ウィズアウト・ボディ 田舎町の外れに建つ古い一軒家に越してきた作家のアレックスと、長女レイチェル、次女ソフィーのギブス一家。火事で愛する妻を亡くしたアレックスは、新刊本の調査も兼ねた引越しで心機一転しようとしていたが、レイチェルからは現実逃避だと反対されていた。ある日、ソフィーは「この家に友だちがいる」と言い始め、電話の開通工事で地下室に入った業者は、不気味な男の子を見たと逃げ出す始末。しかも隣人のハナから、「この家は呪われている」と忠告を受けるアレックス。著書“ASOMATOUS(非物質的なもの)”を出版するなど、幽霊を信じない彼は殺人事件があった家だとは承知していたが、次第に不気味なことが続出する事態を無視できなくなり…。 ¥330 海峡 青函トンネル開通工事という巨大プロジェクトに関わった人々の生き様を描く群像巨編。青函トンネル作りに執念を燃やす国鉄の技術調査員・阿久津剛、昭和29年青函連絡洞爺丸が台風のため遭難し母と死に別れた成瀬仙太、そして、関門、深沢、倶利伽羅と日本中のトンネルを掘り続けて来た明治生まれの岸田源助。世代の違う三人の男たちが、津軽から北海道へ、津軽海峡の底に“道”を築き出して行く。「日本沈没」「八甲田山」の森谷司郎監督が、日本の四季を織り交ぜて描いた壮大な人間ドラマ。 ¥330 除外キーワードで絞り込む を除く