1 終極筆記 ある日、盗掘の名家“九門(きゅうもん)”の末裔(まつえい)・呉邪(ウー・シエ)の元へ身に覚えがない自分の姿が映ったビデオテープが届く。そのビデオを調べていくと不老長寿を願った女王の宮殿・西王母(せいおうぼ)宮について記された筆記(ノート)が見つかる。真相を求めるため、呉邪は仲間の張起霊(チャン・チーリン)や王胖子(ワンパンズー)たちと西王母宮を目指すことに。巨大なトラップや恐ろしい生き物たちが行く手を阻むが、仲間たちと助け合いながらなんとかたどり着き叔父の呉三省とビデオの鍵を握る人物から謎の一部が明かされるも、呉三省は失踪し張起霊は記憶喪失となり謎はさらに深まってしまう。西王母宮から戻った呉邪は全ての謎を解明すべく各地を飛び回る中で、湖のある村・バーナイでは一度殺され蘇(よみがえ)った奇妙な発掘隊や、あとをつけて攻撃してくる不思議な人物に遭遇し得意の推理と行動力で次々と謎を解き明かしていく。九門の長老である霍仙姑(フォシエングー)と手を組んだ呉邪は新たな冒険に出るが、そこには呉邪の想像を超える危機と現実が待ち受けているのだった。 ¥220 無料あり 2 沈香の夢:後編~燃え尽きぬ愛~ 四大神器の3つを体に入れて仙衣を修復した唐周は、柳維揚の陶子炁への愛を目の当たりにして自分も顔淡に愛を告白する決心をする。だが、辛い愛の記憶を取り戻した顔淡は唐周が掌門にはならずに彼女を大切にしたいと言っても信頼できずに拒絶する。一方、余墨は顔淡が記憶を取り戻したこと、唐周が応淵だったことを知り…。 ¥220 無料あり 3 沈香の夢:前編~蓮の花芳る時~ 癒しの力があるという上古遺族の四葉の蓮に咲いた2輪の花が仙界で人の姿となり東極青離帝君・応淵(おうえん)によって姉は芷昔(しせき)、妹は顔淡(がんたん)と名付けられる。それから500年。霊力の弱い芷昔は懸命に仙法の修練を続けて妙法閣・副主事となり、霊力が強い顔淡は出世に興味を持たずに北溟(ほくめい)仙君の下で魚の餌係として気ままに暮らしていたが……。 ¥220 無料あり 除外キーワードで絞り込む を除く