1 僕らはみーんな生きている 人との交流が苦手な主人公・宮田駿は、環境を変えるべく上京し、下町の弁当屋にてアルバイトを始める。小説家になる夢を叶える為にアタックをかけていた出版社からの結果は芳しくない一方で、気さくで美人な弁当屋の女店主・児玉ゆり子や、バイト仲間の由香、その友人たちに囲まれ、東京での新生活は順調なスタートを切ったように見えた。しかし、そんな状況も長くは続かない。ある日、駿は由香と共にゆり子の秘密を知ってしまう。彼女は町内会会長である佐伯と男女関係にあり、保険金詐欺を共謀していたのだった。 ¥550 2 空のない世界から DVを受けた旦那から逃げ出してきた麻衣香(兒玉遥)が辿り着いた場所は、郊外にポツリと佇むラブホテル。誰にも知られぬよう、住み込みで働きながら娘のさくら(つむぎ)を育てて早7年、さくらは小学校に通う年齢に。しかし戸籍を取得しておらず、麻衣香は娘にどうしてあげたらいいのか分からない。そんな時彼女の背中を押したのは、世の中から「必要ない」とされている人々だった。 ¥550 3 大阪闇金2 闇金融の仕事にやっと慣れ始めた杉村春生(柾木玲弥)だったが、貸し付けた客と連絡が取れなくなったり回収に手こずったりと悪戦苦闘していた。杉村が以前、勤めていた工場が差し押さえられ、借金の返済のために事故物件専門の清掃業に就いた小林恵(中山こころ)は、過酷な労働環境に精神が蝕まれていた。 ¥440 4 大阪闇金 短気で気性の荒い性格から傷害事件を起こしてしまい2年の刑期を終えた杉村春生は、偶然出会った闇金業者の酒井にスカウトされ、南八番興業という闇金で働くこととなる。金利はトイチ、面談をして借用書にサインさせて貸すという昔ながらのアナログな闇金業者。面談・貸付は社長の南宗衛門と息子の南三蔵が行い、取り立ては酒井が行っている。事務所には他に営業の根津や事務の深田が働いている。杉村は根津と酒井から闇金のノウハウを教わりながら、様々な借主から取り立てることとなる。妻と子供からは愛想を尽かされ、貯金も仕事もなく自殺しようとしている近藤や、複数の闇金から金を借りているキャバ嬢の愛理、様々な事情で闇金から金を借りる人々に出会い、徐々に仕事の要領を得ていく杉村。そして、闇金業者には敵味方が入り乱れており、その時の状況判断によっては命に関わるということも知る。杉村は闇金を通して社会の表と裏にある人間と金の闇を知ることとなる・・・。 ¥440 除外キーワードで絞り込む を除く