１人は覇道の王・康熙帝、もう１人は幼馴染。２人の愛の間で、琳琅の心は揺れ動く――

大ヒットラブ史劇「宮廷女官 若曦（じゃくぎ）」を手がけた監督の新作で、二人の愛の間で、宮女・琳琅の心は揺れ動く宮廷純愛史劇の決定版として放送前から話題沸騰！

中国の視聴率はほぼ全話で1位で、豪華で美しい衣装、音楽、巧みな物語から切ないエンディングまで視聴者から熱い支持を得ました。

数々の名ドラマを生んだ清代宮廷を舞台に、寵愛を争う後宮の物語を脱して描く “純愛”ラブストーリーに、最後まで目が離せません。

＊監督：ウー・ジンユアン（「宮廷女官 若曦（ジャクギ）」「射鵰英雄伝」）

＊脚本：ラオ・ジュン他

時は清康熙八年 。年若い康熙帝は、専横を振るっていた宰相オーバイを捕らえ、残党の一掃を始めた。忠臣の阿布鼐（あふだい）もオーバイの一味であると見なされ、十歳になったばかりの娘、良児（りょうじ）は一族皆殺しを目の当たりにする。

だが、幸いにも逃げ延びることができ、 逃亡中に葉三（ようさん）と名乗る少年（康熙帝）に出会った。二人は相手の身分を知らない状況で、生死に関わる経験をともにすることとなり、別れ際に再会の約束を交わし合った。

ようやく親戚の納蘭府にたどり着いた良児だったが、思いかけず記憶を失ってしまう。納蘭容若（ならん・ようじゃく）は、良児を朝廷に引き渡そうとする父を説得。身の安全のため、彼女の名前を衛琳琅（えい・りんろう）と変え、偽りの出自を教えて甲斐甲斐しく世話をした。

納蘭家の使用人となった琳琅は容若とともに成長し、数年後にはお互い愛情を感じるようになっていた。 しかし、琳琅が納蘭家に災難を招くのを危惧し続けている容若の父や姉が２人の淡い恋を喜ぶはずもなく、彼女を家から追い出して宮中で働かせることに。琳琅は宮女となった。

三年後。ついに康熙帝は琳琅と出会い、八年前から探し続けていた良児だと確信を持つが、彼女に当時の記憶はない。

康熙帝があらゆる手段を使って彼女に記憶を思い出させようとする一方、康熙帝の侍衛である容若は、秘密裏に彼女を遠くへ逃そうと画策する。一人は覇道の王、もう一人は幼なじみ。二人の愛の間で、琳琅の心は揺れ動くのだった…。