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COLUMN

【連載】もっともっと♥感じるためのAV講座
第10回 AVドラマ 女目線みどころガイド

AVには様々なジャンルがありますが、女性に圧倒的な人気があるのはドラマ。不倫や近親相姦などの御なじみのものから、学園や捜査系まで実に幅広いテーマが描かれています。その中でも、特に女性にお勧めしたいジャンルをピックアップ。女性目線で解説していきます!!

◆AVドラマには定番の展開がつきもの

皆様、こんにちは。
今回、女性の皆様にレクチャーするAV基礎知識は、AVドラマについてです。ドラマと言っても、TVドラマとAVドラマは全く別物だって知っていましたか?

TVドラマは、主人公のキャラクターによって様々な物語が展開され、その顛末を楽しむものですよね。それに対して、AVドラマにはカテゴリーごとに大前提となる物語の展開が決められていて、どの女優さんが演じようが、結末はほぼ同じなのです。

では、何を楽しむのかと言えば、AVですので、当然のことながらセックスです。しかし、単にセックスを鑑賞するだけではありません。役柄、シチュエーション、心理状況などに応じて、主演の女優さんがどんなセックスを魅せるのか? ここに醍醐味があります。簡単に言えば、伝統芸能に近いですね。歌舞伎や古典落語は、演目ごとに内容は決められていますが、演じる役者によって印象は変わってきますよね?

AVドラマで楽しむべきことは、ドキュメンタリーなセックスでは決して魅せることのない、女優個々の表情の違い。ここに注目するのが、AV通の鑑賞法なのです。でも、肝心の大前提を知らなければ、それもできませんよね。そこで、私なりにセレクトした女性に見てほしい伝統芸能的AVドラマカテゴリーをご紹介していきます。

◆ここ数年で人気のでてきたカテゴリー

【女捜査官】
正義感の強い男勝りの美人捜査官が、巨大闇組織を壊滅に導くべく、女ながらも果敢に敵アジトに潜入。拳銃片手に果敢に男たちに立ち向かっていくも、最終的には敵の手に堕ち性的な折檻を受けてしまう。これが、女捜査官モノの大前提です。
そうそう、AVでいうところの女捜査官とは、女性刑事と美人スパイを足して2で割ったような仮想キャラクター。パンツスーツだったり、峰不二子のようなセクシーなキャットスーツが2大定番です。そして、結末はバッドエンドの場合は、麻薬漬けにされ性奴隷に。ハッピーエンドの場合は、奇跡の大逆転劇で敵を一網打尽に。いずれにしても、女優さんたちの艶っぽい魅力が浮き彫りになります。

さて、女捜査官モノの女性目線でのみどころは、演技派男優陣による、サディスティックな拷問シーンです。普段は紳士的なベテラン男優さんが、捜査官に恥辱的なセックスを迫る悪~い笑み!! そして、控えめだと思っていた男優さんが、じりじりと襲いかかってきたときの冷徹なキス!! そんな、ゾクゾクする刺激的なシーンが繰り広げられるのです。しかも、ボスクラスともなれば、スーツ姿×ドSセックスの魅惑のセックスが…。個人的にも大好きなカテゴリーです!!

【社長令嬢】
世間知らずの温室育ちのお嬢様が主人公。父親の事業が失敗し、借金返済のために性奴隷として売られてしまうか、父親に反逆心を抱いていた者たちが、父親の死をきっかけに急変し性奴隷のごとく辱めるという物語が定番です。一番の悪人は、たいてい一番信頼していた父親の部下で、知的な男性秘書や会社重役などが多いですね。最近では、女性ユーザーを意識して、イケメン執事という場合もあります。

さて、こちらの作品の女性目線でのみどころは、みんな大好き、昼ドラ的ドロドロな不幸話。女性なら、誰もが一度くらいは悲劇のヒロインに憧れを抱きますよね。蝶よ、花よと育てられてきた社長令嬢が、怒りと反逆心に満ちた男どもにねじ伏せられ、世の中の最下層にまで落とされていく転落劇は、主人公が可愛そうな境遇にあるほど、不思議と深い興奮を焚きつけられるもの。純情可憐な女性が、薄汚い男達の手によって汚されていく様は、なぜにあんなにもエロティックなのでしょうね?(笑)

