1 夕月花(せきげつか)~三世を駆ける愛~ 7年に及んだ定遠(ていえん)の乱で命を落とした女将軍・聞心(ぶんしん)。全ての記憶を失ったまま戦が始まる前に蘇った彼女は、偶然出会った馮夕(ふうせき)から「冬月(とうげつ)」と名付けられる。そんな中、期せずして記憶が戻り、馮夕が定遠の乱の首謀者・陸遠潼(りくえんとう)と結託した奸臣であることを思い出す。未来を変えるため陸遠潼を暗殺しようとする冬月だが、その度に馮夕に阻まれてうまくいかない。実は馮夕にはある目的があり、冬月の暗殺計画を邪魔するのは彼女を助けるための行動だった。次第に冬月は彼の本当の姿を知っていき、何度も運命的に巡り会う彼と心を通わせていくが…? 三世に渡る愛と戦いの物語が今、始まるー! ¥275 無料あり 2 鳳凰伝~永遠の約束~ 雑技団の看板娘・葉凝芝(ようぎょうし)は宮中に呼ばれ、皇太后の誕生日を祝う宴で技を披露することに。長公主(皇帝の姉)の罠に陥った葉凝芝を助けたのは、宮中一の策士である魏広(ぎこう)だった。半年後、宮中に飛び込んだ葉凝芝は皇后付きの使用人となる。規則が厳しい生活に雑技団出身の葉凝芝はなかなか馴染めないが、魏広と再会することを励みに耐え続ける。魏広もまた数々の危機を乗り越えて葉凝芝に近づき、葉凝芝が皇后の信頼を得られるよう、そして宮中で安らげるよう力を貸す。葉凝芝は一介の使用人ながら才知と勇気を頼りに高官たちに立ち向かい、そんな彼女の姿に普段は本心を見せない皇后も感銘を受け、皇帝もその純真さと正義感に魅了される。辺境で戦が始まり、魏広は大元帥として出征することに。「凱旋したら君を妻として迎えられるよう皇帝に掛け合う」と葉凝芝に約束し、都を離れるが…。 除外キーワードで絞り込む を除く