ここは選ばれた者だけが入学を許される帝国高校。生徒たちの親は財界、政界、法曹界のトップ中のトップで、学内には大きく4つの階級が存在する。1つめは「経営相続者集団」、いわゆる財閥2世。2つめは「株相続者集団」で、家業は継がないが大株主である。3つめの「名誉相続者集団」は長官、国会議員、最高裁長官など政権や司法の中枢にある名誉ある職の子供たち。4つめは「社会配慮者集団」で、この学 校には分不相応な学生をさす。1つめの集団に属するキム・タンは国内最大の帝国グループ会長の次男だが、問題児であるばかりか兄に愛人の子と疎まれてアメリカに留学させられていた。大邸宅に住んで何不自由なく暮らしているが、韓国の家族から切 り離され帰国も許してもらえない。帝国高校在学中のユ・ラヘルと婚約しているが、親同士が決めた政略結婚で何の感情もない。ある日、海岸のカフェで韓国人らしき少女が困っている姿を目撃する。彼女はこのカフェで働く女性の妹で、母から託された金を姉に渡すためにアメリカに来たのだった。彼女の名前はチャ・ウンサンといい、父は亡くなり家政婦をして働く母と暮らしている。高校生だが家計を助けるためにバイトをして疲れ、自分の境遇を恨むこともあった。二度と韓国にもどらないつもりでアメリカにやって来たのに姉にウソをつかれたことが分かり、パスポートも金も宿も無くなり途方に暮れてしまう。見かねたタンは自宅に泊まるよう勧め、ウンサンはタンの家に滞在し夢のような時を過ごした。帰国したウンサンは意外な場所でタンに再会する。
- 【キム・タン役 イ・ミンホ】
- 家族から遠ざけられた孤独な御曹司。巨大財閥の相続人 国内最大の企業グループ会長の次男として生まれ、兄とともに巨大財閥を牽引していく将来が約束されている。高校中途でアメリカに留学し英語はもちろん、スマートなマナーやルックスを身につけている。しかし実の母親は世間からは父と同居している愛人にしか見なされず、兄は父の最初の妻が生んだ子という複雑な家庭で育つ。幼い時からたまに家にやってくる父の本妻を母と呼ばされてきた。その母が理事長を務める帝国高校に進学すると問題を次々と起こし、留学させられてしまった。出発前に財閥の跡継ぎとしての生き方を兄に諭されるが、実際のところは名家や名門校の汚点にならぬためのとかげの尻尾切りだったと後になって気がつく。アメリカでは一人で海辺の豪邸に住みサーフィンに明け暮れているが、家族と引き離された孤独はどうしよ うもない。母に会いたくても適わず、甘えたくても兄から弟として認めてもらえず、病に倒れた父からは帰国を許してもらえない。
- 【チャ・ウンサン役 パク・シネ】
- 貧しさに追われ人生の逆転も望めない、家政婦の娘 母が口がきけないため、幼い時から苦労してきた。お世辞にも豊かな家とは言えなかった上に、父が病死してさらに経済的に困窮した。母は二人の娘を抱えて仕事を転々としていたが、帝国グループ会長宅の家政婦の職を紹介されてからは落ちついている。ウンサンも少しでも家計の足しになればといくつかアルバイトを掛け持ちし、家に戻った時にはヘトヘトでつい居眠りしてしまう。それでもいつ勉強しているのか、成績はクラスで5番以内をキープしている。感受性が豊かで、母と人前で手話で話すのを嫌い初恋に憧れる普通の高校生だ。しかし同じ年頃の子がしたい遊びやおしゃれは、一切見ないようにしている。バイト代をごまかされないための対処もうまく高校生にしては世間慣れもしているが、ふとした時に自分の境遇が悲しくなって涙がこぼれてくる。母が会長宅で残った料理を持ち帰ったりするといっそう惨めだ。数年前に姉がアメリカに留学し、母と二人暮らし
- 【チェ・ヨンド役 キム・ウビン】
- 感情表現は暴力と嫌がらせ。ホテルチェーンの相続人 幼い頃から父より柔道の手ほどきを受ける。否応なしに道場に連れて行かれ徹底的にしごかれ、卑怯な手も戦い方だと言う父には18歳になった現在も勝てない。父への反抗心から生来の頭の良さを成績にではなく、暴力やイジメに注ぎ込んできた。高校に入学してすぐに境遇の似ているキム・タンと意気投合し、二人で問題を起こした。その時に帝国グループの相続人として誰もが一目を置くタンが、実は愛人が生んだ子だと知る。やがてタンが留学したため、ワルのトップの座につき学校を支配している。残酷な笑顔を浮かべただけで相手を震え上がらせることができるが、女子からはモテないどころか忌み嫌われている。8歳の時に母親が家出して以来、父の財産を狙う女 たちが入れ替わり立ち替わりやって来たが母と呼べる人はなかった。最近、父の再婚話が進んで先方の家族で行動することが増えて不愉快でたまらない。心許せる相手は犬だけで、最近はバイクに夢中だ。
《ときめきシーン1》
- 【場面詳細】第2話 19分51秒ごろ
- 【 ときめき度 】★★★★
- 初めてタンがウンサンを意識したのは、この時?!
