1 謎解きはディナーのあとで 休暇のクルーズとしてシンガポール行き豪華客船「プリンセスレイコ」号に乗り込んだ令嬢・宝生麗子と執事・影山。久々の休みに何をしようかと心を躍らせる麗子だったが、それも束の間、船から奇妙な遺体が海に落とされる。緊迫する状況の中、あの男の声が…。「はいはいはい」迷推理を得意とする麗子の上司・風祭警部だった。風祭は国立市からシンガポールへ寄贈されるアート作品「Kライオン」の警備で乗船してきていたのだった。そこに犯人からの声明文が船に届く。しかも、その発信先は船の中。容疑者は乗客・乗員3,000人全員!船がシンガポールに到着するまであと5日。そして起こってしまう第2・第3の事件。その時、影山の名推理が炸裂するかと思いきや、「お嬢様、今回の事件の真相、皆目見当もつきません」と何と影山もお手あげ状態。影山と麗子の命運はいかに?! ¥330 2 神様のカルテ 美しい自然に囲まれた信州の一地方都市・松本。内科医・栗原一止は、医師が不足しながらも沢山の患者を抱える「24時間、365日対応」の本庄病院に勤めている。多忙な診療現場でも、先輩外科医、看護師、上司ら、エネルギッシュでユーモア溢れる同僚たちと共に日々の診療をこなしている。どこか浮世離れした独特の雰囲気を持つアパート”御嶽荘”に帰れば、大家兼絵の描けない画家、博学な大学生、そして最愛の妻・榛名と語らうことで、激務に追われる毎日を凌いでいる ¥440 3 神様のカルテ2 妻・榛名の出産を心待ちに、病院での仕事にいつも以上に邁進する栗原一止。そんな一止の前に大学時代の同期・進藤辰也が現れる。「医学部の良心」と言われていたエリートが同じ病院に赴任してきた。 ¥440