1 ラーゲリより愛を込めて 第二次大戦後の1945年。そこは零下40度の厳冬の世界・シベリア…。わずかな食料での過酷な労働が続く日々。死に逝く者が続出する地獄の強制収容所(ラーゲリ)に、その男・山本幡男は居た。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます。」絶望する抑留者たちに、彼は訴え続けた――身に覚えのないスパイ容疑でラーゲリに収容された山本は、日本にいる妻・モジミや4人の子どもと一緒に過ごす日々が訪れることを信じ、耐えた。劣悪な環境下では、誰もが心を閉ざしていた。 ¥440 2 謎解きはディナーのあとで 休暇のクルーズとしてシンガポール行き豪華客船「プリンセスレイコ」号に乗り込んだ令嬢・宝生麗子と執事・影山。久々の休みに何をしようかと心を躍らせる麗子だったが、それも束の間、船から奇妙な遺体が海に落とされる。緊迫する状況の中、あの男の声が…。「はいはいはい」迷推理を得意とする麗子の上司・風祭警部だった。風祭は国立市からシンガポールへ寄贈されるアート作品「Kライオン」の警備で乗船してきていたのだった。そこに犯人からの声明文が船に届く。しかも、その発信先は船の中。容疑者は乗客・乗員3,000人全員!船がシンガポールに到着するまであと5日。そして起こってしまう第2・第3の事件。その時、影山の名推理が炸裂するかと思いきや、「お嬢様、今回の事件の真相、皆目見当もつきません」と何と影山もお手あげ状態。影山と麗子の命運はいかに?! ¥330 3 HERO(2015) ネウストリア公国大使館の裏通りで、パーティーコンパニオンの女性が車にはねられ死んだ。東京地検城西支部の久利生公平検事(木村拓哉)は、事務官の麻木千佳(北川景子)と共に事故を起こした運転手を取り調べる。すると、ふたりの前に、かつて久利生の事務官を務めていた雨宮舞子(松たか子)が現れた。現在、大阪地検難波支部で検事として活躍する雨宮は、広域暴力団が絡んだ恐喝事件を追っており、その重要な証人が、久利生が担当する事故の被害者女性だったのだ。これは単なる交通事故ではない。そう感じた久利生と雨宮は合同捜査を開始するが、日本の司法がまったく及ばない「治外法権」の壁が立ちはだかる。諦めずに大使館に詰め寄る久利生だが、やがて外務省からの圧力も受けるようになる。果たして、久利生は「大使館の壁」の向こう側にある真実に辿り着くことができるのか―。 ¥330 除外キーワードで絞り込む を除く 他の条件で探す 新着 ランキング 作品一覧 価格から探す 0〜99円 100〜299円 300〜399円 400〜699円 1000円〜