1 国境の夜想曲 9・11米同時多発テロやアラブの春、そしてアメリカのアフガニスタンからの撤退。さまざまな情勢によって巻き起こる侵略、圧政、テロリズムなどにより、多くの人々が犠牲となり、数多の痛みに満ちた土地を、ロージ監督は通訳も伴わずにひとりで旅をし、土地に残された母親や子ども、若者たちの声に耳を傾ける。母親たちの哀悼、子どもたちの抱える癒えない痛み、精神病院の患者たちによる政治の無意味さについての演劇など、ロージ監督が旅の中で見聞きしたものを通し、暗闇の中に一条の希望を見いだし生きようとする者たちの姿を浮かび上がらせる。 ¥440 2 クナシリ 戦前には四島全体で約17000人いた日本人も、戦後の1947年から48年にかけて強制退去が行われ現在は誰もいない。寺の石垣、欠けた茶碗、戦車や砲台など、国後島の至るところに今なお日本や第二次世界大戦の傷跡が残っている。両国の交流は断たれているため、日本人墓地も荒れ果てたまま土に埋もれ、そこに人の姿はない。映画では国後島の厳しい現状やロシア人住民らの生活の様子が収められ、政治に翻弄されてきた島民の暮らしや本音、日本人が残したものを追っていく。 ¥440 3 ふたつの祖国、ひとつの愛 -イ・ジュンソプの妻- 第二次世界大戦の最中、三井財閥企業の役員を父に持つ山本方子は、日本の美術学校で出会った朝鮮からの留学生 イ・ジュンソプと恋に落ちる。空襲が激化し、戦況が最終局面を迎えた1945年、方子は命懸けで海を渡り、故郷に戻っていたジュンソプのもとへ嫁いだ。幸せな時を過ごしたのも束の間、日本の敗戦後に勃発した朝鮮戦争の戦火と貧困に追われ、2人は再び、日本と朝鮮の地で離れ離れに。国交なき2つの国―それでも夫婦の愛は失われることはなかった。国を越え、海峡を越え、2人が交わした手紙は200通を越える。本作は、数奇な運命に翻弄されながらも、一途な愛と信頼を紡いだひと組の夫婦の姿を描き出したドキュメンタリーである。 ¥330 4 ヒロシマへの誓い- サーロー節子と共に - 13才の時に広島で被爆し、300数名もの学友を瞬時に亡くしたサーロー節子。後にカナダ人と結婚しトロントに移住した彼女が全世界に向けて平和活動を続ける姿を4年間に渡って密着取材したドキュメンタリー作品。 ¥440 5 娘は戦場で生まれた いまだ解決をみない未曾有の戦地シリア。戦争と人間の真実を赤裸々に映しだす、緊迫のドキュメンタリー!各国の映画人を衝撃と感動の渦に巻き込み、数々の映画賞を受賞!批評サイト・ロッテントマトにて批評家99%、観客97%と双方より高評価を獲得している傑作ドキュメンタリー映画 ¥440 6 ラッカは静かに虐殺されている 武器はスマホ。ドキュメンタリー史上、最も緊迫した90分。 ¥440 7 ラジオ・コバニ ISとの戦闘で瓦礫と化したシリア北部の街で、大学生のディロバンは手作りのラジオ局をはじめる ¥440 8 ビハインド・エネミーライン 女たちの戦場 女たちの戦場ーヘビー級衝撃作の登場 ¥330 9 1944 独ソ・エストニア戦線 同胞(エストニア人同士)が殺し合う、独ソ戦史上、最も残酷な戦いが遂に映画化!本国で大ヒットを記録し、アカデミー賞外国語映画賞エストニア代表作品として選出! ¥330 10 ビリー・リンの永遠の一日 英雄となった彼は戦地で何をみたのか・・・?巨匠アン・リーが贈る現代のアメリカ社会と戦争のあり方を問う社会派ドラマ ¥2,200