妊婦の人助けの旅を描く。 ¥330 除外キーワードで絞り込む を除く