1 夜の外側 イタリアを震撼させた55日間 後編 赤い旅団のメンバーであるアドリアーナ・ファランダ(ダニエーラ・マッラ)は、プロレタリア革命は成功すると強く信じ、愛する娘と離れ、運動に身を投じている。1977年に起きた大学の経済学部長襲撃事件にも実行犯として関与し、誘拐前のモーロを尾行するなど積極的に活動するも、モーロ誘拐の肝となる活動には参加させてもらえないことに不安も覚えていた。一方で赤い旅団は、誘拐に成功したことで入団を希望する人間が増え、活動は順調にいっているかのように見えた。 ¥440 2 夜の外側 イタリアを震撼させた55日間 前編 1978年、イタリア。戦後長らく政権を握っているキリスト教民主党の党首アルド・モーロ(ファブリツィオ・ジフーニ)は、共産党との連立政権を実現させるべく奔走していた。これは冷戦下で西側と共産主義が手を取ることを意味していたために、国内外問わず、激しい反発を受ける。無論、党内のモーロと対立する右派系の派閥からの批判も非常に強く、モーロと旧知の仲であるバチカンの教皇パウロ6世(トニ・セルヴィッロ)にも苦言を呈される。それでもモーロは交渉を続け、連立政権の話はまとまった。 ¥440 3 エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命 1858年、ボローニャのユダヤ人街で、教皇から派遣された兵士たちがモルターラ家に押し入る。枢機卿の命令で、7歳になる息子エドガルドを連れ去りに来たのだ。取り乱したエドガルドの両親は、息子を取り戻すためにあらゆる手を尽くす。世論と国際的なユダヤ人社会に支えられ、モルターラ夫妻の闘いは急速に政治的な局面を迎える。しかし、教会とローマ教皇は、ますます揺らぎつつある権力を強化するために、エドガルドの返還に応じようとしなかった…。 ¥440 4 肉体の悪魔 4Kリマスター版 テロリストに父を殺されたジュリア。父の墓碑に花を供え、その足で法廷に向かった。彼女の婚約者のジャコモはテロ事件に関与し、法廷で審議を受けては長く投獄されているのだ。ある日の法廷で、檻の中に入れられたテロリストの男女が抱き合いはじめ、傍聴席でそれを見ていたジュリアは興奮し、となりに居合わせた若い高校生のアンドレアにしがみつく。アンドレアはジュリアの不思議な魅力に惹かれ、出会ったふたりは激しく恋に落ち、ジュリアの新生活のために用意された新居で幾度も逢瀬を重ねるのだった…。 ¥440 5 結婚演出家 現代イタリア映画界の重鎮マルコ・ベロッキオ監督による、映画監督を主人公に据えた、渾身作。 ¥440 6 甘き人生 長い間夢の世界に生きてきた男が、一つの出会いによって覚醒を果たす―― ¥440 除外キーワードで絞り込む を除く