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COLUMN

女性のためのAVレビュー
過去にタイムスリップ!?「若かりし頃の母さんとの性交 一之瀬すず」

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』って映画をご存知ですか?
マイケル・J・フォックス演じる主人公が、友人の科学者ドクが発明したタイムマシーンで30年前の世界にタイムトリップするという全世界で大ヒットしたシリーズ。
タイムトリップした過去で若かりし日の両親と出会い恋愛模様を繰り広げるというストーリーは斬新かつユーモラスで、当時中学生だった私はドキドキハラハラしたものです。
何を隠そう、今年はその1作目が公開されてちょうど30年目なんだとか。
それにちなんで……というわけではないですが、今回は映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』にインスパイアされたと思われる、ちょっと凝ったAVドラマをご紹介します。

主人公は実家暮らしのダメなオタク青年・隆史。ある朝、色気のないただのおばさんだと思っていた母親に「あんたは私の初恋の人にそっくりなのよ。結局恋は実らずお父さんと結婚したんだけどね」と告げられます。
そのときは何も感じなかったものの、スケボーで転んだ拍子に30年前の昭和時代にタイムトリップしてしまった彼はインドで行方不明になった青年・ミチルと間違われ、偶然知り合った町工場の一家の世話になることに。さらに彼は、その家に世話になっていた遠縁の娘・すずに一目惚れ。平成男の軽さを武器にウブな彼女に猛アタックし、ついに肉体関係を結んでしまいます。

さて、もうおわかりかと思いますが、実はこのすずちゃんこそが彼の母親の若き日の姿なんですね。
今の姿とは似ても似つかないスレンダーな体に、ちょっと幸薄そうな美貌。まさか母親だとは気づかず、彼はすずとのセックスにハマっていきます。
それはすずちゃんも同じこと。最初のときは未開発のアソコを舐められ「ダメぇ……」なんて言ってたのに、一度セックスを経験したカラダは止まらない。工場の隅で嬉しそうにデカチンをフェラしたり、隆史の夜這いに大きな喘ぎ声で応えたり……同じ少女とは思えないほどの卑猥さについ引き込まれてしまいます。それほどハードなプレイはないものの、清楚な昭和のおさげ少女がいきなりオンナに豹変するギャップが、なんともいえずいやらしいんです。

しかし何といっても2人は親子。このままうまくいくはずがありません。
すずをめぐって若き日の父親と決闘した隆史は、手元にあった家族写真の中の自分が消えかかっているのを見て、元の世界に帰らなくてはマズいことを直感します。(いわゆるタイムパラドックスというやつですね。)

段ボールで作ったタイムマシーンで平成に帰ろうとする隆史と、そんな彼に「私に飽きたんでしょ!」と詰め寄るすず。別れのセックスで思う存分中出しをしてしまった後で、隆史はようやく彼女が誰なのか気づきます。

果たして彼は、マイケル・J・フォックスよろしく元の世界に帰ることができるのか?
そして、父親にまったく似てない自分は誰の子なのか?
一ノ瀬すずちゃんの清楚なエロさはもちろんですが、SF好きにとってもたまらない一本になっています。
スケボーや写真の中の自分が消えていく描写など、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』との共通点もちらほら。映画好きな人は、そのへんに気をつけて観ても楽しめるんじゃないでしょうか。 ヒロインの不倫相手(豆腐屋店長)として人気急上昇中の北澤剛君もちらっと登場しているので、こちらのほうもお見逃しなく!

(ライター ・遠藤遊佐)