中川信夫(なかがわのぶお)
女吸血鬼、地獄、雷電などが人気!
雷電 雷電
貧しい農民の子・太郎吉は、浅間山の庄屋・上原家に奉公しながら相撲を学んでいた。ある日、馬の世話をしていると浅間山が噴火し、逃げ出した馬を追いかけていると助けを求めていたおきんに出会い、上原家の納屋に一晩泊めることにした。そんな折、農民一揆が起こり、上原の家にもその暴動が迫ってきた。地方巡業で上原の家にいた浦風部屋の江戸嵐と太郎吉の二人で暴動に立ち向かうと、群衆の中に太郎吉の父親の姿を見つける。農民同士の戦いに嫌気がさした太郎吉は、脅されて仲間にさせられた父親を背負い、乱闘から脱出し、実家に戻ろうとするが、江戸の大名屋敷へ奉公に出ることになったおきんに再会し、自分も浦風親方たちと江戸へ行く。
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亡霊怪猫屋敷 亡霊怪猫屋敷
停電の夜、久住助教授は大学の研究室で6年前の不思議な事件を思い出していた。病気を患う彼の妻・頼子のために、故郷に戻り開業するが、住んでいた家は幽霊屋敷と呼ばれていた。そしてその日から頼子の目の前に気味が悪い老婆が現れるようになり、頼子を執拗に狙い、襲い掛かろうとする。村の歴史に詳しい了福寺の和尚は、その老婆は屋敷に取り憑いた化猫の怨霊だろうと言う。この屋敷は、元々大村藩の家老・石堂左近将監が住んでいた。彼はとても短気で、碁の師匠・龍胆寺小金吾を些細な理由で切り殺してしまう。そして若党の佐平治を脅して壁に死体を塗り込み隠蔽。小金吾の母には嘘を伝えるのだが…。
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東海道四谷怪談 東海道四谷怪談
備前岡山で、逆恨みからお岩の父・四谷左門を斬殺した民谷伊右衛門は、その秘密を隠しながら、現場を目撃していた直助やお岩・お袖姉妹らを連れ江戸・四谷左門町に移り住んだ。江戸に来たものの仕官の口すらなく気持ちが焦る伊右衛門は、妻・お岩に日々つらく当たっていた。ある日、無頼の徒に迫られていたところを助けたことから、伊藤喜兵衛の娘・お梅と接近する。目の前にぶら下がる立身と金の誘惑に抗いきれず、伊右衛門はお梅との祝言を決意し、邪魔な存在となったお岩の殺害を計画する。直助の悪知恵と按摩・宅悦の力を借り、南蛮渡来の毒薬を飲ませることで、病床に着いていたお岩は絶命する。お岩の強い復讐心は、亡霊となって伊右衛門を次々と恐怖に陥れる・・・。
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