1 ファイナル・インパクト 15歳のレーラは、母の再婚相手の家族とウラジオストクで暮らしているが、新しい家族に馴染めず疎外感を感じていた。長年宇宙ステーション「ミラ」で働く父バレーラとは、ほとんど会う機会もなく父娘関係はこじれていた。そんな中、ウラジオストクでは小惑星の流星群に沸きあがっていた。「ミラ」の観測では、流星群の軌道は地球からの距離も十分なはずだった。しかし、流星群の範囲が想像以上に広がり、宇宙で「ミラ」を直撃。さらに地球へと向かった流星群は、オーストラリア、韓国、沖縄、そしてウラジオストクに降り注ぎ街を火の海に変える。 ¥330 2 デウス 侵略 火星の軌道に突如出現した正体不明の巨大な黒い球体。地球外生命体の存在を探るため、天体物理学者のカーラ(クラウディア・ブラック)をはじめとする6名の調査チームが編成され、この人類史上最大の謎の解明にあたることに。宇宙船アキリーズ号に乗り込み8か月後、ようやく目的地まで到達した彼らのもとに、球体から発信されたひとつのメッセージが届く。解析によると、それは「DEUS」という文字列だと判明。自らを「DEUS=神」と名乗り、球体上に存在しているであろう未知の生命体は人類の脅威となるのか?そして地球が侵略される可能性はあるのか?それを確かめるため、彼らは球体へと降り立つ。 ¥440 3 アルマゲドン2022 月面の鉱石採掘基地で事故が発生。断層が崩れ、無数の破片が隕石となって地球に飛来した。ロンドン、サンフランシスコなどの大都市が壊滅。最大の隕石はマンハッタン島と同レベルの大きさで、激突すれば人類は滅亡する。そのタイムリミットは12時間だ。国連軍が核ミサイル攻撃の準備を進める中、宇宙開発会社のスティーヴたちは、強力な電磁パルスで隕石の軌道を変える作戦を立案。月面基地にいる兄の宇宙飛行士ローガンと共に、世界を救うための戦いを開始するが……。 ¥330 4 プロジェクト・ジェミニ 近未来。未知のウィルスが植物種に影響を及ぼし、地球規模で生態系の危機が訪れていた。科学者のスティーブは人類を救うために、野心的な計画を提案する。それは地球から数百光年離れた人類移住可能な惑星系TESS(テス)を第2の地球 (セカンド・アース)としてテラフォーミングすることだった。8年前に発見された地球外物質で作られた謎の装置”球体(スフィア)と機関(エンジン)”によってテラフォームとワープが可能とわかり、スティーブは宇宙飛行士チームとTESSへ出発するが、ワープ中に宇宙船内に超知的生命体(エイリアン)が現れ、未知の惑星にたどり着いてしまう。チームはその惑星で超知的生命体(エイリアン)と戦いつつ、ミッションを継続するが、驚愕の事実を知ることになる・・・ ¥440 5 RUBIKON ルビコン 2056年。地球は、毒性を帯びた霧で全体が覆われてしまい。人類は存続の危機に直面していた。特殊訓練を受けた女戦闘員ハンナは、学者のギャビンとともに、地球軌道上の宇宙ステーション「ルビコン」に向かっていた。彼女が受けた指令は、そこにいるドミトリ博士が開発に成功した循環システムの検証。このシステムを使えば、人類は生き延びることができるかもしれない。ハンナたちの到着と同時に、それまでに宇宙ステーションにいたクルーが帰還することに。「メーデー!メーデー!」降下中のロケットは、汚染された大気層に阻まれ、クルー達は全滅。地球はさらに分厚い大気の層に覆われてしまう。それによって地球と連絡を取ることができない。「ルビコン」に取り残された3人、ハンナ、ギャビン、ディミトリ。地球に帰還するべきか、このまま宇宙ステーションに死ぬまで留まるべきか。それぞれの思惑が交錯していく―――。 ¥440