1 シンデレラガール 12 歳の時に病気で片脚を切断した音羽。その後も入退院を繰り返し、中学校の卒業式にも参加できなかった。そんな音羽のために、クラスメイトたちがサイプライズの卒業式を病院の屋上でして、その動画がSNSで話題になり、音羽にモデルのオファーが舞い込む。義足の女子高生モデルという特異性もあり、一時的に注目されるも、その後のモデルとしての仕事は義足を隠したものばかりだった。 ¥550 2 私が私である場所 緒方貴臣監督の新作映画『シンデレラガール』は、主演から脇役までほぼ全ての役をオーディションで選んだ。応募総数約2000名以上の中から選ばれた主役は、伊礼姫奈。彼女は10代にして、すでに10年以上のキャリアを持つベテランだった。その一方で、この映画のスタッフとして働きながら、セリフのない役を演じる俳優たちがいた。それは決して陽の当たる役ではない。しかし一つの役を大切に扱い、懸命に役を演じていく。様々な立場で参加する俳優たちは一体何を目指し、何を感じ、俳優人生を過ごしているのか… ¥550 3 『男の優しさは全部下心なんですって』 宇田みこ(辻千恵)は、遊園地の跡地にできたショッピングモールに残る、数時間に一回動くメリーゴーランドの受付をしており、受付時間外はゆるキャラくまの着ぐるみを着て、メリーゴーランドの前で風船を配っている。100%目の前の人のことを信じるみこは、その度に全力の愛で迎え入れるが、総じて男達は最後にはみこの前から去っていってしまう。そんな彼女についたあだ名は”恋愛体質純情セカンド”。誰かには誰かがいて、みこは誰かの唯一になれずに、メリーゴーランドに一人、回り続ける日々だったが・・・。 ¥440 除外キーワードで絞り込む を除く