空のない世界から DVを受けた旦那から逃げ出してきた麻衣香(兒玉遥)が辿り着いた場所は、郊外にポツリと佇むラブホテル。誰にも知られぬよう、住み込みで働きながら娘のさくら(つむぎ)を育てて早7年、さくらは小学校に通う年齢に。しかし戸籍を取得しておらず、麻衣香は娘にどうしてあげたらいいのか分からない。そんな時彼女の背中を押したのは、世の中から「必要ない」とされている人々だった。 ¥550 夜明けまでバス停で 2020年11月の深夜。寒空の下、大道路沿いにあるバス停の細いベンチに、うつむくように腰をかけた三知子(45)が、このところ「いつものように」仮眠をとっていた―。以前、三知子は居酒屋で住み込みアルバイトとして働いていたが、突然のコロナ禍により仕事と家を同時に失ってしまう。コロナ禍で新しい仕事もなく、ファミレスや漫画喫茶も閉まっている。途方に暮れる三知子の目の前には、街灯が照らし暗闇の中、そこだけ少し明るくポツリと佇むバス停があった―。これは、ある日誰にでも起こりうる、日本の社会の危惧すべき現状を描いた物語である―。 ¥550 京都寺町三条のホームズ 京都の寺町三条商店街にポツリとたたずむ、骨董品店『蔵』。女子高生の真城葵はひょんなことから『蔵』の店主の息子、家頭清貴と知り合い、アルバイトを始める。清貴は、物腰は柔らかいが恐ろしく勘が鋭く『ホームズ』と呼ばれていた。葵は清貴とともに、客から持ち込まれる骨董品にまつわる様々な依頼を受けていく。 ¥220 無料あり みうらじゅんと安齋肇の勝手に観光協会 勝手に観光協会とは、みうらじゅんと安齋肇により1997年結成。頼まれもしないのに、○勝手に各地を視察 ○勝手に観光ポスターを制作 ○勝手にご当地マスコットを考案 ○勝手にご当地ソングを制作&旅館録音(リョカロク)し続けている大きなお世話ユニットである。 ¥110 除外キーワードで絞り込む を除く