1 暗黒街 目端が利いて女にモテるため、兄貴やボスから狙われる青年ヤクザの冒険。山本嘉次郎が監督し、主役の鶴田浩二をはじめ志村喬、三船敏郎ら男優陣が充実したライトなギャングもの。キャバレー経営を任せられている庄司は、親分の覚えもめでたい古谷組の新顔。しかし兄貴分たちは庄司を妬み、機会があれば蹴落とそうと企んでいた。そんな折、親分の妾の夏江と庄司がデキていることが兄貴の鉄にばれてしまう。 ¥330 2 もう頬づえはつかない 早稲田大学の卒業小説として書かれた見延典子のベストセラー小説を、「サード」の東陽一監督が映画化。自ら出演を希望した桃井かおりは自然な演技が評価され、その年のキネマ旬報賞主演女優賞のほか5つの賞を受賞。女性の自立をテーマに、当時の『シラケ世代』の若者像を見事に描いたATG映画のヒット作。女子大生のまり子(桃井)はアルバイト先で知りあった同じ大学の橋本君(奥田)と大して愛情もないのに同棲生活を始めた。そのとき、以前の恋人であった、30歳過ぎの売れないルポライター・恒雄(森本)が現れた・・・。 ¥330 3 驟雨 結婚から4年、子供のいない夫婦に倦怠期が訪れている。何の予定もない日曜日、ケンカをしているわけではないが、二人の会話に思いやりの言葉はなく、互いの行動にケチを付け合うばかり。ある日、新婚旅行から戻ったばかりの文子の姪・あや子が訪ねてくる。夫の不満を漏らすあや子に同情する文子と、夫の立場に立って反論する亮太郎。それがいつしか文子と亮太郎の口論に発展していき…。夫婦の悲喜こもごもを明るいタッチで描き出す。 ¥330 4 ツンツン節だよ全員集合!! 人買いの碇田長吉は、セントラル移動食品KKの社長・関新作の頼みで、 自分の故郷・日蔭村に人買いに向かった。そこで、ヒデオ、忠次、風太、工作の半端者4人を口車にのせ、東京へと連れだった。 東京で4人を待っていたのは、豚小屋並の部屋と、長吉の指揮のもと夜の銀座で屋台を引いて1人で3人分を働かせられる過酷な労働だった。 長吉が、すでに12人分のギャラを貰っているので、3倍働くしかなかったのだ。しかもセントラル移動食品KKの経営は火の車。 金融ゴロ熊井虎吉への借金の返済もままならい。前途に希望を持てない4人は、長吉から逃亡を図るがまたたく間に発見され、 逆さ吊りの目に合う。否応なく戻された4人は1計を案じ、ヒデオに死んだふりをさせ臆病者の長吉を驚かせる。寝込んだ長吉の枕元で、 新作とヒデオら4人が長吉の貯金通帳の配分でもめていると、虎吉が借金の取り立てに来て。。。 ¥330 除外キーワードで絞り込む を除く