1 シークレット・ブティック 幼い頃に両親を亡くし、児童施設で育ったジェニー・チャン(キム・ソナ)。18歳の時、銭湯での住み込みの仕事をしていたジェニーは、デオグループの会長キム・ヨオク(チャン・ミヒ)に気に入られ、ヨオクの長女ウィ・イェナム(パク・ヒボン)の世話係として、ウィ家に引き取られる。時は過ぎ、上流階級のマダムたちが集うJブティックの女社長にのし上がったジェニーは、ユンチョン市の開発権を獲得する争いを巡って、イェナムと対立していた。最終的にはデオグループを自分のものにするという野望を胸に秘めたジェニー。なぜならジェニーこそが、デオグループの先代会長の真の孫娘であり、ヨオクはウィ家とは無関係の偽者だったからだ。 ¥220 無料あり 2 マルモイ ことばあつめ 1940年代・京城(日本統治時代の韓国・ソウルの呼称)― 盗みなどで生計をたてていたお調子者のパンス(ユ・へジン)は、ある日、息子の授業料を払うためにジョンファン(ユン・ゲサン)のバッグを盗む。ジョンファンは親日派の父親を持つ裕福な家庭の息子でしたが、彼は父に秘密で、失われていく朝鮮語(韓国語)を守るために朝鮮語の辞書を作ろうと各地の方言などあらゆることばを集めていました。日本統治下の朝鮮半島では、自分たちの言語から日本語を話すことへ、名前すらも日本式となっていく時代だったのです。その一方で、パンスはそもそも学校に通ったことがなく、母国語である朝鮮語の読み方や書き方すら知らない。パンスは盗んだバッグをめぐってジョンファンと出会い、そしてジョンファンの辞書作りを通して、自分の話す母国の言葉の大切さを知り・・・・。 ¥440 除外キーワードで絞り込む を除く