1 白頭山大噴火 北朝鮮と中国の国境地帯にそびえる白頭山で観測史上最大の噴火が発生。遠く離れたソウルもマグニチュード7.8の大地震の直撃を受け、無数の市民が大パニックに陥った。この未曾有の危機的事態に直面した韓国大統領府は、白頭山の地質に詳しいカン教授(マ・ドンソク)に協力を要請。朝鮮半島全土に甚大な被害を及ぼすであろうさらなる大噴火を食い止めるため、カン教授の研究理論に基づき、特殊チームを北朝鮮に送り込む極秘作戦が決定する。はからずも朝鮮半島の命運を担う指揮官となった韓国軍爆発物処理班のチョ・インチャン大尉(ハ・ジョンウ)とそのチームは、協力者である北の工作員リ・ジュンピョン(イ・ビョンホン)と合流するが、彼らの行く手には想像を絶する苦難が待ち受け、恐るべき大噴火へのタイムリミットが刻一刻と迫ってくるのだった……。 ¥440 2 KCIA 南山の部長たち 1979年10月26日、大韓民国大統領直属の諜報機関である中央情報部(通称:KCIA)部長キム・ギュピョン(イ・ビョンホン)が大統領(イ・ソンミン)を射殺した。大統領に次ぐ強大な権力と情報を握っていたとも言われる KCIAのトップがなぜ?さかのぼること40日前、KCIA元部長パク・ヨンガク(クァク・ドウォン)が亡命先であるアメリカの下院議会聴聞会で韓国大統領の腐敗を告発する証言を行った。更には回顧録を執筆中だともいう。激怒した大統領に事態の収拾を命じられたキム部長は、アメリカに渡り、かつての友人でもある裏切り者ヨンガクに接触する。それが、やがて自らの運命をも狂わせる哀しき暗闘の幕開けとも知らず・・・。 ¥440 除外キーワードで絞り込む を除く