1 テイキング・サイド ヒトラーに翻弄された指揮者 第二次世界大戦が終結し、ニュルンベルグ裁判が始まってまもない頃、米軍のスティーブ・アーノルド少佐はベルリン・フィルの名指揮者で元プロイセン枢密顧問官でもあったヴィルヘルム・フルトヴェングラーを、“腐ったドイツの象徴”として糾弾すべく、彼とナチスとの関係を調査するよう命令される。しかし楽団員などの証言では、彼は反ナチでヒトラーの面前での敬礼を拒否したこともあったという。さらにフルトヴェングラー本人も、多くのユダヤ人を国外へ逃したとして、ナチスの文化政策の責任は自分にはないと審問の際に言い張った。 ¥330 2 戦場のピアニスト 1939年、ナチスドイツがポーランドに侵攻してくる。ユダヤ人ピアニストのシュピルマンが家族と暮らすワルシャワはナチスに占拠され、ユダヤ人への迫害は次第に激化。シュピルマン一家は他の大勢のユダヤ人とゲットーに移り住む。1942年、一家はユダヤ人収容所へ送られるが、奇跡的にシュピルマンだけは収容所行きを免れる。その後、隠れ家にひそんでサバイバル生活を送るが、ある晩、ひとりのドイツ人将校に見つかり……。 ¥220 3 ドレッサー 第2次大戦下のイギリス。とある小劇場が運命の夜を迎えていた。 ¥330 除外キーワードで絞り込む を除く