1 私が私である場所 緒方貴臣監督の新作映画『シンデレラガール』は、主演から脇役までほぼ全ての役をオーディションで選んだ。応募総数約2000名以上の中から選ばれた主役は、伊礼姫奈。彼女は10代にして、すでに10年以上のキャリアを持つベテランだった。その一方で、この映画のスタッフとして働きながら、セリフのない役を演じる俳優たちがいた。それは決して陽の当たる役ではない。しかし一つの役を大切に扱い、懸命に役を演じていく。様々な立場で参加する俳優たちは一体何を目指し、何を感じ、俳優人生を過ごしているのか… ¥550 2 マンチの犬~鶏そうめんと温泉ビーフ~ 謎の招待状によって久米川は有馬温泉を訪れ、宿泊費が足りず同僚の小平を呼び出す。するとホテルで連続不審死が発生。兵庫の名産品を使った料理をヒントに、久米川はそれがそのホテルのCMソングになぞらえた見立て殺人であると推理するが…。 ¥550 3 マンチの犬~水とフルコース~ 公園の水飲み場付近で不可解な刺殺体が発見される。状況には不審な点が多かったが、捜査にあたった久米川は被害者の胃の内容部を試食して重要な手掛かりを掴む。相棒の中井とともに被害者の周辺を洗い出し、確信を得た久米川は事件の真相を「料理」し始める…。 ¥550 4 いつくしみふかき 30年前。母・加代子が進一を出産中に、あろうことか母の実家に盗みに入った父・広志。「最初から騙すつもりだったんだろ?」と銃を構える叔父を、牧師・源一郎が止め、父・広志は“悪魔”として村から追い出される。進一は、母が知らないものを持っているだけで、母が「取ったのか?この悪い血が!」と狂うのを見て、父親は“触れてはいけない存在”として育つ。 ¥440 除外キーワードで絞り込む を除く