1 双嬌伝~運命の姉妹と2人の皇子~ 霊陽の都で「符家の娘を娶れば帝王となる」という謡諺が流行し、それぞれ文と武に秀でる符家の姉妹・玉盞と金盞は権力闘争に巻き込まれていく。皇帝は養子の薛栄に皇位を継がせようと考えているが、薛家の血を持たぬ者が皇位につくのを不満に思う長公主は、さまざまな陰謀を画策して薛栄の即位を邪魔する。符家と国の安泰のために皇后として薛栄を支えようと考える玉盞だが、運命のいたずらで金盞が皇后となってしまった。それでも薛栄に惹かれる玉盞。薛栄への想いは愛なのか、家のための打算なのか? 確信が持てず揺れ動く心の行方は? ¥275 無料あり 2 燕雲台-The Legend of Empress- 契丹(きったん)人の国である遼の北府宰相・蕭思温(しょうしおん)の三女・蕭燕燕(しょうえんえん)は、父親と長女・蕭胡輦(しょうこれん)、次女・蕭烏骨里(しょううこつり)の愛を受けて真っすぐで勇敢な女性に育つ。そして、彼女は漢民族ながら遼の朝臣である韓徳譲(かんとくじょう)と出逢い、国の未来へ大志を抱く2人はやがて愛し合うようになる。一方、朝廷では暴君として恐れられる第四代皇帝・穆宗(ぼくそう)の座を狙い、権力争いが続いていた。そんな中、皇后を輩出する后(こう)族の筆頭である蕭家の三姉妹は、王位簒奪(さんだつ)の切り札とみなされていた。その結果、胡輦が穆宗の弟・耶律罨撒葛(やりつえんさつかつ)に、烏骨里が初代皇帝・太祖(たいそ)の孫・耶律喜隠(やりつきいん)に嫁ぐことに。残された燕燕は徳譲と婚約を結んでいたが、暗殺された前皇帝の息子で徳譲の親友である耶律賢(やりつけん)に見初められ…。 ¥275 無料あり 除外キーワードで絞り込む を除く