◆AVファンなら観ておきたい大定番

【夫の目の前で…】
平凡ながらも幸せな結婚生活を送っていた若妻が主人公です。脱獄したばかりの逃亡犯が家に侵入し、恐怖心から男の言いなりに…。ところが、監獄にいたせいで性欲が溜まりきっていた逃亡犯は、若妻に欲望の全てをぶちまけ、いつしか眠っていた性欲を覚醒させてしまいます。2人は貪るようにセックスにふけっていくのですが、最後には夫に不貞現場を発見され、若妻は叫ぶのです。「あなた、見ないで~」と!

こちらは一例。ご紹介したレイプ犯=逃亡犯のバージョンが一番人気ですが、ストーカーだったり、お隣さんだったり、夫の上司だったりもします。いずれも、最初は恐怖を感じていた対象の虜になっていくというのが、大定番です。

かなり男性に都合のいい展開ではありますが、あるんです。女性が萌えてしまうポイントが。それは、平凡な日常を壊してくれる、野獣の存在です。最初、野獣は荒っぽいだけの獰猛な存在なのですが、食事をさせたり、服を着替えさせたりするうちに、情のような、母性のようなものが芽生え、違った見え方になってくるのです。私がいなければ再び捕われてしまう危うい存在。もしくは、私だけに無心に甘えてくる無邪気な存在。こうして、平凡と言う心の隙間に、強引にねじ込まれた異物が、女性特有の感情により心地よさになっていくのです。ちなみに、夫の目の前シリーズのレイプ犯と言って真っ先に浮かんでくるのは、花岡じったさん。ドロドロの白Tシャツ姿で、冷蔵の中にあった魚肉ソーセージを貪る喰らう横顔に、濃密なエロスを感じてしまうのは、私だけでしょうか?(笑)

【近親相姦(義父)】
仕事一辺倒でオスとしての魅力に欠け、たまにベッドで甘えれば「疲れているんだ。明日も早いし勘弁してくれないか」と、背を向けられる。そんな淡白な夫に欲求不満を募らせた奥様が、ふとしたきっかけで夫の父親と結ばれ、ずるずると不倫関係に溺れてしまう。その過程を描いたストーリーです。

嫁の欲求不満臭を嗅ぎつけて義父から迫るパターンと、欲求不満が爆発した奥様から誘惑するパターンの2つに分かれますが、ラストは、夫より義父の方を愛してしまうというのが、大定番です。近親相姦と言えば、母と息子を想像しがちですが、女性にお勧めなのはこちらですね。母子のような悲壮感はなく、不倫ドラマに近い感覚なのですが、一つ屋根の下で暮らしている義父との背徳行為は、さらにスリリングな興奮を味わうことができます。

女性目線でのお勧めポイントは、何と言っても40代後半以上の男優さんの渋くて官能的なエロスを存分に味わえること。若いメンズにはない、貪欲さと強引さと、ねっとりとしたセックステクニックで、女性の感じるツボをこれでもかと弄り倒してくるのです。中でも、栗原良さんと佐川銀次さんこそ、2大セクシー義父。冷静でダンディ。抗うことのできないセクシーな魅力で迫ってくる栗原良さんと、濃厚すぎるエロスでぐいぐい押しまくる佐川銀次さん。まったく違うキャラクターなのですが、どうしても1位、2位が選べないんですよね。だって、どちらも素敵なんですもの~!

◆まだまだお宝ドラマは眠っています

一件、男性目線で描かれていると思うAVドラマの中にも、女性が興奮してしまうポイントが潜んでいるもの。今回ご紹介したのはほんの一部です。これからも、引き続きご紹介していきますので、お楽しみに!

◆ライタープロフィール

文月みほ(ふみづき・みほ)
アダルトライター。

1万5千本に及ぶAV鑑賞経験を活かし女性向け18禁イベント【花園AV女学院】を主催。AV専門誌をはじめ、アダルト系WEBサイト、週刊誌などにAVレビューやAV女優・男優インタビュー記事など多数掲載中。