1 エヴェレスト 神々の山嶺 1993年ネパール、カトマンドゥ。2人の犠牲者を出して失敗に終わった、日本のエヴェレスト遠征隊。カメラマンとして参加した深町誠は、目的だった写真集もキャンセルになり、喧騒の街を独り彷徨っていた。ふと立ち寄った骨董屋で古いカメラを発見、それが1924年にエヴェレスト頂上を目指しながら行方不明になったジョージ・マロリーのものである可能性に気付く。だが深町の前に、アン・ツェリンというシェルパとビサル・サルパ(毒蛇)と呼ばれる大男があらわれ、そのカメラは自分たちから盗まれたものだと持っていってしまう。眼光鋭いビサル・サルパに、深町は見覚えがあった。彼こそが数年前に消息を絶った孤高の天才クライマー、羽生丈二であった。 ¥330 2 HERO 東京地検・城西支部の型破りの検事・久利生公平(木村拓哉)は、同僚の芝山検事(阿部寛)が起訴したある事件の裁判を任される。容疑者が既に犯行を認めている簡単な事件だったが、初公判で一転、無罪を主張。久利生の前に刑事事件無罪獲得数日本一の弁護士・蒲生一臣(松本幸四郎)が立ちはだかる。実はこの事件の真相の裏には、ある大物政治家(森田一義)の姿が…。この裁判の結果が、政界を揺るがす贈収賄事件の発覚につながっていたのだ。久利生はどんなことがあっても真実を明らかにしようと、事務官の雨宮(松たか子)と奔走。城西支部の面々も捜査に協力し、漸く得た情報をもとに二人は韓国・釜山へ向う。東京地検は韓国のエリート検事カン・ミンウ(イ・ビョンホン)に捜査協力を要請するのだが......。 ¥330 除外キーワードで絞り込む を除く