デシベル 大都市・釜山。ある一軒家で爆破事件が起こる。事件のニュースを目にした元海軍副長カン・ドヨン(キム・レウォン)にかかってきた一本の電話。「次のターゲットは、サッカースタジアムだ。通報したり観客を避難させたら爆発する」。それはテロリスト(イ・ジョンソク)からの脅迫だった。ドヨンは事態を把握する間もなく、5万人の観衆で埋め尽くされた釜山アシアード競技場に向かうが…。仕掛けられたのは普通の爆弾とは違い、騒音が一定のデシベルを超えると制限時間が半減して爆発する特殊爆弾だ。 ¥440 アナザーラウンド 冴えない高校教師マーティンとその同僚3人は、ノルウェー人哲学者の「血中アルコール濃度を常に一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するため実験をすることに。すると、これまで惰性でやり過ごしていた授業も活気に満ち、生徒たちとの関係性も良好になっていく。同僚たちもゆっくりと確実に人生がいい方向に向かっていくのだが、実験が進むにつれだんだんと制御不能になり―。 ¥440 フラワーズ・オブ・シャンハイ 清朝末期の上海の高級遊郭を舞台に、艶やかな輝きを放つ遊女たちと、遊郭に出入りする男たちとの絢爛豪華な世界を映し出していく。広東省出身の官僚・王(ワン)は、数年来の馴染みである小紅(シャオホン)を捨て、別の女性を選ぶが…。一方、温厚で心優しい・双珠(シュアンチュウ)は、若い遊女たちを一定の距離を保って見守っている。そして、気の強い・翆鳳(ツイフォン)は、置屋の女将に不満を募らせ、馴染み客の羅(ルオ)の資金援助を受けて独立を画策する…。三人の美しい女性たちと、彼女らに魅せられ、時に裏切られ、翻弄される男たちを描く。 ¥330 寄生体XXX 街中で次々と姿を消す人間たち。彼らは消える直前、人の形をしたある“生き物”に接触していた。その正体は、人間ではなく自ら生きるために、命も記憶も全てを乗っ取る謎の“地球外生命体”だった。“生き物”は一定時間を過ぎると体が腐り始めてしまうので、次々と人間を乗っ取り、使い捨てる。慈悲のかけらもない冷酷なモンスターだったが、ある男を乗っ取ったことで、その妻を愛し始める。男の妻を愛する気持ちは“生き物”の中に残り続けているのだ。“生き物”は、彼女の周りの人間を乗っ取りながら、彼女に近づいていくが・・・。 ¥440 カラーラッシュ 神経性の色覚異常により世界が灰色にしか見えない“モノ”は、“プローブ”と呼ばれる人と顔を合わせると“カラーラッシュ”という現象を引き起こし、世界がカラーに見えるようになる。一度に大量のカラーを目にするモノは気絶してしまうが、モノがこのカラーラッシュを一度味わうとプローブに執着し始め、殺人や監禁する事件が起きてしまう世界にいる。モノであるチェ・ヨヌは同じモノだった母親の失踪後、人付き合いを避けながら生きてきた。ある日、ヨヌは転校した学校でいつもマスクをつけて通うアイドル練習生コ・ユハンと出会う。初めからヨヌに好意を見せるユハンだが、友達付き合いをしたくないヨヌはそっけない態度をとる。ところが予期せずユハンがマスクを外した瞬間、ヨヌは目の色が変わり、初めてカラーラッシュを経験することに。ヨヌのカラーラッシュを見たユハンは自分がプローブだと知り、ヨヌに色のある世界を教えようとある提案をするのだが…。 ¥220 除外キーワードで絞り込む を除く