1 隣人 X -疑惑の彼女- 惑星X で紛争が起き、助けを求めてきた難民を、アメリカ政府は【惑星難民 X 】として受け入れた。 X は人間の姿に擬態化できる能力があり、人間を決して傷つけない固有性を持っていたからだ。日本もアメリカに追従するように、受け入れを決定。しかし、誰もが謎の存在 X に不安を感じ、自分の隣にいる人が本当は X ではないのか? と不安を抱いていた。週刊東都の編集部でも日々、X に関するネタを追っており、ラーメン記事担当の駆け出し記者、笹は X 関連のネタを掴んで名をあげようと編集長に自分を売り込む。 ¥440 2 道で拾った女 春日部竜平はトラック運転手。年中トラックに乗って全国を走り回っている。あるとき公園に立ち寄ると「助けて!」と女性の叫び声が聞こえてくる。近寄ってみると草むらで髪の長い女性がホームレス男3人にレイプされそうになっていた。竜平は勇気を振り絞ってホームレスを追い払い、女性を助け起こそうとすると女はその手を振り払って「さっき見てたでしょ、なんですぐ助けなかったの」と竜平をにらみつけ、フラフラと歩きだす。その姿から察するに女もホームレス生活を送っていたようだ。竜平は再び女に声をかけた。 ¥440 3 カタオモイ 眠っていた恋心に火がついて止まらない!愛しているなら私を捕まえて!!杉下可南子(43)は夫・方正の浮気が原因で家出して東京下町の大衆食堂で働き始めた。履歴書に書いた33歳という嘘はすぐにばれるが、店主の芳雄と芳雄の娘・泰葉は可南子の明るい性格が気に入り、快く受け入れた。そんな可南子はある日、道端で酔って寝転ぶ男性を介抱する。可南子が介抱した男・謙一は一緒に暮らしていた彼女にフラれ、傷心のあまり酒と睡眠薬を一気飲みしたと言う。顔を見ると可南子より一回りほど年下の青年だった。 ¥440 除外キーワードで絞り込む を除く