1 においが眠るまで 匂いに敏感なひのき(17)は、亡くなった父が残した全国のミニシアターで観た映画の感想が書かれたノートを見つける。ある映画館だけ場所がわからず、匂いのメモや、感想だけが書かれていた。コーヒー豆の焙煎店を営んでいた父が残したコーヒー豆を配りながら、父の巡った映画館へと旅にでるひのき。薄れていく父の匂いと、場所のわからない映画館を探しながら、ひのきは少し、大人になっていく。 ¥440 2 はこぶね 事故で視力を失った西村芳則(木村知貴)は、小さな港町で、ときに伯母(内田春菊)に面倒を見てもらいながら生活している。かつて同じ通りの家から一緒に通学していた同級生の大畑(高見こころ)は、東京で役者をしながら、理想と現実の狭間で憂鬱なときを過ごしていた。ある日、西村は大畑と偶然再会する。町にはゆっくりと陽が落ち、そこで暮らす人々はそれぞれの帰路に着く。窮屈で、美しい、その町を眺める二人は、その景色にそれぞれの記憶と想像を重ねる。 ¥440 3 ファンシー 「あさってDANCE」「BLUE」「ありがとう」などで熱狂的なファンを獲得し、連合赤軍をモデルにした「レッド」で文化庁メディア芸術祭漫画部門の優秀賞を受賞した山本直樹の異色の短編「ファンシー」に独自の脚色を施した本作。それぞれの愛を探し求める鷹巣、ペンギン、月夜の星の3人は、あてどない漂流の果てに何を見つけるのか。はかない一瞬の映像詩のようでもあり、不思議と生々しく心にまとわりついてくる独創的なエンターテインメントがここに誕生した。 ¥440 4 サンクチュアリ のどかな別荘地で、ある日突然、一人の子供が消えた。母親の裕子は手がかりを求めて必死に探すが、息子の行方は知れない。。。事故か、誘拐か、それともー。やがて浮かび上がってくる悲劇の真実とは・・・。 ¥330 5 しゃべれども しゃべれども 伝えたい― 誰かを 何かを 「好き」という想い 主題歌:ゆず「明日天気になぁれ」 ¥440 6 夏の娘たち ひめごと それは自ら運命を選択する女たちのひと夏の物語。 ¥440 7 女子学生 危険な遊戯(あそび) ピンク映画の名手・中村幻児監督による女子大生ストーリー。 ¥330 除外キーワードで絞り込む を除く