忘れえぬ慕情 長崎のある造船所に、フランスからマルサック技師(ジャン・マレー)が赴任して来た。彼はキャバレーの女などには無関心だったが、堀技師長(山村聡)に紹介された呉服屋の娘、乃里子(岸惠子)に心惹かれた。彼女は弟妹の面倒をみながら、両親のいない店を切り盛りしている健気な女性。乃里子を通じて日本に興味を持ち始めたマルサックは彼女のフランス語の先生リッテル(ゲルト・フルーベ)の離れに住居を移した。リッテルの妻は乃里子の友人慶子(浅茅しのぶ)である。 ¥330 暗黒街 目端が利いて女にモテるため、兄貴やボスから狙われる青年ヤクザの冒険。山本嘉次郎が監督し、主役の鶴田浩二をはじめ志村喬、三船敏郎ら男優陣が充実したライトなギャングもの。キャバレー経営を任せられている庄司は、親分の覚えもめでたい古谷組の新顔。しかし兄貴分たちは庄司を妬み、機会があれば蹴落とそうと企んでいた。そんな折、親分の妾の夏江と庄司がデキていることが兄貴の鉄にばれてしまう。 ¥330 TATTOO<刺青>あり 大阪で実際に起きた三菱銀行たてこもり事件を、ピンク映画界で活躍してきた高橋伴明が監督し一般映画デビュー。破滅的にしか生きられない主人公を宇崎竜童が熱演し、高い評価を得た。少年院あがりの明夫は「30歳までに何かドでかいことをしてやる」と決意して、胸に刺青を入れ、キャバレーのボーイとなる。店の売れっ子ホステス・三千代を強引に口説くがやがて逃げられ、明夫は31歳を目前に銀行強盗を計画する・・・。 ¥330 銀座カンカン娘 友人のお秋とお春はそれぞれ画家と声楽家を目指し、隠遁落語家・新笑の家の二階を間借りして貧乏ながらも楽しく生活していた。新笑には武助という息子がおり、サラリーマンながら歌を趣味にしていたため、お秋と仲が良かった。ある日、お秋とお春はブラブラしてても階下の人たちに申し訳ないので職を探すことにする。お秋が武助の愛犬を連れて歩いていたところ、たまたま公園でロケ隊に出会い出演することになった。これを契機に同じエキストラをしていた白井哲夫と出会う。彼が毎晩銀座で艶歌師をしていると言ったため、三人は手を組み、銀座のキャバレー、ナイトクラブを次々と歌い回ることにした・・・。 ¥330 人間模様 禁制のキャバレーに女性秘書の吉野吟子を連れて行った七曜デパートの社長・小松原厚は、警官に捕まって警察に連行された。小松原は、一番確実な身元引受人として、学友だった大輪高等学校校長の息子・大輪絹彦を夜中に呼び出した。善良そのものの絹彦のおかげで二人はすぐに釈放されたが、小松原は別に礼も言わなかった。しかし、絹彦も何でもないような顔をしていた。そんな絹彦を見て、吉野吟子は何となく好ましく思っていた。ある日、絹彦がレンブラントの額を持って吟子のアパートを訪れてくる・・・。 ¥330 果てしなき情熱 引揚者の三木太郎は天涯孤独の作曲家で、薄汚いアパートの部屋と三文キャバレーだけが彼の世界であった。キャバレーの歌手・福子と給仕のしんはひそかに三木に恋心を抱いていたが、三木には小田切優子という信州の片田舎で出会った忘れられない人がいた。気持ちを紛らわすため酒に酔っていた三木は、道端で突然女の悲鳴を聞く。短刀を片手にした暴漢が女に迫っていたのだ。その様子を見て三木はびっくりした。その女とは、あの優子だったのだ・・・。 ¥330 除外キーワードで絞り込む を除く 他の条件で探す 新着 ランキング 作品一覧 価格から探す 0〜99円 100〜299円 300〜399円 400〜699円 1000円〜