1 私がやりました 有名映画プロデューサーが自宅で殺された。容疑者は、売れない新人女優マドレーヌ。プロデューサーに襲われ、「自分の身を守るために撃った」と自供する彼女は、親友で駆け出しの弁護士ポーリーヌと共に法廷へ。鮮やかな弁論と感動的なスピーチで陪審員や大衆の心をつかみ、正当防衛で無罪を勝ち取る。それどころか、「悲劇のヒロイン」として一躍時の人となり、大スターの座へと駆け上がっていく。ところが、そんなある日、二人の前にオデットという女が現れる。 ¥440 2 すべてうまくいきますように 85歳の父アンドレが突然、脳卒中で倒れた。身体の自由がきかなくなったという現実が受け入れられず、人生を終わらせるのを手伝ってほしいと娘のエマニュエルに頼んだのだ。エマニュエルと妹のパスカルは、父の気が変わることを望みながらも、スイスの合法的に安楽死を支援する協会とコンタクトをとる。リハビリが功を奏し日に日に回復する父は、生きる喜びを取り戻したかのように見えた。だが、父はまるで楽しい旅行の日を決めるかのように、その日を告げる。戸惑い葛藤しながらも、父と真正面から向き合おうとする─。 ¥440 3 苦い涙 著名な映画監督ピーター・フォン・カント(ドゥニ・メノーシェ)は、恋人に振られて激しく落ち込んでいた。別れた妻との間にひとり娘のガブリエル(アマンテ・オディアール)がいるが、助手のカール(ステファン・クレポン)をしもべのように扱いながら、事務所も兼ねたアパルトマンで二人暮らしをしている。ある日、親友で大女優のシドニー(イザベル・アジャーニ)が青年アミール(ハリル・ガルビア)を連れて久しぶりにやって来る。艶やかな美しさのアミールに、一目で恋に落ちるピーター。 ¥440 4 Summer of 85 セーリングを楽しもうとヨットで一人沖に出た16歳のアレックス。突然の嵐に見舞われ転覆した彼を救助したのは、18歳のダヴィド。二人は急速に惹かれ合い、友情を超えやがて恋愛感情で結ばれる。アレックスにとってはこれが初めての恋だった。互いに深く想い合う中、ダヴィドの提案で「どちらかが先に死んだら、残された方はその墓の上で踊る」という誓いを立てる二人。しかし、ダヴィドの不慮の事故によって恋焦がれた日々は突如終わりを迎える。悲しみと絶望に暮れ、生きる希望を失ったアレックスを突き動かしたのは、ダヴィドとあの夜に交わした誓いだった─。 ¥440 5 グレース・オブ・ゴッド 告発の時 アレクサンドル(メルヴィル・プポー)は、幼少期に自分を性的虐待したプレナ神父が、いまだ子供たちに聖書を教えていることを知り、家族を守るため過去の出来事の告発を決意する。最初は関わりを拒んでいたフランソワ、長年一人で傷を抱えてきたエマニュエルら、被害の輪が広がっていく。しかし、教会側はプレナの罪を認めつつも、責任は巧みにかわそうとする。信仰と告発の狭間で葛藤しながら、沈黙を破った代償──社会や家族との軋轢とも戦わなければならなかった。果たして、彼らが人生をかけた告発のゆくえは──? ¥440 6 2重螺旋の恋人 私が愛した男は、何者なのか。 ¥330 7 17歳 少女と女の狭間、放課後のベッドで彼女は何を思うのか―。 ¥220 8 危険なプロット 教師と生徒の個人授業は、いつしか息詰まる心理戦に変わる。 ¥330 除外キーワードで絞り込む を除く