- アメリカにやって来たウンサンは姉のウソにショックを受けた上に、パスポートを警 察に押収され泊まる宿もなかった。見かねたタンは自分の豪邸にウンサンを泊まらせた。翌朝、タンはプールサイドに佇むウンサンを見つける。視線を感じたウンサンはタンに向かって軽く頭を下げたが、しばらくタンは無言のまま見つめていた。
《ときめきシーン2》
- 【場面詳細】第3話 1分ごろ
- 【 ときめき度 】★★★★★
- 昨日、会ったばかりなのに、恋はもう始まっていた!!
- タンに恨みを抱く二人組に町中を追いかけられ、タンとウンサンは映画館に駆け込んだ。もう追って来ないと分かると、タンは座席で寝てしまう。しばらくすると暗闇の中でタンは一人ごとのようにつぶやいた。「昨日、ある女に出会った。その女の名はチャ・ウンサン。そして疑問が生じた。もしかして俺は君が好きなのか?」
《ときめきシーン3》
- 【場面詳細】第6話 15分40秒ごろ
- 【 ときめき度 】★★★
- 強引度100%、嫌われ度150%。こんな告白って!!
- 帝国高校に転校してきたウンサンは、校内の雰囲気に馴染めずボンヤリしてしまう。ヨンドは足をひっかけて強引にウンサンの気を引き、タンとの関係を尋ねた。ウンサンからタン自身に聞いてくれと言われると、ヨンドは「今後のお前について教えてやるよ。今日から俺のものだ。"俺専用の女"ってことだ。」と一方的に告げる。
《ときめきシーン4》
- 【場面詳細】第6話 56分10秒ごろ
- 【 ときめき度 】★★★★
- 不器用なヨンド、居眠り中のウンサンにかけた言葉は?!
- 早朝、ヨンドはコンビニの前で眠りこけるウンサンを見つける。ヨンドが食べかけのラーメンを持って正面に座っても、ウンサンは目を覚まそうとしない。そこでヨンドはしばらくウンサンの寝顔を見つめることにした。少しだけ優しい表情になるや否や、「こんな所で寝るなよ。守りたくなるだろう」とウンサンの足を蹴飛ばす。
《ときめきシーン5》
- 【場面詳細】第8話 1分50秒ごろ
- 【 ときめき度 】★★★★
- 立場の違いに悩んでいるのに、タンの言葉は刺激的すぎ!
- ウンサンが一人でヨンドの部屋に行ったと知って、タンはウンサンに詰め寄った。自分の立場を隠して無事に帝国高校を卒業したいウンサンに対し、タンは「明日、出ていけ。」と声を荒げた。さらに「無理か?学校にも通いたい?なら俺を好きになれ。できる限り本気で。俺はお前が好きになった。」と言ってウンサンを涙ぐませる。
《ときめきシーン6》
- 【場面詳細】第8話 23分ごろ
- 【 ときめき度 】★★★★★
- 正直すぎる!ストレートすぎる!伝わりすぎて愛おしい!
- ウンサンがアメリカの大学に残してきたメモが、帝国高校の掲示板に貼られていた。ウンサンはそれがタンのしわざだと分かってうれしくなる。タンはあの時にウンサンが電話をくれていたら、「"どこにいる?" "誰といる?" "いつ帰る?" "どうしても 帰るか?" "行くな" "一緒にいてくれ" "会いたい"」と言いたかったと話した。
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