1 ワールド・ウォー20XX 世界最終戦争 20XX年。ロボット技術が、飛躍的に進化した未来世界。最新型A.I.の《メドゥーサ》が、暴走を開始した。世界中のあらゆるネットワークに侵入し、邪魔をする者はドローン攻撃で排除する。その最終目的は、《機械》による世界支配のため全人類を抹殺することだった。米軍が極秘開発していた戦闘用ロボット《エアリス》も、メドゥーサの手に落ちた。メドゥーサは世界各国の軍事システムをコントロールし、全面攻撃を開始しようとしている。それは、機械の勝利、人類の滅亡を意味していた……。 ¥330 2 シン・宇宙戦争 天文学者のアリソンは、火星で発生した異変を知る。地中から巨大な飛行物体が出現、地球に向かっているのだ。UFOの編隊は、ニューヨークに飛来。内部から現れた三足歩行兵器《トライポッド》の攻撃で、アメリカは大パニックに陥った。侵略者と米軍の激戦が続く中、アリソンは敵の研究を続け、恐るべき事態を知る。ヤツらは自分たちが移住できるよう、地球の大気を火星と同じ成分に変えようとしている。そしてそれは、人類の死滅を意味するのだ……。 ¥440 3 86―エイティシックス― ギアーデ帝国が開発した完全自立無人戦闘兵器〈レギオン〉の侵攻に対応すべく、その隣国であるサンマグノリア共和国が開発した無人戦闘兵器〈ジャガーノート〉。だが、無人機とは名ばかりであり、そこには“人”として認められていない者たち――エイティシックス――が搭乗し、道具のように扱われていたのである。エイティシックスで編成された部隊〈スピアヘッド〉の隊長である少年・シンは、ただ死を待つような絶望的な戦場の中で、ある目的のために戦いを続けていた。そこに新たな指揮管制官〈ハンドラー〉として、共和国軍人のエリート・レーナが着任する。彼女は幼い頃、エイティシックスに命を助けられた経験を持ち、“人型の豚”として蔑まれていた彼らを人間として接しようとしていた。戦争のための道具でしかなかったエイティシックスの少年と、将来を嘱望されるエリートの才女。決して交わることがなかったはずのふたりが、激しい戦いの中で未来を見る――。 ¥220 無料あり